2013/12/1 ホウボウ、カサゴ、岩手のリンゴ

 先週、中国に行きました。

 もちろん今が旬の上海ガニを食べるためです、というのはもちろん嘘。現地で買った「Time Out 上海」という雑誌(2013年11月号p.60)から。
img057(Time Out 上海 2013 11) (477x640)

 現実は厳しく、二泊三日のドタバタ出張、カニさんにはお目にかかれませんでした、・・疲労・・。


 
 その疲労もまだ残る昨日、快晴の空のもと出かけたお魚ツアーです。

 宝町フジで、岩手県の農協(JA)が岩手農産物(米、リンゴ)のPRを行っていました。
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餅をついて、お客さんにふるまっています。私も頂きました、ゴマ醤油ときな粉餅。私の生まれた水沢を含め、岩手県の県南地方は祝儀不祝儀いずれでも、何かあればだいたい食事には餅が出てきます。数年前に母が亡くなった折にも、会食の席を設けたホテルから、「餅は何種類にしましょうか?」という問い合わせがありました。


 後ろで踊っているのは、紫波ひめ隊というお嬢さんがたです、齢はいろいろのようですが。皺姫、ではありません。
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紫波といえば南部杜氏の本場ですね。

 リンゴを買ってきました。フジと王林という種類だそうです。
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 お魚の方ですが、おかず工房でホウボウとカサゴを買って帰宅。ホウボウは41㎝、710g、600円。
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 ホウボウの顔はいつみても何か話しかけたそうな顔です。
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紀貫之の古今集仮名序に、有名な次の一節がありますよね。

  花になくうぐひす、
   みづにすむかはずのこゑをきけば、
     いきとしいけるもの、
       いづれかうたをよまざりける 
  

鶯も蛙も歌を詠むのですから、ホウボウも一首詠みたいんでしょう。ホウボウを詠んだ俳句というのはあるんでしょうか?ネットで調べるとこんなのがありました。頭が大きくて骨ばっている姿、「いかめしき」というのは納得できます。

  魴鮄の 煮こごる すがた いかめしき       阿波野青畝

ネット検索の悲しさ、こんなのも引っかかってきましたが、このほうぼうは違います。
  ほうぼうの言葉とびかう温泉場    中澤美香子


 さばきました。ある程度の大きさがあったので、比較的楽におろせました。
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 こちらは付属品。上下は皮、中段は左から浮き袋、未成熟な卵巣(?)、肝、胃袋、です。
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 刺身に。手前は肝を湯通ししたもの。
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 付属品一式。左手前のベロンとしたのが浮き袋、右手前は胃袋です。
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 カサゴは24㎝、272g、380円、これも刺身に。
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カサゴは広島では「ホゴメバル」と呼ばれますが、これから寒くなると「寒ホゴ」と呼ばれ、いっそう美味しくなるそうです。

 カサゴの粗汁、ちょっと見た目がアレですが。
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 で、こうなりました。
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 酒は山口県岩国市、村重酒造の金冠黒松、純米酒。米は「西都の雫」という種類だそうです。「西都」というのは、室町時代、大内氏が今の山口市を本拠とし、西の京と呼ばれるほど雅やかな繁栄を誇ったことに由来するものです。西都の雫は山口県オリジナルの酒米だそうです。
 ところが、現在、西都市というのが宮崎県にあるんですね。ンー・・・

 この酒は初めてです。ラベルの古式ゆかしいデザインに感動して買いました。(もちろん中身も結構なお酒ですよ。)胡町大和屋で一升2341円。



 広島市内の紅葉もほぼ終盤です。
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No title

アナゴさん  上海は変化が早く、驚きですね。
上海蟹残念でしたね。雑誌覗いて見ました。食べたいですね。
カサゴの粗汁魅力です。

いわてのリンゴ・・・フジ

アナゴさん、こんばんは。
水沢は、すっかり冬になりました、カサゴのアラ汁・・・とても温まりそうで美味しそうですね。
JA岩手のPRは広島でも行なわれるんですね。
フジは江刺産が有名で、今年の初競りでも凄い値がついたそうです。

ボクの実家でも祝儀・不祝儀の度に餅をついていました、ボクは納豆餅が好きです。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

上海に行ってらしたんですか‥お疲れ様でした。
関係の修復が図られていないなか、何かと気苦労が多かったのではないでしょうか。

ホウボウもカサゴもきれいなお刺身ですね。
食卓の銀杏‥晩秋の趣です。

No title

こんにちは。。。

  花になくうぐひす、
   みづにすむかはずのこゑをきけば、
     いきとしいけるもの、
       いづれかうたをよまざりける   

素敵な、一句ですね~

それよりも、ホウボウを裁いた腕が素晴らしい

ホウボウ君は、歩くんですよね~

可愛いっすね~

。。。へば、またね~(*^。^*)♡

相子さん

今晩は。
相子さんは中国語、および中国文化にご造詣が深いんですよね。
私は中国(本土)は実は二回目なんです。
上海は初めて。
蘇州に一泊しました。美しい町でした。
ドタバタ出張ではなく、じっくりと時間をとって過ごしたいと感じました。

上海の空港では、藁で十文字にしばったカニを売っていました。
北海道千歳空港で毛ガニを売っているのと同じです。

かるがもさん

お晩です。
今年の流行語大賞に、「じぇじぇじぇ!」が有力候補のようですね。
私の感覚的記憶によると、水沢では「じゃぁじゃじゃ」て言っていたような。
また、「さっさっさ・・・」というのも。
あれは何だったでしょうか?
単なる驚き、というよりも、
「それは大変だ!(何らかの対策が必要だ)」
というニュアンスを含む言葉だと認識していました。

リンゴ、毎年妻の実家から送ってもらうのですが、
年々リンゴ農家の方の老化が進み、
お願いできる生産者が少なくなっているというようなことも聞きます。
身近にいらっしゃって、そのような変化は実感なさいますか?

はるさんさん

わずか二泊三日の旅でしたので、
おっしゃるような気苦労も感じる暇とてありませんでしたが、
現地に根を下ろして継続的に活動なさろうとする方々のご苦労は、
また大変なものかと想像されます。(想像だけです。)

銀杏、焙烙(ホウロク)というものが無いので、
紙袋に入れて電子レンジにかけます。
ドンパチ爆発音がしばし続き、殻がはじけるわけですが、
紙袋の中は大惨事!

yoshiさん

今晩は。
もうだいぶお寒いんじゃありませんか?
広島でも先週末、みぞれがちらついたようです。

ほうぼう、歩くそうですね。
歩くときに使う前足(?)の指先(?)に、
味覚のセンサーがあるんだそうですね。
ちょいと触れば味がわかるというわけです。

じぇじぇじぇ

アナゴさん、こんばんは。
ボクの実家の前沢でも「じゃぁじゃじゃ」て言っていました。
ボクの認識もアナゴさんと同じで、単なる驚き、というよりも、
「それは大変だ!(何らかの対策が必要だ)」という感覚です。
方言?は翻訳が難しいですね・・・。
リンゴ 農家の件ですが、推察の通り後継者不足が進んでいるようです。
先日アナゴさんが紹介されていた、フジ等の人気が有って比較的高価な
リンゴは栽培しても、紅玉等の人気の無いリンゴの木を切って作付け面積で
調整して、労力とのバランスをとっている農家も多いようです。

ボクの家では、ママがアップルパイやジャムを作るのに、紅玉確保に苦労
しているようです。

紅玉入手難

今晩は。
そうですか、岩手でも紅玉確保に苦労を!
実は私もアップルパイが好きなので、妻にお願いするんですが、
やはりそう容易には紅玉が買えないようです。
リンゴ農家のご苦労もよくわかります。
TPPとか、いろいろ問題の多い環境ですが、
なんとか展望が開けてほしいと思っています。

果物の農家

アナゴさん

カルガモさんと、リンゴの話で盛り上がっていますが、農家の生産者の高年齢化は既にいろいろと始まっています。

アップルパイなどに適した紅玉は、単価が安いので、現在は北朝鮮などからの輸入が中心になったと、だいぶ前に聞いたことがあります。
青森県黒石市の道の駅の大きなリング産直市場でも、紅玉はありませんでした。
長野県もリンゴの生産量が多いのですが、千曲川沿いでは、後継者不足からリンゴ園が減っています。シナノスイーツなどが美味しいです。

県境の群馬県側の下仁田町にも南限のリンゴ農家があったのですが、最近は廃業している感じです。

同様のことは、佐久市のモモ農家で起こっています。佐久市のモモは8月中旬から収穫できるので、本場の山梨県の後に出荷することで成り立っていました。モモは高所作業があり、手間がかかるので、廃業する農家が増えています。

最近は、8月中旬にモモの出荷場に午前8時から1時間ぐらい並ばないと、購入できないぐらいまで、生産量が減りました。佐久市内のモモの果樹園がどんどん無くなっています。

実は、お米の生産農家も5年後には大幅に減るとの試算があります。後継者がいないからです。TPPより恐い話です。

ヒトリシズカさん

今晩は。
なるほど、そうですか。
リンゴに限らず果物は、穀物生産と違って機械化がむずかしいという面があるんでしょうね。
アメリカから輸入されるオレンジやグレープフルーツも、メキシコからの不法移民の低賃金労働があってこそのもの、スタインベックの「怒りの葡萄」を連想したりします。
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