2017/8/7 しまなみ海道走破 (7/27 一日目)

 先月末、しまなみ海道を自転車で渡ってきました。しまなみ海道は下の図のようにこれまでにも二度訪れています。
尾道・向島・因島)、(今治・大島・伯方島
しまなみ海道 (600x590)
で、真ん中の二島、生口島と大三島が残されていました。

 今回は尾道から今治まで通して走ろうというのですが、一日で走破するのは体力的に自信が無いので、途中で一泊することにしました。第一日のコースは尾道から、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、と渡って、伯方島で一泊しようという計画です。
27日のルート (600x498)


 広島駅を朝6:19発の普通列車で尾道まで。この時間ですと、通勤通学の方々で車内はいっぱいです。その中で、これから遊びに行くこの白髪のオッサンはどういう存在でしょうか? 申し訳ないのでついついうつむき加減に。

 8時すぎに尾道着。坂の街と呼ばれる様子が良くわかります。尾道駅は改装工事中のようでした。
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 すぐ前が尾道水道、これを渡船で渡ります。
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 一団のサイクリストが乗り場に集まってきました。
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 やがて向かいの島から渡船がやってきて、これに乗り込みます。
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 今回は自分の自転車は持ってこなかったので、レンタルの自転車です。渡船乗り場の近くで借りられます。
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一日千円ですが、二日間借りて、しかも尾道には戻って来ず今治のサイクルステーションに乗り捨てるつもりなので、その費用も含めて3000円払いました。GIANTという台湾メーカーのEscapeというクロスバイク。頼りにしてまっせ。

 渡船に乗り込んでみたら同乗のサイクリストは皆外国の方々。渡船のオジサンも慣れたもので、若干の英単語とボディランゲージでまったく問題なくコミュニケーションできているようでした。 
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 穏やかな尾道水道。
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 対岸から見る尾道。
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対岸について走り出したのが、ちょうど10時ごろ。今回は向島、因島、生口島、すべて東岸をたどるコースをとります。東岸をたどると島を時計回りにまわることになり、道の左端を走る自転車としては、海が近く感じられるためです。

 やがてアップダウンのきついところにさしかかりました。
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 夏休みの孫を連れておじいさんがセミ取りに。
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 穏やかな海。しまなみ海道から東側の島々は、普段目にしないのでどれがどこの島かまったく見当がつきません。
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 やがて因島にわたる因島大橋が見えてきました。
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 2013年に来た時もこの橋は渡りました。二階建てになっていて、上が自動車、下が徒歩と自転車の通路です。
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前回は海面に近い道路からこの高さまで登るのがけっこう大変に感じましたが、その後あちこち島巡りをしてきた結果、ちゃんと自転車でも上がれる程度の勾配で設計されていることがわかり、あまり苦になりません。

 渡り切って因島に入りました。下から眺める因島大橋。
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 釣り人がいます。何が釣れるんでしょうね。
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       鯊釣や国道はしる橋の下    切通し
上の句は松山市の俳句ポストというサイトから拾ってきました。作者のお名前は切通しという俳名しかわかりません。「鯊(ハゼ)釣」は秋の季語だそうですから鯊ではなさそうですが。

 さて因島も東岸を走ります。
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 途中、本因坊秀策囲碁記念館というのを見学しました。この因島の出身で幕末に活躍した囲碁の名手、本因坊秀策を顕彰する記念館です。私は碁はごく基本のルールは知っていますが、実戦はまったくしたことがありません。
 去る5月、人工知能AIが世界最強の棋士と言われた柯潔を圧倒したことは大変興味深く感じています。「シンギュラリティ」なんていう言葉がにわかに現実味を帯びてきたような。2045年に起きると予想している人もいるとか、その真偽を見るためには私は92歳まで生きねばなりません。

 などと余計なことを考えながらペダルを踏み続けると、因島東岸の難所(自転車にとっては難所)である、水軍スカイラインにさしかかります。「水軍」というのはここ因島がその昔村上水軍の根拠地の一つであったことにちなむ名前だと思います。

 こんな坂道が8㎞ほど続きます。
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登っては下り、また登っては下り・・・

 登りきったところは眺望がすばらしい。
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 さきほど通過してきた道がかすかに見えます。
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 ヘロヘロになりながらも必死にペダルをこいでいたら、路面に何かが。
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 玉虫です。
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 私は昔子供のころ昆虫少年だった時期があり、虫はいろいろとっ捕まえたのですが、玉虫はこうして間近に見た記憶がありません。東北には少ないのかな?
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 母は、「玉虫を箪笥に入れておくと衣装持ちになる」とか言っていました。
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 玉虫に遊んでもらって少し息を入れました。

 樹間を振り返ると因島大橋がはるか遠方にに見えました。
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 さらに坂道は続きます。
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 東屋のある休息所、助かります。
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 ここもすばらしい眺望。
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 やがて水軍スカイラインの南端、9%の勾配が1.4㎞続く長い下り坂を転げ落ちて難所は終わり。小さな峠を越えると因島の西岸に出ます。しばらく行くと次の橋、生口橋が見えてきました。
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 時刻はもう午後1時近くになっています。腹ごしらえを。2013年にもたべたお好み焼き屋さん、米ちゃんに行きました。
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お好み焼き500円。

 他にお客さんもいなかったので、女将さんと少し話をしました。自転車の客は多いそうです。わたしが外国の人も多いでしょう?、と聞いたら、そうでもないそうです。広島のお好み焼きは注文するのにいろいろ指定項目(入れるのは蕎麦かうどんか、肉・海老・イカなどオプションの指定、トッピングはどうするか、など)があり、まったく初めての人にはちょっと敷居が高いかもしれません。私も広島に転勤して1年ほどは、どうやって注文して良いものやら不安でした。
 もう一つ女将さんが言っていたのは、宗教上の理由で豚肉を食べない方々がいて、ほとんどの場合豚肉が入るお好み焼きは忌避されるようだ、とのことでした。なるほどそういうこともあるんですね。

 さて昼食も終わり、いよいよ未知の領域、生口島、大三島へ。

 生口橋を渡ります。斜張橋です。
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 生口橋の上から東方向を。
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 生口島に入りました。
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この島も東岸をたどり、次の大三島へ。生口島東岸は因島と異なり海岸沿いの平坦な道が続き、割と楽チンに走破。

 多々羅大橋です。しまなみ海道のちょうど中間。
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 多々羅大橋に上がる坂道の周りはレモン畑。
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 まだ青い実ですが、確かにレモンです。
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 このあたり瀬戸田町は、日本のレモン発祥の地。
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 多々羅大橋は、斜張橋としては完成当時(1999年)世界最長、現在でも国内最長だそうです。
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橋の途中の路面に、広島県/愛媛県の県境が表示してありましたが、写真撮り忘れ。
 実はもう3時近くで少しバテてきて、写真を撮る余裕が無くなりつつありました。それにここから先さらに二島(大三島、伯方島)を走らないとこの日の宿にたどり着けません。ぼやぼやすると陽が暮れる・・・

 橋の上から。
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 多々羅大橋を渡り切った大三島側に、道の駅多々羅しまなみ公園があります。
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「サイクリストの聖地」という石のオブジェがありました。記念撮影スポットでしょうね。

 大三島は西岸に大山祇神社など見所が多いのですが、そちらにまわる時間的・体力的余裕がありません。多々羅大橋から大三島橋まで東岸をスーッと走っただけ。

 大三島橋が見えてきました。
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これを渡れば今晩の宿がある伯方島です。

 見れば激しい潮流が。
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 これを渡って伯方島に入り、今度は南岸をひたすら東に走り、夕方5時ごろこの日の目的地、木浦港着。ヤレうれしや。
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 宿は、さらさや旅館。バス・トイレ共同で、1泊2食付9300円。
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自転車客がほとんどのようです。この日は私のほかに、日本人、外国人、各1カップルが泊まっていました。

 ゆっくり風呂に入り、お楽しみの晩御飯。ご飯は鯛めし。
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 刺身盛り合わせ。
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しまなみ海道でなぜイクラが出てこなくてはイカンのか? それにこのエビはア★▼▲★ン赤エビのように見えるが・・・、とか色々小うるさいことを言いたくなりますが、自重。
 一つ珍しかったのは、写真右奥に見えている黄色い刺身のツマ、あれは「そうめんカボチャ」(金糸瓜)というものだそうです。私は初めて。この辺では普通に使う野菜です、とのことでした。

 タイのから揚げ。
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日頃揚げ物を食べられないのでとても満足。

 サザエのつぼ焼き。
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OKです。

 タイの兜を炊いたもの。
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お魚者の意地もあって、すっからかんになるまでしゃぶってやりました。

 タコの揚げ物。(これは、アヒージョというものらしいです。)
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ナイフとフォークがついているのは、噛み切れない人がいるからかな?

 この宿では自転車客にはグラスビール一杯がサービスされます。もちろんそれで足りるわけがなく、お酒を。今治市の銘酒、山丹正宗の冷酒、300mlが1000円。
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2本も飲んでしまいました。

 タイ飯を2杯もお代わり。すぐ寝てしまいました。メデタシメデタシ。


 翌日、7/28の記録は続編で。

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No title

アナゴさん 今晩は
矢張り島めぐりは景色が良いですね。説明が親切。これは何時もの通りですがね、一言言いたくなりますね。
橋橋橋橋多くてどれも立派ですね。知人に橋梁の専門家がおります。その方が関わった橋も多いと思いますね。
外国人の行動力には感心しますね。

赤エビの指摘 間違いないと思いますね。

相子さん

今晩は、今回もコメントありがとうございます。

さすがにしまなみ海道走破、ちょっと疲れました。
橋はどれも見て美しいです。
人間の作った構造物として、最も美しいものの一つが橋じゃないでしょうか。

宗教的建物とかお城とか、美しい構造物はほかにもありますが、
人と人をつなぐという役目を負っている橋の美しさは別格だと思います。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

しまなみ海道のサイクリング、お疲れさまでした。
景色はもちろん、島々をつなぐ橋、美しいですね。
日本一の斜張橋の多々羅大橋、見てみたいなあ。

サイクリングに配慮した勾配があるなんてすごいですね。
なので海外からのお客様も多いのでしょうか。

お宿の食事、お魚尽くしなのが嬉しいですね。
そうめん南瓜、食べるのもさっぱりしていておいしいですが
熱湯に入れてゆでるとハラりとほぐれる瞬間が楽しいです。

後半の旅行の様子も楽しみです。

はるさん

こんにちは、はるさん。
コメントありがとうございます。

天候にも恵まれ(恵まれすぎて焼けてしまいましたが)、とてもいい旅でした。
車でドライブなさる方もいらっしゃいますし、
あるいは全コース走破しなくとも一部だけレンタル自転車で走ってみるとか、
いろいろな楽しみ方があるようです。

松山道後温泉のついでに、とか、
尾道、倉敷観光のついでに、とか。
機会があれば。
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