2016/3/13 ナマコ、アカガレイ

 東北の震災から5年がたちました。私自身は被災者ではないのですが、岩手県に生まれ育ち、かつ学生時代を仙台で過ごした者として、全国の皆さん、全世界の皆さんが被災地に寄せてくださった物心両面の暖かいお気持ちに深く感謝しております。五年というこの区切りの機会に、改めて御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。


 さて、3月11日というのは実は私の誕生日で、六十ウン歳になってしまいました。11日の金曜日、職場からは休みをいただいて宇品港に行ってみました。5年前のあの日あの時刻、私は宇品港から松山に向かうフェリーの船上にいたのです。あの日も金曜日でしたね。

IMG_2085 3月11日の宇品港(640x453)
少し肌寒い埠頭で14:46を迎え一人黙祷。


 翌日12日は3月の第二土曜だったので、上八丁堀の高層マンション前の広場で朝市。いつにもましてにぎわっていました。魚屋さん、大きなタイ、ヒラメがいずれも1500円で魅力的。アカムツ、一昨年の錦織選手「ノドグロ食べたい」発言以来人気急上昇の魚ですが、これも一尾1500円、お店の方が「今日はたまたま安く仕入れることができたが、いつもはもっと高いヨ。」とおっしゃっていました。いろいろ迷った末に、アカガレイとナマコを買いました。いずれも1尾300円。(ナマコは1尾、って数えるのか?)

 そのあと合同庁舎の敷地を抜けて広島城へ。お堀に水鳥がいました。近寄っても逃げず、むしろ近寄ってきます。
IMG_2100 広島城お堀の水鳥(640x534)

 「キンクロハジロ(金黒羽白)」という鳥のようです。
IMG_2104 キンクロハジロと鯉(640x427)
大きな鯉も。そのまま帰宅。



 こんな連中です。ナマコを買ったのはいつ以来でしょうねェ・・・、ひょっとすると2010年の年末が最後かも。
IMG_2172 アカガレイ、ナマコ(640x568)

 アカガレイは35㎝、427g。買うときは刺身にしてやろうと思って買ったんですが、ちょっと用事があったりして時間に追われ、手をかけてさばくのを断念、焼いてみました。
IMG_2174 アカガレイ焼き物(640x616)
皮がはがれそうになったり、背骨近くがまだ生っぽかったり、「簡単な焼き魚」と思いましたが何事も熟練が大事。でもおいしいですね。


 ナマコ、21㎝で392gというでっかいもの。重さをはかったりしてさわったため、危険を感じたのでしょう、突然腸など内臓を吐き出しました。これも回収して塩辛に。

 半分は普通に刻んでポン酢で。
IMG_2173 ナマコ酢(632x640)
今日の酒は長崎の壱岐の酒。壱岐といえば壱岐焼酎ですが、これはちゃんとした日本酒。壱岐市の重家酒造、確蔵「ぼくらの想い」という酒銘は何を語っているのでしょう。山田錦の特別純米生酒。
 だいたい長崎県の蔵の酒って探してもなかなか見つからないのですが、これは前日宇品港に行った帰路に酒商山田の本店によって見つけたものです。市内幟町に支店ができて以来、酒商山田の宇品本店に行く機会はめっきり減りましたが、久しぶりで行ってみるとレイアウトも少し変わっていたり、なかなか面白いです。日本酒の品ぞろえも、幟町支店と少し違っているようで(あくまでも私の印象ですが)、これは時々偵察に来にゃならんなァ・・・と再認識。一升2700円(税込)。

 ネットでナマコについて色々みていたら、「蒸しナマコ」というのにぶつかりました。で、半分蒸してみました。
IMG_2178 蒸しナマコ(640x627)

 この汁は、醤油のような色をしていますが、ナマコから出たものです。とてもナマコっぽい味の汁。
IMG_2178 蒸しナマコ(640x609)
で、本体はというと少し柔らかく噛みやすくなって、肉厚でもOK。不思議な食べ物です。




 昨日午後、また宇品港に行ってみました。広島みなとフェスティバル、というお祭りをやっており、たくさんの屋台などができていました。
IMG_2167 屋台(640x517)
大変いい天気。

 海上保安庁のPR。子供が、あのキャラクターの着ぐるみを怖がっています。そうだよね。よく見れば不気味。担当者(だれ?)の再考を促したい!!!
IMG_2133 海上保安庁(640x508)

 こっちは大丈夫のようです。
IMG_2137 何?(640x539)

 広島といえばお好み焼き、なかなか家庭で本格的なお好み焼きを体験することは無いのでしょう、とても人気がある「お好み体験」。
IMG_2143 お好み体験(640x566)

 もちろんこれも。今年は広島市内の蔵、六蔵あるそうですが、そこから出品。
IMG_2150 広島酒(640x427)
私もちょっとだけ。


 コブシがもう咲いていました。
IMG_2156 コブシ(640x498)




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No title

アナゴさん  今日は
あの日私と夫はテレビを見ていました。大きな揺れでテレビは倒れ、余震の来る前に元の位置に立てましたが、壊れて仕舞いました。ですが半分は見えましたので、情報に釘付けでした。エレベーターが止まり、階段を使ったのが引き金になったのか、以来脚の痛みは続いております。私事で済みません。
現地の犠牲者の方のことを思いますと、切なくなります。

コブシの花も咲き始めたとは。暖かくなりましたね。お堀の鯉も鳥達も水に和んでいますね。

なまこの蒸しは知りませんでした。試して見たいです。

鰈の焼きは美味しそうですね。最近私は厚い身の時は、30秒ほど電子レンジで熱を与え、それから焼きます。鰤カマのような大きな物は1分ほどしますが、焦げすぎなくて良いですよ。

今日は私は魚を買い出しに行きました。買って来たものを小分けにし、冷凍にしたり、アサリの砂吐かせをしたりしております。とても楽しいです。

相子さん

今晩は、相子さん。

あの震災の時は、首都圏もたいへんだったようですね。
私の従兄弟が千葉県(松戸?)にいるのですが、勤務が新宿で、
地震の後、とりあえずビルの外に出ようと何階も階段を下りたけれども、
結局帰宅の見込みが立たないので、また登った、とか、いろいろ話を聞きました。

魚屋は面白いですよね。
気を付けているとちゃんと季節が見えますし。
今から貝の美味しい季節で、アサリがまさに旬ですね。

No title

海のダイヤ(は干し海鼠か(^_^;)、今年は食べそびれてるわ。

蒸しなまこって不思議な食べ方があるんですね。
以前赤なまこが安い時に3個ほど買い込んで生食するつもりで残りを冷凍保存したことがありますが・・・

解凍したら、グニャグニャでスライムみたいになっちゃいました。
それで本体を適当にカットして塩辛にしたのですが、メレンゲみたいな泡っぽい食感で、このわたの風味はするものの、「何にゃこりゃ?」であんまり美味しく感じられませんでした。
あとで調べたら、海鼠の冷凍保存は「それだめ~」なんだそうです。

本体の塩辛の風味はよかったので、次回このわたを作る時、本体スライスも加えて増量してやろうと思ってます😄

akiciciさん

今晩は、akiciciさん。

ナマコって不思議ですよね。
日本ではほとんどナマコ酢しか使い道がないのに、
これが干物になるとどえらい高価な中華食材になるとか。

そういえばはるか昔、私がまだ青年で(笑)アメリカ暮らし(涙)をしていた時に、
両親を初めての外国旅行に米国に呼んだことがありました。
米国の首都、某W市で中華飯店で食事した後のお勘定でギョッとしたことがありました。
それがこの干しナマコ君(時価)のせいだったんです。
ジカ熱、あ、関係ないか・・・

そういえば数年前、明石かどこかあの辺で、
ナマコの密漁で数億円を稼いだ親子が逮捕、っていうニュースの記憶があります。
数億円ですか!!! ナマコで数億円!

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

もう5年なのか、まだ5年なのか。
あの日の光景、夢であったら良いのにと何度も思います。

時間に余裕が有る時は、カレイを薄塩水に短時間漬けて一夜干しにすると
焼いた時に皮が剥がれず旨味もアップするような気がします。
このお皿、とても楽しい趣向ですね。

なまこ、すっかり高級品になってしまいましたね。
内緒の話なんですけど、伊達の火発が見える辺りで釣りをしてると
たま~に釣れるんですよ‥美味しかったです(^_^;)
わたしは薄切りにしたものをに一息ついた熱湯をまわしかけたものを
酢の物にしていただきます。(これは冷凍可です、全然問題ありません)
海鼠腸(このわた)は調理中にサッと水洗いしてパクリ。
ホヤのような味わいです。

はるさんさん

今晩は、はるさんさん。
いつもコメント、ありがとうございます。

「一息ついた熱湯」、初めてお目にかかった言い方ですが、よくわかります。
これはお料理界では普通に使われる表現なんですか?
日々使い慣れているはずなんですが、日本語は奥深いですねェ。

一夜干し、いいですね。
なんでも刺身教の神様もかないません。

今週末はお彼岸、新緑がもうすぐ目の前です。
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