2015/10/21 中島(忽那諸島)一周

 先週の土曜日、忽那(くつな)諸島の中島を自転車で廻ってきました。忽那諸島というのは、愛媛県県松山市の一部で、今年の6月に行ってきた興居島(ごごしま)もその一部です。今回行った中島は忽那諸島で一番大きな島です。

 広島から松山観光港まで朝一番のフェリーで向かい、そこから少し離れた三津浜港からまた別のフェリーに乗らなければなりません。
151017 中島へ (492x625)


 朝一番のフェリーは5:45、まだ暗い中の出港。
IMG_9884 宇品港発5:45(640x427)

 だんだん東の空が明るくなってきます。
IMG_9892 夜明け(640x427)

 夜明けの製鉄所。
IMG_9898 よけの製鉄所(640x408)
高炉を持っているこのような製鉄所は24時間まったく休むことなく連続操業しているはず。ご苦労様です。

 やがて陽がのぼり、海面が金色にかがやきます。
IMG_9902 日が昇る(640x469)

 松山に近くなると、航路右側に忽那諸島が見えてきます。見えているどれがどの島か、ちょっと見分けがつきません。
IMG_9922 怱那諸島が見えてくる(640x413)

 松山観光港に8:10着、そこから自転車で20分ぐらいのところに、三津浜港があります。ここから中島へ渡るフェリーが出ています。
 これが私がのるフェリー。片道890円+自転車の料金260円、合わせて1150円なり。
IMG_9938 中島行の船(640x427)

 ところで三津浜というのはその昔、四国の若者たちが青雲の志を抱いて旅立つ港でもあったようで、旧制三高の寮歌「月見草」にこんな歌詞があります。(作詞:岡本扇一)

     思いぞいづる去年(こぞ)の夏
        三津が浜辺の夕月に
             末を誓いしその君は
                  花の都にいでたちぬ

                                         
 このあと歌詞は悲しい内容になっていくのですが、ご興味がある方は加藤登紀子さんで聞いて下さい

 その三津浜港を9:10出港。
IMG_9949 出港(640x416)

  途中すぐ近くの高浜港に立ち寄りますが、その近くに漱石の「坊ちゃん」に出てくる「ターナー島」があります。
IMG_9980 ターナー島(640x418)
松が枯れたり、荒波で岩が崩れたりとなかなか大変のようですが、松山市は貴重な観光資源として維持保存に懸命なようです。

 しばらく行くと釣島という小さな島に寄ります。島は小さいのですが、その名は「釣島水道」として、瀬戸内海を東西に貫く水運の大動脈の名前となっており、決して小さな名前ではありません。常に大小の貨物船が行きかいます。
IMG_9991 釣り島水道(640x423)

 10:17、神浦(こうのうら)港着。乗ってきたこのフェリーはさらに忽那諸島の先っぽを目指してすぐ出て行きました。
IMG_9994 神浦港到着(640x427)
ここで降りた数人の乗客や車も、あっという間にそれぞれの行く先に向かい、ぼんやりとその辺の景色をながめているのは私一人となりました。


 さて、今回は中島をぐるりと一周しようという計画、帰りは今到着した神浦港にするか、もう一つ大浦港にするか、この時点ではまだ決めていません。
151017 中島一周 (640x486)

 とりあえずお弁当の買い物などもあるので、スーパーなどもあるらしい大浦地区を目指して走り出しました。走り出してすぐ、神社の祭礼のようです。三島大明神、と読めます。
IMG_0001 三島神社(640x581)
道中の無事を祈願。

 走り出して気が付いたのですが、大変走りやすく、アップダウンも大したことがありません。どんどん進んじゃいます。

 大浦港も30分ぐらいでしょうか、すぐ着き、スーパーでお弁当を買いました。源義経「鎧掛けの松」(の二代目)、とか、坂本冬実の歌の碑(白いかおりの島へ)、とかありますが先を急ぎましょう。

 さらに少し行った「アミアゲビーチ」という海水浴場で昼食。410円のコンビニ弁当。
IMG_0011 お弁当(640x419)
季節が季節ですから、誰もいません。


 どんどん行くと一時間ちょっとで島の北端近く、栗井という地区に着きました。ここもお祭りのようです。
IMG_0018 祭礼(640x564)

 ここもお参りしたかったんですが、どうも石段があってだいぶ登りそうだったので失礼して遥拝。
IMG_0014 栗井の神社(640x427)

 これは何かの飾りでしょうか。
IMG_0016 祭礼の飾り(427x640)


 さてここまでは比較的淡々とした道のりだったんですが、ここから島の反対側(北西側)に出ることになる登りとなります。のぼっていくとお茶の畑がありました。
IMG_0019 茶畑(640x427)

 振り返るとミカン畑。
IMG_0033 みかん畑(640x427)

 これは何という種類でしょうか?最近はいろいろと工夫された品種が多く、単なるミカン、って言ってしまって良いのかな?
IMG_0030 みかん(640x640)

 ミカンはこの島の主産業といって良いようです。
IMG_0038 (640x427)

    ミカンの花が 咲いている
        想い出の道 丘の道
      加藤省吾

 「はるかに見える青い海、お船が遠くかすんでる」、川田正子のうたう「みかんの花咲く丘」、そのまんまの景色です。

 島の北西側の高台の道を行くと、思いがけないものを見ました。はるかに見えたこの橋は、今年の1月に段々畑を観に行った鹿島にわたるための鹿島大橋です。
IMG_0045 鹿島大橋(640x427)
岬を回ったりしているために方向感覚がくるって、なぜこの方向にあの橋が見えるのか腑に落ちない感じもありましたが、後から確認すると確かにこの方向に見えるんです。

 しばらく行くと、島の裏側(というのか?)の西中港。ここもフェリーが立ち寄る港です。
IMG_0046 西中港(640x423)

 高台から海沿いの道になり、快調にとばしてくるとこんな岩礁があります。
IMG_0078 岩礁が見える(640x433)

 これは「城」と呼ばれる岩礁、近くで見ると圧倒的な存在感があります。
IMG_0055 城(640x495)
干潮の時は歩いて渡れるそうです。


 そして思ったよりもかなり早く島を一周し、出発した神浦港に戻ってきてしまいました。2時間半ぐらいですね。
IMG_0080 神浦港に戻った(450x500)

 三津浜港に帰るフェリーの時間を考えた結果、神浦よりも大浦港からの方が良いと判断し、再度大浦港まで走りました。島を一周と四分の一ぐらい回ったことになります。

 フェリーの待合所に島のおばさんたちが売店を出しています。
IMG_0084 大浦港売店(640x495)

 産直野菜。
IMG_0085 野菜(640x507)
すんごく安い。

 自家製ジャム類。
IMG_0086 ジャム(640x470)

 こりゃ何じゃ? 「ゴキブリの最後の晩餐」ですと!
IMG_0088 ゴキブリ毒餌(640x500)

 いちじくジャム、ミカン(清美という種類)のジャム、スダチ一袋、を買って帰途に。

 14:10 大浦港発。島に滞在していた時間は4時間足らずです。
IMG_0093 大浦港を出る(640x420)


 三津浜港着が15:32、自転車で松山観光港まで戻りました。時間があったので、お茶。コーヒーとケーキ、フルーツアイスクリームが付いて764円。
F1000311 (623x640)

 16:50発のフェリーで広島へ。あの辺のどれかがさっきまで走っていた中島です。
IMG_0110 暮れる瀬戸内海(640x418)

 間もなく陽が沈みます。
IMG_0117 もうすぐ日没(640x423)

 宇品着19:30、家に着いたのが20:20ごろでしょうか。15時間近い旅でした。

 この日の走行距離は、55㎞ほど。
IMG_0223 55㎞(500x396)

 実際に走っていた時間は3時間21分。たいしたことないですね。
IMG_0228 3時間21分(500x393)


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No title

アナゴさん  今日は
島を走るってこうして拝見しますととても気分が良いようですね。
何時もながら自然に耳に聞こえるような説明、私も楽しんで走っています。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

良い季節のサイクリング、楽しそうですね。
茶畑にみかんの木、こちらでは見ることのない景色です。
フェリーというと、小樽や苫小牧から本州ヘむかう大型の船を
ついイメージしてしまいます。
さすが海路が充実している土地柄、
きめ細かいルートで就航しているんですね。

サイクリングで心地よく疲れたあとのスイーツ、
美味しかったでしょうね(^^)

相子さん

今晩は、相子さん。

そうですねェ、天気は良いし、
暑からず寒からず、風もそんなに苦にならず、
道は楽チン、対向車もほとんど無し、
となればこれはもう天国です。

いつもこうだと良いんですけどね!

はるさんさん

はるさんさん、今晩は。

そうですねェ、お茶の香りにミカン、ときたら、
これはもう駿河の国、静岡県ですよねぇ!
でも愛媛県松山市の一部です。

もう30年以上も昔、室蘭発八戸行き、っていうフェリーに乗ったことがあります。
室蘭を夜出て、八戸に朝つくんですが、
なんだか雑魚寝の難民船のようでした。
(一番安い切符でしたからね。)

そのあと、八戸から久慈までJR(当時は国鉄か)、
久慈から宮古まで船、宮古から釜石までまたJR、さらに大船渡までバス、
と乗り継いで、当時大船渡に勤務していた親父の家にたどり着いた、という旅の記憶があります。

瀬戸内海のフェリーは、いわばローカル線のバスのような感じですよ。
あと数年の広島在住期間のうちに、あちこち乗ってみるつもりです。
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