2013/11/3 コチ、スルメイカ、カサゴ  江田島サイクリング

 雨の祝日、静かに日本文化の現状と行く末について黙考。 ナンチテ


 昨日、11/2のお魚ツアー、いつも通りおかず工房から。先週魚が無かった反動でしょうか、ずいぶんたくさんのお客さんがおいでになり、あまり広くない鮮魚売り場は込み合っています。

 メイタガレイ、マコガレイの大きいのがいずれも1000円以上、あれは美味そうです。けっこう大きいウマヅラハギが550円、でも肝で膨らんでいるべきお腹がへこんでいます。どうしたことでしょう。スクモエビ(サルエビ)が一山250円、ここしばらくエビの種名詐称が取りざたされており、売り場でもひとしきりその話題のやり取りがありました。
 小さめのコチ300円(39㎝、366g)と、カサゴ450円(26㎝、400g)を買いました。

 宝町フジへ。先週リアルでハマチを990円で買いましたが、それと同じぐらいのサイズのものが850円、ウーム・・・。スルメイカ198円を一杯、トロ箱にびっしり並んでいるのの中で一番でかいのを選びました。胴長29㎝、545g。久しぶりに塩辛も作るつもりです。


 以上、こんな連中です。

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 さらに千田町Arukを経由して川口町リアルへ。島根県から立派なマダラが。お腹もでっぷりと膨らんでおり、1680円というお値段は見方によってはお買い得かも。でも我が家の冷凍庫には先日のタラの切り身がまだいくらか眠っているのでパス。同じく先日2500円近い値札で驚いたスジガツオが850円(だったかな?)、やっぱりそのくらいでしょう・・・、とかつぶやきながらこれもパス、だって先週のハマチの切り身もまだ冷蔵庫にあるので。何も買わずに出ました。

 舟入市場へ。ここは半年ばかり前でしょうか鮮魚の売り場が変わって、今は「うお市」という名前の店舗が入っています。このうお市さんは家族経営(と、勝手に私が想像しているのですが)のお店で、若いお母さんが赤ん坊をおんぶして店頭に立っており、そのお母さんでしょうか年配の女性と二人で客の応対をしています。丸物の魚をさばいたりする流し場に男性が二人、オトッツァンと息子でしょうか?

 あるものを見つけ、ピンときました。カラスミを作ってやろうじゃないの! 

 これです。
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残念ながらボラではなくスズキの卵巣です。一パック300円を二つ買い占めて、二腹分362g、600円。そういえば初めてボラの卵巣でカラスミ作りに挑戦したのは3年前の今頃です。まだ震災前だったんですね。



 いろいろやることが多いので、昼食後すぐ仕事(?)に取り掛かりました。

 まず、スズキの卵巣にたっぷりの塩をあてて冷蔵庫へ。これは簡単。

 それからイカをさばいてゴロは塩漬けに。刺身用に一部を確保、残りはザルに並べてベランダへ。一晩干して水分をある程度抜いてやると、塩辛にしたときに水っぽくならないんです。

 ついでカサゴを。透明感のある白い身です。脂ののりも中々。
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死後硬直の始まっていない、いわゆる「ブラブラ」の状態です。


 カサゴの付属品一式。左から、胃袋、肝、かなり成熟した卵巣、右端が浮き袋です。
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 コチ。
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これはすでにブラではありません。


 カサゴの刺身です。
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右側に顔をのぞかせているのは、冷蔵庫の奥深くから救出してきた隠匿物資、魚卵の粕漬け、もはや何の魚だったか分明ならず。ジンワリ火にかけて旨し。


 コチとスルメイカ。
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 諸々。説明省略。
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 こんな形になりました。
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 酒は福島県会津坂下町の曙酒造、天明純米生、酒商山田の宇品本店で一升2657円。


 以上でお魚関係は終わり。

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 さて某日、またまた海を渡って自転車島めぐりその三。(その一は似島、その二はしまなみ海道①
 今回は、似島のもう少し南、江田島です。
江田島地図
 江田島(エダジマ、ではなくて、エタジマ)は、8月に一周した似島よりはかなり大きい島なので、一周というわけにはいきません。そこで、宇品からフェリーで三高(ミタカ)港へ ⇒ 内湾を一周 ⇒ 小用港 ⇒ 切串港 ⇒ フェリーで宇品へ、というルートを取りました。自転車で走るのは約20㎞のコースです。
江田島地図2+


 朝11時過ぎのフェリーに乗りました。料金620円+自転車運賃180円、宇品から三高港まで40分です。
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 途中、似島の西側を通ります。
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 江田島に近づくと、カキ養殖のいかだがたくさん見えてきました。この辺は能美ガキというカキ養殖の中心地です。
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やがて見えてきたこの狭い海峡(というのか?)が「津久茂(ツクモ)の瀬戸」です。
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 三高港につきました。
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 さっそく海辺の路を北へ辿ります。途上、このようなものがたくさん設置されているのを見ました。
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これは、カキ養殖の1段階である「抑制棚」というものだそうです。

 近づいてみるとわかりますが、ホタテの殻を何枚も重ねて吊り下げてあるのです。
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 この抑制棚の設置されている高さは、ちょうど満潮には海中に沈み、干潮には海面上に出る、という位置なんですね。カキの幼生が付着したホタテの殻を、こういうカキの生存にとっては厳しい場所に数ヶ月から一年以上も置き、強いカキに育てるんだそうです。なんか身につまされますね。


 やがて江田島市役所のあるところにやってきました。ここにもフェリーの発着所がありますが、自転車は乗れません。
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対岸に見えている山は古鷹山(フルタカヤマ)、海兵出身者や現在の海上自衛隊第一術科学校出身者にとっては想い出深い山のようです。


 さらに行きますと、「ヒューマンビーチ長瀬」という看板がありました。
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どうしてこういう英語のような名前を付けたがるのでしょうか?なんだか嫌な気持ちがします。 


 いったいどんなビーチで、どの辺がヒューマンなんでしょうか? 行ってみました。
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なかなか広々とした良い浜辺ではありませんか、ちょっとゴミが多いけど。

子供たちが遊んでいました。
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ヒューマンだけでなくイノシシもこの浜辺を愛しているようです。
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 そこを過ぎて少し行くと小高い丘になり、オリーブ園になっています。オリーブの木を見るのは初めてかもしれません。
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 日本でオリーブといえば小豆島かと思っていましたが、同じ瀬戸内海で気候風土も似ているのかもしれませんね。
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 何か所かミカン狩り農園を見ました。
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 道端にもミカンの木やイチジクの木があり、それぞれ実っているようです。こういうのをねらってイノシシも出てくるんでしょうかね。
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 さて、この内湾の一番奥まったところに「海辺の新鮮市場」というのがあります。じつはインターネットで調べて、昼飯はここ、と決めてきたのですが、時間がすでに1時を回っています。
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他にお客もおらず閑散としていました。ご飯味噌汁食べ放題の刺身定食850円が売り物のようです。まだ食べられるのか心配しつつ入ってみると、お刺身のパックが二つ残っているだけ、でもご飯も味噌汁もあるからお二階にどうぞ、とのことで一安心。

 残っていた刺身はヒラメとサンマ、瀬戸内海でサンマの刺身というのもいかがなものかと思い、ヒラメで。
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ご飯はタイの炊き込みご飯、でもほとんどタイが見つからない。もっと早く来るべきでしたね。味噌汁はいろいろの魚の粗汁で、チヌやイトヨリ(か?)など。お代わり自由なのでそれぞれ2杯ずついただいて満足。

 刺身のヒラメもなかなかのものでした。
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 二階の食堂から古鷹山が良く見えます。
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 昼食後、一転して今度は湾の東側を北上。ほどなく旧海軍兵学校、現在の海上自衛隊第一術科学校の前にでます。ここは20年近く前、広島に転勤してきた直後に一度訪れたことがあり、その時は中も見学しました。
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見学は時間の都合もあり、今回は無し。正門の写真を撮っただけで、島の東側の小用(こよう)港に向かう峠道を上り始めました。

 坂道の途上に由緒ありそうな和風建築があります。
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 江田島銘醸株式会社という蔵元です。
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 「ヨーソロ」という酒があるようです。調べてみたら米焼酎でした。
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「ヨーソロ」で加山雄三を思い出すのは私ぐらいが最後の年代でしょうか。


 結構な山坂、喘ぎながら峠をこえて小用港につきました。
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 対岸に見えているのは呉です。
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 でもこの港に発着する船も自転車はのせられません。自転車ものせるフェリーは、さらに5㎞ほど南の切串港まで行かなければつかまりません。小用から切串までの5㎞、これがかなりのアップダウンのある山道で、しかもトンネルが6か所、でかい車に出会ったりすると怖いんでしょうが、幸い無事に切串港につきました。

 そろそろ午後の日が傾いてきたころ、切串を出ました。乗船料金450円+自転車運賃180円。
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わずか20分で宇品に帰りつきました。

 切串のフェリーターミナルで買ったイチジクです。
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 以上、20㎞あまり、3時間ちょっとのサイクリングでした。


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カラスミを作ってみたいです。

アナゴさん、こんにちは。
今週も美味しそうな魚料理ありがとうございます。
ボクもいつかカラスミを作ってみたいと思っています。
アナゴさんの記事を参考にさせて頂きたいと思います。

また、カキの養殖施設の写真・・・思わずカレイ釣りがしたくなるような光景です。
三陸では、岩手ではホタテの養殖施設、宮城ではカキの養殖施設に
船を係留して釣りをするのがマコガレイを狙う時の一般的なポイントになります。

しかしアナゴさん・・・タフですね。サイクリングならではの景色の感じ方があるので
ボクもサイクリングやトレッキングが好きです。

水沢では昨日初霜が降りました、冬間近といった感じです。

かるがもさん

今晩は。
楽天優勝おめでとうございます。
(と、勝手に書いてしまいましたが、東北にだって巨人ファンは多いはずで、かるがもさんがもし巨人ファンだったらごめんなさい。)

カキの養殖施設が釣りのポイントに、なるほどそういうことがあるんですか。
漁礁と同じように魚が集まりやすい環境になるんでしょうかね。

初霜の写真、幻想的でした。
朝モヤがかかっていたようですが、放射冷却で冷え込んだ結果でしょうかね。
広島で霜が降りるのは本当の厳冬期だけです。
1月末から2月にかけてとか。

カラスミは意外と簡単です。
売り物にするなら別ですが、自分で楽しむ分にはけっこう満足できるものが作れますよ。

No title

う~んと唸って仕舞いました。
お刺身も美味しそうですが、カラスミは魅力ですね。ただこう言う物は何か幸運にぶつからないと手に入りません。アナゴさん楽しみですね。
今回の江田島廻りとても詳しく読ませて頂きました。有難うございます。

美味しそうですね

こんにちは
いつも素敵な記事と魚料理に感心しきりです。
スズキの卵巣でからすみとは初めて聞きました。というよりスズキの卵巣
が食べられることに驚きました(^_^;)

今回の魚料理も見た目も素晴らし、くほんと美味しそうですね。
昔料理関係の仕事をされてたんでしょうか?

江田島廻りも小旅行気分を味わったようで面白かったですよ。
自分も瀬戸内海の小さな島でのんびり余生を過ごせたらと淡い夢があります。

相子さん

今晩は。
カラスミと書きましたが、私が勝手にカラスミと言っているだけで、
その実体は、「塩蔵魚卵の乾燥品」とでも言うべきものかもしれません。
でも自分で作った物はこれまた別格で、ほんとにおいしいですよ。

ボラの卵巣で作るとその色が良いですね。
べっこう色というか、実に魅力的な色合いです。
今回のスズキの卵巣は、もっと白っ茶けたといいますか、
散文的な色です。

また経過をご報告しましょうね。

アキラさん

今晩は。
魚の卵巣は、フグは別として、どんな魚種でも美味しく食べられますよ。
ただし、コレステロールが高く、プリン体の含有量も多いので、
高脂血症とか、高尿酸値(痛風予備軍)、とか、ノンべ特有の症状をお持ちの方は用心した方が良いとか。

瀬戸内海の島々、ほんとに良いですね。
でもそれに気が付いて島めぐりを始めたのはつい最近です。
広島に転勤して来てそろそろ20年、貴重な時間を無駄にしたような気がしています。あせります。
私はあと数年で本格的に隠居の身となるつもりですので、
残された日々、できるだけあちこち回ってみるつもりです。

いつかは釣り三昧

こんにちは。
魚の卵巣はほとんど食べることができるんですね。

コレステロールも年齢的に気をつけながら食生活をおくらないと
いけませんね。
広島は全国一の釣りが盛んなところらしいですね。
自分も釣りをするようになってからまだ10年たってません。
まさか釣りにここまでどっぷりハマるとは思いませんでしたが、こんな
素晴らしい趣味はあまりないんじゃないかと思ってます。
もう少し早く釣りをやってたらな後悔してます。

いつか海の近くに移住して、毎日釣り三昧が私の夢です。

アキラさん

今晩は。
釣りはそんなに面白いですか?
私はまったく釣りをしないのでわかりませんが、
下記のようなことわざがあるそうです。(中国のことわざ?)

 「一日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい。」
「一週間幸福でいたかったら、結婚しなさい。」
「一ヶ月幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい。」
「一年幸福でいたかったら、新しい家を建てなさい。」
「一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい。」

アキラさんはもう一生幸せですね!
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