24/9/22 カサゴ

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         秋風や水より淡き魚のひれ       三橋鷹女(東 鷹女)

 ウーン、魚のヒレを読み込んだ俳句なんてあるのかと、半信半疑で検索してきたら引っかかってきました。昭和16年の句だそうです。同じ作者にこんな句もあります。
     日本の我はをみなや明治節
不思議な印象がのこる俳人です。


 さていきなりヒレからご覧に入れましたが、これはカサゴの胸ビレです。 もとはこんなお姿でした。
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ラベルに「調理済」とある通り、ウロコ、エラ、内臓は除去されています。
 通常、私はこういう状態の魚は買わないのですが、昨日は所用があって午前中お魚ツアーに出ることができず、かろうじて昼前に近所のスーパーをのぞくことができまして、そこで買ったもの。刺身が無理なら煮ても焼いてもいいや・・・、というぐらいの気持ちで買ってみました。35㎝、680gで、税込1058円。内臓などを取る前なら800gぐらいあったでしょう、まあ順当な値段か。

 調理済みだけあっていきなり三枚おろしから始められます。こんなに楽チンなものとは!

 皮も引いてサクにしてみると、けっこうな鮮度で刺身もいけそうです。
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 付属品ですが、内臓を取り去った腹腔に浮き袋だけは残っていました。 ムムッ、お主できるな?! とこの魚を処理した包丁人に心の中で呼びかけました。付属品大好き人間に買われていくであろうことを敏感に察知したんでしょう。
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 カマについているのが冒頭ご覧に入れた胸ビレです。

 刺身です。
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広島の人が愛でる「ブラ」ではなく締まった状態の身質ですが、この方が良いと感じる人も多かろうと思われるような状態でした。

湯引きした皮、浮き袋(左下)、それから何か小さな筋肉組織。浮き袋のネットリ感は近頃出色の出来。
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この小鉢だけで二合ぐらいの酒が飲めます。

 カマの塩焼。
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 野菜の串焼き。やっと野菜の値段が元に戻ってきたでしょうか。
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 その他諸々も並べてこうなりました。にぎやかです。
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 酒は島根県安来市広瀬町の吉田酒造、月山、純米無濾過生原酒。日本酒度+9.5、アルコール18%。精米が70%で、私の好きな力強い感じの酒です。胡町大和屋で一升2808円(税込)。




 あっという間に9月も下旬、木々も少しずつ秋の装いになり始めました。

 ハナミズキの一群です。
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 一部の枝はもうこうなっています。
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 小さな実が付いています。
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 こんな実です。
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 ふと気が付くと、10月の西条酒まつりがもうそこまで近づいているではありませんか。
 天候に恵まれること & 突発的出張など入らないこと、を祈っています。



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No title

アナゴさん  今日は
秋は本格的ですね。随分大きなはなみずきですね。
カサゴは下の魚屋には先ず入りません。
出れば買います。お膳が賑やかで楽しめますね。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

地域によって呼び名が違うってよくあるけど‥
ほごめばる=カサゴ、なんですね。
なんとややこしい~!

魚の名前は一筋縄ではいかないようで‥
ユメカサゴなんていうロマンティックなものもあるし
カサゴに間違えやすいから‥ウッカリカサゴとか。

ハナミズキ‥一青窈さんの歌で初めて知りました。
この歌は学校でもならうそうです。
日本がアメリカに桜の苗木を送った返礼として贈られたもの、
花言葉は「わたしの想いを受け取ってください。」ー副読本よりー
長い長い戦争が始まる前のことですよね。

もう、酒祭りの季節ですか。
今年はどんなアプローチをされるのか楽しみです。

相子さん

今晩は。
いつもコメントありがとうございます。

そうですね、そう言われてみるとずいぶん大きなハナミズキの木です。
ここは某大学構内で、この日は土曜日でひっそりしていました。

最近、「魚はどこに消えた?」っていう本を読みました。
(片野歩著、ウエッジ刊)
カツオにしろサバにしろ、どうも最近の魚は小粒だと感じていましたが、
そうなってきた理由がちゃんとあるのだ・・・、という中身の本です。
少し心配になりました。
このまま気楽に魚を食っていていいものだろうか・・・?

こんにちは。
付属品まできちんと料理に仕上げられていていつも尊敬します。
お魚の皮はいつも捨ててしまってるんですが、白身魚であればどんなお魚のでも美味しいのでしょうか?

はるさんさん

今晩は、いつもコメントありがとうございます。

そうですね、ホゴメバル、なんでこういう呼び名なんでしょう?
「ホゴ」っていうのは、保護?、反故?、補語? ・・・?
なぜか広島ではメバルが高評価で、
かわいそうにカサゴはなんというか、メバルの二流品みたいな・・・。
でも九州まで行くと、「アラカブ」とか呼ばれて、また人気の魚のようです。

酒まつりレポート、どうもマンネリの一途をたどっているようで、
新たな視点とか見出せません。
ま、祭りって、昨年と変わらずめでたく始まりめでたく終わる、
っていうのが本来の姿だという言い訳もありますね。

あまり期待しないでお待ちください。

ayuさん

今晩は。

魚の皮、私も広島に転勤してきて初めてお目にかかった酒肴です。
飲み屋さんなどで「魚の皮」ってメニューにある場合は、
たいてい、タイか黒鯛(チヌ)ですね。
コチとかホウボウは、とても強靭な歯ごたえです。
アイナメも良いですね。

カレイとかヒラメは、一瞬タイミングを逃すと、
柔らかい煮魚の皮のようになります。
ま、それが好み、っていう方もいるでしょうが。

まぁ、何でも試してみて、ダメならそれでひとつ勉強した、と思えば
何も後悔することはありません。
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