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2015/11/1 オオモンハタ (か?)

 11月になりました。急に寒さを感じた今朝の広島です。

ナンキンハゼ黄葉4 (640x465)

これは、ナンキンハゼの落ち葉、今から紅葉の盛りを迎えます。
ナンキンハゼ紅葉2 (640x465)
なぜこの葉っぱが登場したか? 昨日のお魚ツアーの途上、あまりにきれいだったので拾ってきたんです。
ナンキンハゼ紅葉3 (640x465)

 昨日も先週に続いて、横川(三篠町)の河野鮮魚店に出撃、10時前に着きました。もうお買い物を終えて出てくる方もいらっしゃいましたから、9時ごろから営業しているのでしょうか。
 
 いろいろある中に、ハタらしい魚が数尾並んでいました。一尾はすでにウロコを落とされ、下処理が済んでいるようですが、まだ手が付けられていないのもありました。その模様から、これは確か、オオモンハタ、という高級魚ではなかろうかと思案。値札が付いていないので恐るおそるうかがってみると、「250円かけて・・・」、つまり100g250円とのこと、計ってもらうと560gほどで1410円(+税)。ぎりぎり我が射程範囲と思い、それを買うことにしました。奥さんがそれをご主人の方に持って行ったのであわててそのまま持って行きたい旨お伝えすると、「あら、それじゃあ1350円にしてあげましょう。」といううれしいお言葉。どこのお店もこうあってほしいものです。税込みで1458円。

 奥さんが「もう締まっているからお刺身には無理だけど・・・」、とおっしゃっていましたが、広島ではいわゆる「ブラ」、すなわち死後硬直の始まっていないものでないと刺身にならない、と見なされているんです。しかし私は構わず刺身にするつもりで買いました。
 下に置いてあった水槽に同じ模様のもっと大きな魚が活けてありました。聞いてみたら、それは100g450円とのこと。「計ってみましょうか?」と聞かれましたがとても手が出そうにないのであわてて辞退、仮に1.5㎏としても7千円ぐらいということになりますからね。

 横川というところは広島の中心部から少し独立したような立地にあり、個性的な街です。あまり来ることが無いので、駅前など写真を撮りました。ちょうどハローウィンの日で、いろいろ行事が予定されていたようです。また別の機会にご紹介できればと思います。

 横川の南側で太田川が分岐して、西側に天満川という支流ができます。昨日はこの天満川の左岸の道を南下してみました。
IMG_0324 天満川左岸(640x409)

こんな感じの道がずうーっと続いており、秋は紅葉がきれいです。
IMG_0327 天満川左岸の黄葉(640x472)
 ケヤキでしょうか?

 その中で、ナンキンハゼが続いている区域があります。まだこんな感じで見ごろは少し先でしょう。
IMG_0333 ナンキンハゼ(427x640)
 このナンキンハゼの並木、毎年秋に剪定されるようです。年によっては紅葉が見ごろになる前に切られてしまったりして、行政の無風流にムッとしたこともあるんですが、ま、いろいろご都合があるんでしょう、お仕事ですからね。

 それでも少しだけ色づいた葉が落ちています。
IMG_0337 ナンキンハゼ紅葉(640x427)


 あんまりきれいなので家に連れて帰りました。
IMG_0346 ナンキンハゼ紅葉(640x506)

 で、これがゲットしたオオモンハタです。
IMG_0353 オオモンハタ(640x453)
ところが、これとよく似たホウセキハタという魚もあるようです。ぼうずコンニャクさんの市場魚貝類図鑑によりますと、オオモンハタは」尾びれの縁が白い、となっていますが、ご覧の通り擦り切れていてわかりません。ま、この際
        オオモンハタである
と言い切ってしまいましょう!

 こんな顔です。
IMG_0357 オオモンハタの顔(640x545)
不平不満が多い御仁のようです。

 三枚におろしました。皮が非常に強靭です。
IMG_0361 オオモンハタ サク(640x513)
この状態で200g。100g700円ということになります。

 昨日はこれだけだったので下ごしらえは早く終わり、午後は酒を調達に。久しぶりに幟町の酒商山田へ。先週の茨城に続いて関東を、群馬県の藤岡市、高井株式会社の巌、特純生酒を買いました。一升2890円。

 その帰路見た菊です。
IMG_0362 菊(640x591)

IMG_0371 菊の花(640x635)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて昨日は、あの架空の居酒屋から電話がかかってきました。

オヤジ:もしもし? アナゴさんのお宅ですか?
アナゴ:ハイハイ。どうしたの?
オヤジ:珍しい魚が入ったよ。
     オオモンハタ、って知ってるかい?
     早めに来てみたら。

と、一方的に告げて切れました。

 日が暮れるのを待って、ボチボチと出かけました。

アナゴ:今晩は、来たよ。
オヤジ:オゥ、いらっしゃい。
アナゴ:オオモンハタ、って初めてだ。

 突出しは付属品関係、肝、胃袋、皮でしょう。
IMG_0381 オオモンハタ付属品(634x640)

 さっそく刺身にしてもらいました。
IMG_0376 オオモンハタ刺身(575x640)

アナゴ:なんつうか、モッチリした食感だね。
     なかなか他の魚では味わえない感覚。
オヤジ:ウン、刺身に切る時も少し包丁にからみつくような感触だったよ。
     切り口を見てごらん、わかるだろ?
IMG_0378 オオモンハタ刺身(640x557)

オヤジ:も少し時間をおくと身がゆるんで、味がでてくるんだ。
アナゴ:明日また来ようかな。

オヤジ:最近アナゴさんはランキングが6位とか7位とか、そのあたりでウロウロしているねぇ。
     こんな酒どうだい? 
IMG_0382 巌(640x606)
オヤジ:群馬の巌だ。生酒だけど寒いから燗の方がいいだろ?
アナゴ: ・・・ かかあ天下にからっ風、ア、そういえば女将さんは?
オヤジ:いるよ。酒蒸しを作ってる、頭とカマだけど。

女将さん:今晩は、アナゴさん。
      ハタは蒸し物が良いのよ。
      中華料理で「清蒸石斑魚」ってあるでしょう?
      あれ、ハタが一番なんですって。
アナゴ:いただきます。それ、開高健の本で読んだことある。
IMG_0379 オオモンハタ酒蒸し(630x640)

 この酒はアルコール度数が17~18%と高く、けっこう効きます。

女将さん:じゃあ粗でお吸い物を作りましょうか。
      シイタケご飯どう?
アナゴ:そうしてください。
IMG_0384 オオモンハタ吸い物とシイタケ飯(640x625)

本日のお会計
  お通し          300円
  ハタ刺身        2000円
  ハタ酒蒸し       800円
  ハタの粗吸い物    500円
  小松菜おひたし    300円
  シイタケご飯      300円
  巌(特純)2合     1400円
   合計         5600円

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう一品ぐらいあれば、「オオモンハタのコース」で5000円ぐらいとれそうですが。


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No title

アナゴさん  今日は
紅葉ってこんな色ですよって言って下さっているようです。本当に綺麗ですね。
オオモンハタって知りませんでした。でも肌をみますとハタですね。
不平不満笑っちゃいました。座布団5枚!ね。
蒸したハタ食べたいです。美味しかったでしょうね。

5000円 あと一品私はハタの煮付けが良いな~。でももう材料が無いか。

相子さん

今晩は。

そうです、おっしゃる通り!
あと一品といえば煮物でしたねェ!
ところがどうも、500gちょっとの魚体ですと、もう煮るところが無い。
何でも刺身教の信者としては、半身は翌日食わなきゃならんし。
教義に背いて煮てしまうのも怖いし・・・

というわけで、5000円のコースは、またいずれ、ということで。

No title

どなたか発見したのかは存じませんが備中じゃあ氷冷蔵庫が出来てから「締めて氷温冷蔵三日目が一番美味しい」とされています。
なので、ブリブリのブラはお造りにしません。歯ごたえだけで、旨味が少ないですからね。
半世紀たった今頃になって、有名料亭などで氷温熟成魚のお造りなどを提供し始めてますが遅れてますね~。
アナゴ様のゲットなさったオオモンハタのお造り、ねっとりもっちり美味しさが伝わってきます♪
アコウもそうですが、ハタ科の魚は大きくなるほど単価が高くなりますね。250円は妥当ではないでしょうか(^_^;)

ナンキンハゼ、もう紅葉しているんですか、掻敷にも使えそうな色合いですね。

やっと女将さんが登場なさいましたがお酌はしてもらえなかったみたいですね(^_^;)

ところで、初歩的な質問ですが、添え物や掻敷に使っていらっしゃる「大葉、三つ葉、茗荷など」は常備なさっていらっしゃるのでしょうか? それとも自家製なのでしょうか?
これらは買って来ても鮮度を保つのが難しいのでその都度調達しないとだめなんですが?

No title

このハタ、見た目だけですごく美味しそう!

南でダイビングすると、よく見かけるお方です♪

不平不満なら、まだいいのだけど、熱帯魚にはハッキリと「怒っている」子が

ずいぶんいますよ~~(笑)

お刺身のもっちり感も写真から伝わってきて、喉がなりそう。

北海道では並ばないようなお魚が多くて、毎回楽しみです

akiciciさん

今晩は、akiciciさん。
ご返事が遅れました。

魚の(というか食べ物の)評価って、地方によってずいぶん違いますよね。
20年前に広島に転勤してきたとき、
魚屋さんが、「まだブラブラじゃけェねえ!!」っていう言葉の意味が解りませんでした。
魚の新鮮さを自慢しているんだ、って知るまでに、しばらくかかりましたよ。

職場の同僚に瀬戸内海の島育ちの男がいるんですが、
彼は大阪の大学に進学して、大阪でブラブラでない刺身に出会って衝撃を受けたそうです。

お尋ねの刺身のツマの件、すべて買い物です。
妻がベランダでミョウガを育てていますが、年に2本ぐらいしか収穫できません。
確かにシソなんか数日で黒く変色したりしますね。
もうどんどん食うしかありません。
(「搔敷」っていう言葉、知りませんでした。ありがとうございます。)

ゆりさん

今晩は、ゆりさん。
コメントありがとうございます。

南の海で出会ったこんなお方やあんなお方を、お家に連れて帰ったりするんですか?(誘拐)
漁業権、ってのがあるからそうはいかないのか。

あのオッサンはですねェ、とっても不満だったんです。

「チェッ、なんでこの俺様がこんな素人の包丁にかからにゃならんのジャ?
高級料亭からお迎えが来るはずだったのに、情けネェ・・・。」
とか。

申し訳ないことでございます。
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