2014/6/22 カタクチイワシ、カサゴ、シロバイ、桑の実

 いつもコメントをいただくヒトリシズカさんが、ブログで、「ペテロの葬列」(宮部みゆき)というミステリー小説をご紹介なさっていました。日頃ミステリー小説はほとんど手を出さない私ですが、買って読んでみました。(集英社、2013/12/25刊、685ページ、1800円+税)
 ヒトリシズカさんもおっしゃっていますが「反ハッピーエンド」で、「ファンが納得しない結末」には私もちょっと驚きました。宮部みゆきという人の作品は、もう15年ほど前に「火車」、「龍は眠る」を読んだ記憶があります。「火車」はサラ金地獄を背景にしたプロットでそれなりに面白いと思った記憶がありますが、今回の「ペテロの葬列」はネズミ講的詐欺が絡んでいます。700ページ近い量を一気に読ませるだけの面白さはありましたが、どうも頭の中でこねまわして作った小説だな、という感じが付きまとい、完全に没入できませんでした。これには読む方の私の感受性が若さを失いかけていて、作者の提示するストーリーに柔軟に寄り添うことができなくなっている、という面もあると思いました。


 さて昨日、6月21日の広島は朝から曇りで昼から雨との予報、降られないうちに、と急いで回ってきたお魚ツアー、一軒目は大手町おかず工房。立派なアイナメがありましたが、お値段も立派(2100円)だったので残念ながらパス。カサゴ、広島でいうホゴメバルを一尾買いました。25㎝、282g、378円。

 宝町フジ、千田町Arukをながめて、川口町リアルへ。4千円近い大きなイシダイが数匹ならんでいました。スジガツオ1980円というのはありましたが、本当のカツオがありません。いろいろ迷った挙句、またシロバイを買いました。3個で420g、402円。

 舟入市場へ。ここでも大きなイシダイが。先週はおかず工房にもありました。こんなに大きなのをあちこちの店で見るというのは今までにないことです。先週の上八丁堀朝市でみたキアラ(アオハタ)や、アコウ(キジハタ)がありました。ここにはカツオがありましたが、とても小さく、買う気がしません。桑の実、一パック(70gぐらいか)108円を買いました。

 午後雨との予報だったので、胡町大和屋へ寄って酒を調達し、帰宅。



 こんな連中です。
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 カサゴは普通に刺身に。
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 付属品。
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 シロバイは一個を素茹で。
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 二個は先々週はるさんさんに褒められたので気を良くし、またまた肝味噌を塗って串焼きに。
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 午後カサゴの下ごしらえを終えて、空模様を気にしつつ近所のスーパーへ。広島県近海で漁が解禁になったばかりのカタクチイワシ、150g198円を買ってきました。広島ではコイワシと呼ばれ、刺身やから揚げなど、とても人気のある魚です。

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 手で裂いて刺身に。
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普通、魚はお腹を出したあとは丁寧に洗いますが、その後は水洗いは厳禁です。がコイワシは「七度洗えば鯛の味」といわれるように徹底して洗って刺身とします。


 野菜の串焼き。シイタケとピーマンです。
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赤いピーマンを焼いたのは初めてですが、少し酸味も出て焼きトマトに近い風味です。



 こうなりました。
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 酒は富山県富山市、富美菊酒造の羽根屋、特別純米酒、一升2894円。



 桑の実はヨーグルトにのっけて食べました。かすかに甘い程度。
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今年は広大跡地が工事中で、桑の実を採取できません。


 以下、私の備忘。

 でかい魚はさばくのは楽しいんですが、さすがに一回で全部食べきることはできません。数日にわたって、身の熟成を楽しむのも良いですが、昆布締めにすることもあります。そのお姿を3枚。

 某日、カサゴ(ウッカリカサゴ)の昆布締め。
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 こちらは先週のタカノハダイ。
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 同じく先週のマトウダイ。
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マトウダイの昆布締めは、富山などでは「クルマダイの昆布締め」として一般的なもののようです。



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恐縮しております

アナゴさん

今回、御ブログの冒頭部分に、弊ブログのミステリー本の話を枕にお使いいただき、ありがとうございます。

宮部みゆきさんは、ここ数年、ミステリーから人間の人知を超えた人情もの、運命に翻弄される登場人物の心の動きに感心が移っていると感じています。すぐ近くにいそうな一見平凡にみえる人物の心の動きを描かせたら名人級の腕前です。

このため、心理描写やそれに関連する行動などの解説などのエピソードを積み重ねるので、読み進むのが疲れます。小さな流れのエピソードは本来は刈り込んで無くすのが本当なのでしょうが、ここに、宮部さんはこだわりがあるようです。

緩和休題。
今回も新鮮なお造りのオンパレードです。季節の旬を、自らのワザで味わう点に感心するだけです。
今回はお魚素人としては、カタクチイワシのお刺身に引かれました。

ヒトリ「ス」ズカさん

今晩は。
コメントありがとうございます。
お名前が東北弁ふうになまっているようですが(笑)。

日頃ケチな私が迷わず「ペテロの葬列」を購入したのには別のきっかけがあります。
先週(6/14)500円でゲットしたマトウダイ、あれはヨーロッパ料理、とくに地中海料理ではよく使われる魚で、「サン・ピエール(Saint Pierre)」って呼ばれるそうです。
Saint Pierre、すなわち「聖人ペテロ」ですね!

ペテロという人はガリラヤ湖で漁師をしていたところをイエスにスカウトされ、十二使徒のNo.1に登録された人だそうです。そのペテロが「この魚は旨い!」と言って指を押し付けた跡があの模様になったという伝説があるとか。

でもマトウダイは海の魚、ガリラヤ湖で獲れるはずがない?

No title

こんばんわ~

コイワシは刺し身で食べられるんですね~
「七度洗えば鯛の味」も始めて知りました
千葉産のコイワシの目刺しを買って軽く焼いて食べるのが好きです

付け合わせにミョウガをよく使うんですね~
関東で出回り始めました物は殆どが高知産です

No title

アナゴさん  お早うございます
こいわしは洗って洗ってですね。
透き通るほど洗うと本当に美味しくなって驚きますね。
アナゴさんは生がお得意ですが、私は火を通し派ですね。

黒鯛さん

今晩は。
コメントありがとうございます。

コイワシを刺身で???
実は私も広島に転勤してくるまでは、ほとんど想像もしていませんでした。
ところがこちら広島ではその辺の飲み屋さんでもごく一般的なメニューとして
コイワシの刺身があるんですね。
日本は狭いようで、実際は広いですよネ!

ミョウガ、とりあえず季節になったらバリバリいただいています。
妻がベランダの家庭菜園でミョウガを育てているんですが、
まだ一本も食べられそうなのがゲットできません。

相子さん

こちらにもコメント、ありがとうございます。
関東は天候大荒れのようですね。
昨日の三鷹のヒョウは驚きでした。
千葉はいかがでしたか?

この夏もいろいろありそうですが、
何とか無事に生き抜こうじゃありませんか!

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

宮部みゆき、わたしもずいぶん読みました。
模倣犯、蒲生邸事件、時代物、おどろしい世界を描いたもの。
なかでも二・二六事件をテーマにした蒲生邸事件は
印象に残っています。

あ~!先日来、何度もツブを食べたのにこれを作るの、
忘れてました~!
なんでも例年より水温が低いとかでツブの水揚げが
振るわないのだそうです‥ということは値が上がる(-_-;)
イカも大きくなれないまま、店頭に並んでいて
わずか1.2度と思ってしまいがちですが、生き物にとっては
文字通り、死活問題なんですね。

カタクチイワシ、こちらではあまり好んで食べられない魚ですが
釣りたてを氷水で何度も洗うと、確かに絶品でした(^^)

昆布締め、かいわれ大根もお勧めです。
サッと熱湯をかけて昆布で締めると絶品です。

はるさんさん

今晩は。
コメントありがとうございます。

なかなか読書家でいらっしゃいますねェ!
私はミステリーに限らず、小説一般がどうも苦手になってきています。
若いころは小説一辺倒だったのに。

室蘭水族館のタコが、
ワールドカップでの日本チームの成績、
一敗二引き分けを予言した、っていうニュースを見ました。
もう少しいい結果を予言すればよかったのに・・・
タコの名前が「勝子」だって。
水族館の担当者も困っちゃってるでしょうね。
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