2014/8/24 災害 カサゴ、シログチ

 8月20日未明、広島市の北部で豪雨に伴う土砂崩れが多発し、百人近い方々が死亡・行方不明となっています。

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 前夜、私の住むあたりでも大変な雷雨で、パソコンの結線を念のためにはずして寝たほどでしたが、翌朝はおさまっておりました。TVで、広島市で土砂崩れで亡くなった方が出ている・・・、というニュースを耳にしましたが出勤前のドタバタしていた時間ですので、そんなに大事とも思わずに勤めに出ました。ところが午前中仕事をしている段階で広島以外の友人知人から何件か被害を気遣うメールが入り、おやおやどうなっているのかなと思いましたが、特に何も気が付かず。

 で、帰宅後はじめて30人以上の方がなくなっている(その時点で)と知り驚愕。 まさかこの広島市で?! 広島市といっても北のほうの山の中のことか? とか、ピントはずれの考えが頭をかけめぐりました。実際はテレビなどでもその後しばしば解説されているとおりです。中国地方(だけではないが)に多い「まさ土」という花崗岩の風化地質が被害を大きくしたようですが、3時間で200㎜という異常な降水量が極めて限られた地域に集中したことが最大の要因。西日本ではどこでも起きうる災害のようです。
 今は行方不明の方が一刻も早くご家族のもとに帰れるようにと祈っています。


 その影響もあって太田川は数日泥の色に濁ったまま、瀬戸内海の魚は上がるまいと心配しつつ出かけた昨日のお魚ツアー、昨日は宝町のフジからスタート。そこそこ魚はありましたがいずれもお値段が高めです。何も買わずに次へ。

 大手町おかず工房。9時半過ぎですでに閑散とした鮮魚売り場。立派なサバがありましたが一尾1750円・・・、これまた立派なスジガツオ、半身で1500円・・・。中ぐらいのカサゴが750円(+税)、これにしました。26㎝、316g。

 川口町リアル。早くも新物のサンマが出ています、でも値段が・・・。気のせいかやっぱり魚種が少ないような。カナガシラが六尾ほどで200円というのが気になりましたがちょっと目を離したすきにどなたかにさらわれました。シログチ、二尾入ったパックが一つだけ、ちょっと鮮度はわかりませんがこれに賭けてみましょう。二尾で716g、455円。31㎝と28㎝。

 舟入市場、しし唐を買って帰宅。舟入市場の魚屋は細かい砕氷を魚の上に広げているので魚の状態がイマイチよく見えません。お店の方針なんでしょうが、ちょっと買いにくい。


 こんな連中です。
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 カサゴはすでに死後硬直しており、広島の人が言う「ぶら」ではありません。

 三枚におろしました。消費税も入れて810円でこれだけ? ちょっと不満。
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 ま、刺身にしてみれば、まあ文句を言うほどでもないか・・・、と納得。
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 付属品一式です。左から肝、浮き袋、胃袋、カマ。
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 いずれも湯がいて刻み、万能ねぎと和えます。
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 さてシログチ、鮮度がよければ昆布締めに・・・、という魂胆でしたがやはりそうはいきません。塩麹に漬けて焼き物に。
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これはこれで旨いですネ。


 野菜の串焼き、欠かせません。
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 で、こうなりました。
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 酒は山口県岩国市の八百新酒造、雁木、純吟無濾過生原酒。そごうデパート地下で一升3456円。「雁木(がんぎ)」というのは二つ意味があって、一つは新潟など豪雪地帯で軒先から道路に向かって張り出した雪よけのひさし、もう一つは川や港湾などで岸から水面に降りるための階段状の構造物のことです。広島市は太田川のデルタの町ですが、昔からあるこの後者の雁木が非常によく残されています。
 で、この酒の銘の雁木ですが、醸造元のHPによれば、後者だそうです。 ひょっとして新潟の酒で、同じ名前で前者の雁木、っていう酒がありませんかね? ありそうな。




 さて今朝、久しぶりに広島朝市に行ってみました。
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天候不順が続いているので世間では野菜の値段が高騰しているようです。ここの朝市では値段は変わっていないようですが、やはり出される量がずいぶん少なく、それに反してお客の数は増え、需給のバランスが大きく傾いていることが実感されました。 なお、この朝市の通常出店農場のなかには安佐北区とか安佐南区など、今回の災害の起きた場所に近いところもあるようで、出店数自体も少なかったようです。



 そのすぐ近くの栃の木です。たくさん実が付いているのがお分かりでしょうか。
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 けっこう大きなものです。
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 どなたか既に採りに来たと見えて、下にはたくさん殻が落ちていました。
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 こんな実が入っているんですね。
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これは皮をむき、水にさらして渋を抜き、昔は飢饉の際の救荒食としたんだそうです。山の栃の木を切ることがご法度になっていた地域もあるとか。


    栃の子や いく日 転げて 麓迄        一茶


 こちらはコブシの実。幼い子供の拳に見えないこともありません。
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 これはナンキンハゼの実。秋になると紅葉が大変見事です。
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 椎の木、つまりドングリですね、まだ青い実です。
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 八月も末、まだ暑い日々ですが、木々は秋が近づいていることを忘れていません。今年の秋がこれ以上荒れたものにならないよう願っています。



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No title

広島は大変な災害でしたね。
聞けば日本全国どこで起きてもおかしくない自然災害だとか、山を背に住む怖さを痛感いたしました。広島の方がたにはお見舞い申し上げます。
アナゴさんの刺身には彩りでプチトマトが乗るのが特徴ですね。
他のお刺身写真ではあまり見ませんので、個性的だと思ってます。

いよいよ秋の木の実の季節になってきましたか。
木の実を見ると何故か胸躍る気持ちがいたします。実は釣りと料理のブログとは別に木の実のブログもやっているんです。
こちらの趣味も良い季節になってきました。

まるかつさん

今晩は。
いつもコメントありがとうございます。

日本は四季折々に美しい自然、
それに伴う美味しい海の幸・山の幸、
その一方、台風、火山の噴火に地震・津波、豪雨・豪雪、土砂崩れ。
一方を拒否して一方のみ享受するというわけにはいかない運命のようです。
そういう日本列島に住み続ける、っていう選択は、
ある意味、大バクチかも。

そういう大バクチを打った祖先の子孫であるわれわれ、
せめてつらい境遇に遭遇した人々を互いに助け合って生きていくしかないようです。

木の実のブログ、驚きました。
こういう専門分野(?)があるんですねェ!
私も思わず参戦したくなりました。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

豪雨の惨禍‥本当に大変なことですね。
ニュースでは死者何名‥ですけど一人ひとりの営みが
あっけなく消えてしまうというのはやりきれませんね。

焼き野菜、見事な焼き加減!
あらかじめオリーブオイルを塗ってから焼くんでしたっけ。

栃の実、こちらでは「塗り薬」‥腰痛に効くとかで
焼酎に漬け込んでいるみたいです。
こぶしの実、初めて見ました。
ずいぶんヘンテコな形なんですね。

今日は本州では肌寒いところもあったとか
こちらは25度を超えて暑かったです。

No title

アナゴさん  今日は
とても恐ろしきは天災ですね。アナゴさんのお宅はどうかしらと、気になっていました。
ぐちの塩麹焼きが気になります。美味しそうです。

はるさんさん

今晩は。
いつもコメントありがとうございます。

おっしゃる通りです、突然断ち切られる人の一生。
あまりにも突然亡くなった方の魂は、
まだご自分が亡くなったということに気が付いていないんじゃないでしょうか。
(ン?)

野菜の串焼き、何もかけずに焼いて、
焼きあがってからゴマ油をたらし、ハーブソルトをパラリとかけました。

ブログ村のカテゴリーに「木の実・種」っていうのがあるんですよ。
まるかつさんのコメントで初めて知りました。
http://flower.blogmura.com/nut/
面白いですね。

相子さん

今晩は。
いつもコメントありがとうございます。

今回の災害には驚きました。
地域の地質的条件とか、かなり悪かったようですが、
一生懸命頑張って、やっと一戸建てをゲットした! っていう方もいらっしゃるでしょう。
史記の「天道是か非か」、っていう司馬遷の言葉を連想します。

シログチの塩麹焼き、旨かったです。
半身ずつ、4日にわたっていただきました。
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