2015/5/4 竹原から大崎上島へ

 大型連休の真ん中、広島は朝から小雨、晴れるのは昼からになる模様です。

 さて昨日からフラワーフェスティバルが開幕した広島ですが、
またあとで (640x534)
その話題はまた後にして・・・



 連休初日の5月2日、瀬戸内海自転車旅第4弾、大崎上島に行ってきました。大崎上島は、朝ドラ「まっさん」で盛り上がる竹原市の南にある島です。
大崎上島はここ(掲載) (640x359)

 竹原までJR呉線で行き、そこで自転車を借り、フェリーで島まで渡る計画です。
広島から大崎上島 ルート

本当は島を一周したいんですが、竹原のレンタサイクルはどうもママチャリしかないようなので、島特有のアップダウンのあるルート一周は自信がありません。まぁ行けるところまで行ってみようと出かけました。


 朝6:30広島駅発の各駅停車に乗ります。
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このほど三十数年ぶりに導入された新車両、 レッド・ウイングです。先頭車両の両脇に出ているのは「先頭車間転落防止幌」というものだそうです。

 土曜の朝ですが、広島近郊に通勤通学する乗客でけっこう混んでいました。しかし、呉を過ぎるとぐっと少なくなり、さらに広(ひろ)で高校生がずいぶん降りると、さすがに閑散とした車内になりました。

 仁方(にかた)です。銘酒「雨後の月」の醸造元、相原酒造があります。
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 やがて右手に吊り橋が見えてきました。昨年11月に下蒲刈島に行ったとき渡った安芸灘大橋です。
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捲土重来、とびしま海道もまた挑戦しなければなりません。

 沿岸には造船所らしい工場がいくつかありました。
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 安浦に近づきます。
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銘酒・白鴻(はっこう)はの醸造元、盛川酒造は安浦にあります。

 このあたりは「安芸津杜氏」の地元、「安芸津」というJR駅があります。
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 カキいかだの浮かぶ海。
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 「風早(かざはや)」という駅です。なんか小説や映画の舞台になりそうな駅名ではありませんか。
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 8:38、二時間ちょっとで竹原に到着。呉線は単線なので、上り下りの列車擦れ違いのため、所々で5分、10分の待ち時間があるのです。まっさん効果とみえて、ここで降りた観光客もずいぶんおられました。
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 女性の車掌さんでした。

 早速駅前の観光案内所で自転車を借りました。思った通りママチャリ、まぁ内装三段切り替えなので、少しは楽か。
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最初の3時間が500円、そのあとは1時間につき100円。


 竹原駅から自転車で10分ぐらいでフェリー乗り場に。ちょうど9:00発の大崎上島行きのフェリーに間に合いました。自転車もあわせて片道390円。
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 出港。穏やかな海です。
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 まだ朝のせいか、うっすらと海面にモヤがかかっていました。
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 漁船らしい小舟がいくつも浮かんでいます。
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何が獲れるんでしょうね。
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ここにも造船所、「上島造船所」と読めます。
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 約30分の航海で、白水(しろみず)港到着。
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 しばらく港の周りを偵察して作戦を考えます。観光案内パンフレットなどいくつかゲット。

 サイクリングルートの案内がありましたが、あのママチャリではあまりチャレンジングなコースは難しそう。
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おとなし目の北側ルートをとって島の西端まで行ってみましょう。

 走り出して間もなく、左側に大きな由緒ありそうなお屋敷が見えてきました。
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明治・大正期に廻船問屋として栄えた豪商・大望月家の屋敷、今は海と島の歴史資料館として公開されています。明治八年から6年の月日をかけて造営されたという大建築です。
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 二階も含めて内部も拝見しました。大変よく維持管理されていて、すぐにでも住めそうです。
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豪壮な木組みは、組んだ棟梁でなければ解体できない「地獄造り」という構造だそうです。


 そこからすぐのところに、広島商船高等専門学校(通称 広島商船)があり、練習船広島丸が係留されていました。
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若者たちがこの船で訓練を積み、やがて日本丸や海王丸といった帆船で世界にも出ていくんでしょう。

 後ろから見るとこんな形。
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 途中、スーパーでお弁当を買いこみ、さらに西へ。だいぶ行くと、隣の小島、長島にわたる橋が見えてきました。
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 横から見るとこんな橋。
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 エッチラオッチラ登って中央の一番高いところまで。万歳三唱。

 高いところが大好きです。南西方向。
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 すぐ下の大西港から安芸津港に向かうフェリーが出ていきます。
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ずっと向こうに見えるのが、おそらくとびしま海道の島々でしょう。
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 反対側、竹原とか本土側が見えているはずです。
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 長島には失礼してここからまた引き換えし、お弁当を食べる適当な場所を探しつつ走っているうちに、今自分がどこにいるのかわからなくなりました。
 由緒ありそうな神社が。
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日吉神社です。
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こちらの軒先をお借りして、とりあえずここでランチを。

 こんなお弁当です。税込429円。
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 まわりに柑橘類の低木が並んでいる果樹園があり、つぼみを持っています。
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 レモンの木らしいですね。レモンの木といえば、ピーター・ポール&マリーの「Lemon tree」っていう歌をご存知ですか?人生のほろ苦い真実を父親が息子に言って聞かせるという、こんな歌です。


 さて落ち着いて地図をながめ、現在位置を確認。海沿いを走るつもりだったのがだいぶ山側に入っていました。西の外浜海岸に向かう道をとります。

 無事外浜につきました。ここがほぼ島の西端です。
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 親子でしょうか、釣りをしています。

 私は釣りをまったくしないのでこういう経験はしませんでした。惜しいことをしたかもしれません。
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 さて来たときと別の道をとって引き返します。突然こんなものが。
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太陽光発電ですね。どれだけあるんでしょう、大変な面積です。調べたところ、中国精螺株式会社という東広島市の螺子のメーカーが始めたメガソーラー事業のようです。今年の1月から操業開始とか。なるほどそれで、Yahooの地図とGoogleの地図で、こんな差があるわけです。
中国精螺 メガソーラー (474x610)
地図の縮尺でざっと計算すると、17万平方メートルぐらいか。事業としてもぜひ成功してほしいものです。このメガソーラーの予想発電量が年間約1500万kWh、原子力発電が一基5000万~9000万kWh/年らしいので、けっこうな発電量というべきか。


 あちこちでフジの花盛りでした。
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 さて観光案内の地図をながめると、「新開」という地名があちこちに見られます。これは、入り江などを干拓して「新たに開いた」土地、ということのようです。その干拓事業の完了を記念するこのような「常夜灯」がいくつか見られます。
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この常夜灯の縁起が掲げられています。
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耕作地の乏しい島の人々の干拓事業に込めた想いとその成功を祝う悦びを今の世に伝えています。

 さらに戻ってきて、午前中に拝見した大望月邸の近くの「矢弓の常夜灯」。天宝七年、1836年の造営とのこと。
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 かつて海運で栄えた矢弓港。
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 二時ごろ白水港に戻ってきました。来たときは気が付かなかったんですが、山頭火の句碑がありました。
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この島にも山頭火は来たんでしょうか。


 帰りのフェリーが到着。
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 2:35出港の便で帰路へ。航路左側、つまり西側にこんな島が見えます。軍艦島のようです。
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この島は「契島(ちぎりじま)」で、全島が鉛、亜鉛精錬の工場になっているのだとか。


 三時すぎに竹原港着。
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 自転車返却の5時までにまだ少し時間があったので、竹原の街並みを観にちょっと行ってきました。お目当ては数年前に一度お邪魔したことのある竹鶴の蔵元ですが、締まっていました。私と同じようにここを目当てに来た方々も幾人かいらして、残念そうに門前にたむろ。

 前回と同じように小笹屋竹鶴の純米酒でも買って帰ろうという魂胆だったんですが、それもならず、まァどうせ広島に帰るんだから大和屋にでも寄って一本調達すればいいや・・・、ということで、帰路は高速バス「かぐや姫」で。途中、高速道路が志和インターで8㎞渋滞、という事態もあり、30分遅れで六時前に広島着。

 で、大和屋に寄ったんですが、なんとここにも竹鶴は一本も無し。 聞いてみたら朝ドラ効果でまったく払底してしまっているとか。ニッカウヰスキーのみならず、清酒竹鶴も脚光をあびているのはめでたいことですが、まぁ、良いような悪いような・・・。


 以上、大崎上島の旅でした。


 え? フラワーフェスティバルですか? それはまた次回ということで。我らが市長、松井君もそういってるし。
お楽しみに (640x528)



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海を満喫

アナゴさん おはようございます
連休をご満喫のご様子ですね。
ママチャリでのサイクリングは、疲れるけど楽しいですね。
世界遺産平泉でも、ママチャリのレンタサイクルが多く、
観光の皆さんが楽しんでいるようです。
中には、電動アシスト自転車も準備されているようです。

砂浜で釣りをしている親子は、道具を見る限り、たぶん、キス釣りですね。
瀬戸内での釣りも楽しそうです。
連休も明日で終わりです。
ラストスパートでお楽しみください。


かるがもさん

こんにちは、かるがもさん。
水沢は連休どんなお天気でしょうか。

私も一度レンタサイクルで平泉を一回りしたことがあります。
ちょうどいい距離の範囲で中尊寺、毛越寺など回れました。

釜石の橋野鉱山・高炉跡が世界遺産になりそうですね。
あそこは釜石市内からはけっこう遠いし山の中なので、
ママチャリのレンタサイクルで、っていうわけにはいかないでしょう。
むしろ遠野の方からが近いようですね。

なるほど、キス釣りですか。
キスって今頃が釣り頃ですか?

No title

アナゴさん  今日は
とっても楽しかったわ。お屋敷も拝見出来たし、歴史も知り有難うございました。
ただお酒残念でしたね。

相子さん

こんにちは。
3日は雨でしたが、今日のこどもの日は好天になった広島です。
今日は全国的にいいお天気のようですね。

「月に一回島巡り」、を標榜している今年のアナゴですが、
先月4月はちょっと時機を逸してしまいました。
(行こうと思った日の前日飲み過ぎて降参、とか。アッハッハ。)

遠くの島は、自転車をどうやって確保するか、
その見通しが立たないと計画が立ちません。

小型の自転車で分解して小さくまとめ、
バスや電車に持ち込める、っていうのがあるらしいです。
あれは良いなあ・・・

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

先週コメント送信させていただいたハズなのですが‥
ミスってしまったようですみません。

お弁当の中に“おにぎらず”が入っていてスゴイとか、
種田山頭火はわたしの時代の教科書には載って無かったとか。
そんなことをつらつら。
教科書つながりで、
「藤の花房短ければ畳の上に届かざりけり‥」が
中学校で学ぶには難解すぎやしないか‥などなど。

メガソーラー事業、Yahooの地図とGoogleの地図の比較。
なんだか恐ろしい風景に見えるのはなぜなんでしょう。

はるさんさん

今晩は。
ああ、そういうことってありますよね、
投稿したはずのあの俺のコメントはどこに消えたんだ? っとか。
それにもめげず再度いただいたコメントには感謝百倍です。

「藤の花房短ければ・・・」、正岡子規の病床での句だそうですね。
元気の塊りのような中学生に理解させるには、
かなり解説が必要かもしれません。
でも、なんだかわからないものを読まされた、っていう感覚でも
その後40年も50年もして、ふと解かる時が来る場合もあろうかと。

消えてしまった最初のコメントも拝読したかったです。
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