2014/9/28 サンマ、トラギス、朝市

 広島大学跡地の北側、国道二号線に沿う並木道。  
IMG_3711 ドングリの並木道 (640x497)
 植えてある木はナラでしょうか、クヌギでしょうか、この時期、下にドングリがたくさん落ちています。

IMG_3714 ドングリ (640x447)

        どんぐりころころ どんぶりこ       青木存義
 この作詞者、青木存義という人は宮城県・松島の大地主のお坊ちゃんだったとか。


 そのドングリを踏みしめながら回ってきた昨日のお魚ツアーです。

 まずは大手町おかず工房から。大きなスズキが半身で1500円というのに目を引かれます。丸物のハモがありました。ハモといえば初夏、というイメージですが、むしろ秋の脂ののったハモの方が美味いという説もよく聞きます。でも私のまな板は目釘が打てないのでハモやアナゴのような長い連中をおろせません。
 珍しくトラギス(クラカケトラギス)がありました、一尾54(税込:以下同じ)円。大きそうなのを選んで4尾買いました。

 宝町のフジへ。サンマを買いました、今季初めて。一尾170円を2尾。

 千田町Arukへ。島根県からのタラがありました。まだ小さいですが900円以上、あれを半分昆布締め・半分塩焼き、頭と内臓を今夜アラ汁・・・、という作戦が頭に浮かびましたがいろいろ考えるところもあり買わずに次へ。

 川口町リアル、カツオが一本980円に対して、スジガツオ(ハガツオ)が1500円近く、あれれ?・・・そういうことってあるんですね、大きさもカツオの方が大きかったような気がするのですが。ここも何も買わず出まして次へ。

 舟入市場内うお市。小さいながらもキアラ(アオハタ)が二尾、一尾650円ほどで、これにしようかなぁ・・・としばらく眺めていましたが決断付かず、そのまま帰宅。

 結局こういう顔ぶれです。
IMG_3717  サンマ、トラギス(640x416)

 サンマは31㎝、168gとまあまあのサイズ。一尾は刺身にするために三枚におろして皮を引きました。
IMG_3722 サンマ三枚おろし (640x427)
皮を引くときに、背側がどうしてもボロボロになります。

 刺身になりました。年に何度食べるでしょう、ここ二ヶ月ほど限定の刺身ですね。
IMG_3727 サンマの刺身 (640x503)

 もう一尾はもちろん塩焼き。
IMG_3735 サンマ塩焼き (640x456)

 刺身を作るときに取り除いた内臓、かきとった腹骨、刺身でできたきれっぱし、などを集めてホイル焼きに。
IMG_3733 サンマのワタ、ホイル焼き (500x382)
これは美味いです。


 さてトラギス、広島ではトラハゼっていうんですけどね。私は個人的に「タイガース」って呼んでいます。
IMG_3720  トラギスの顔(640x408)
16~17㎝、4尾で240gです。

 タイガースももちろん刺身にするつもりだったんですが、さばいてみるとちょっとアレだったので、焼き物に。
IMG_3729 トラギス香味焼き (640x535)
出来心でガラムマサラを振って、カレー風味の香味焼きとしました。

 野菜も焼きました。
IMG_3731 焼き野菜 (640x465)


 こうなりました。
IMG_3738 晩酌の膳 (640x449)
 酒は兵庫県の朝来(これが「あさご」と読めない)市、田治米(これが「たじめ」と読めない)合名会社、竹泉・熟成酒「りん」、幟町酒商山田で一升3024円。裏ラベルもなく特にデータはありませんが、調べると平成21BY、ということですから5年熟成酒のようです。


 タイガースの骨です、一晩干して隠匿物資庫へ。
IMG_3767 トラギス中骨 (640x542)


 さて、こんな本を読みました。JRの某駅売店で1080円。
140928 魚はどこに消えた065 (554x640)
 大変心配なことが書いてあります。カツオが不漁だとか、サバがとれない、小さくなった、とか聞くことがありますが、それはその時その時の現象ではなく、日本の漁業の形態に起因するある必然的な結果だというのです。
 つまり、乱獲の結果だというのです。日本はもちろん魚種ごとに漁獲総量を規制して資源の保護に努めているのですが、多くの魚種ではオリンピック方式、というやり方、つまり決められた総量に達するまでは早い者勝ちで漁をするやり方を取っています。その結果、多少小さくてもとってしまわないと競争に負ける、もう少し待てば大きくなり、かつ脂も乗って高値で売れるとわかっていても、待てない、ということになるのだそうです。その結果、産卵前の魚でも取ってしまうことにもなり、資源量の減少に歯止めがかからない。
 その証拠に、総量だけでなく、各漁船に漁獲量を個別に割り当てる方法をとっている北大西洋では、確実に資源量が確保されており、その結果漁業は未来のある産業とみなされ、若い人がたくさん入ってくる、漁村は繁栄する、ということになっているのだそうです。そういえば、塩サバは今やノルウェーのものが幅を利かせており、私も買ったことはありませんが、立派な大きさのサバだなぁ・・・と思いつつ見ていました。
 わが日本の水産業に未来があるのでしょうか?

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 今朝の広島朝市、コスモスが季節を感じさせますね。
IMG_3744 朝市のコスモス (541x640)


 鶏頭です。
IMG_3762 鶏頭 (640x590)

     鶏頭の十四五本もありぬべし         正岡子規
この句の評価をめぐって「鶏頭論争」というのがあったそうです。初めて知りましたが面白いものですね。

 魚屋も出ています。
IMG_3749 魚屋 (640x618)

 広島の人が大すきなメバルです。活きの良さは折り紙つきです。まだ生きているものも。
IMG_3752 メバル (640x426)

 先週あたりからどっとブドウが並ぶようになりました。
IMG_3747 ブドウ (615x640)
 いろんな種類があり、値段もいろいろ。


IMG_3748 ブドウ (587x640)
     葡萄噛んで秋風の歌を作らばや         芥川龍之介


IMG_3757 ブドウ (640x487)
     秋風にふくみてあまき葡萄かな          久保田万太郎




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サンマのお造り

アナゴさん

なんでも刺身教の教祖なので、サンマをお造りにさばいていますね。

ヒタキさんが教えてくれたように、新鮮なサンマのくちばしは黄色いです。

サンマの塩焼きも美味しそうです。これはやはり、日本の秋の味覚です。

トラギスのカレー風味も美味しそうです。日本沿岸には多彩な魚がいるのですね。
タイガースとのCSでは、鯉カープが活躍しますように・・!!

秋に咲くケイトウの花のかたまり感がある花束です。最初は何の花かと思いました。

ヒトリシズカさん

今晩は。
まぁ教祖の私が言うのもなんですが、
サンマはやっぱり塩焼ですね!
サンマの刺身の俳句なんて、検索してもほとんど引っかかりません。

ところがですね、
昔暮らしていた米国では、
サンマ(に限らず青魚)を焼くにおいというのは、徹底的に忌避され、
うかつにサバを焼いたりすると近所から苦情が殺到するそうです。
あれから三十年、多少は変わったでしょうか・・・。

No title

アナゴさん  今日は
秋刀魚のシーズンですが、170円は少しお高い感じですね。
私のところではこのところ99円で並んでいます。
刺し身も美味しいですが、矢張り塩焼きですね。
それにしましてもトラギスの焼き具合 とても良いですね。

本の紹介 参考になります。

相子さん

今晩は。
そうですね、おっしゃる通り!
サンマはやっぱり塩焼が一番です。
脂をジトジト滴らせながら焼けるサンマ、
味覚のみならず、視覚嗅覚聴覚、
人間の五感全てに訴えかけてきますね。

こちらではなかなか一尾100円を切るっていうのはまれです。
でもまぁこの一二ヶ月、毎週貪り食ったとしても
大した金額ではありません。
と、自分に言い聞かせております。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

秋刀魚のお刺身、
道東の漁師さんは一味唐辛子でいただくそうです。
早速、マネっ子‥スッキリした辛味がいい感じでした。
まあ、塩焼きにジュっとスダチが落ち着くようですが(^^)

内蔵や半端な身のホイル焼き‥思わず唸っちゃった。
日本酒にピッタリでしょうね。

乱獲‥ここ数年ホッケやスケソウダラの漁獲が激減してすっかり高級魚。
かつての「ニシン漁」の時のような危うさを感じます。

はるさんさん

お晩です。

そうですよね、やっぱ塩焼きですよねサンマは。
というわけで、なんでも刺身教の教祖として、一般教徒に解禁宣言。

「サンマは焼いて食っても、くるしゅうない…」v-218

スケソが高級魚、ってのはいかにも不似合。
でもそういう時代が来るのでしょうか。
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