2012/8/17 メジナ 似島に行ってみました。

 今朝の朝市に、こんなものが出ていました。生け花用でしょうか。
IMG_7416 栗のイガ W

    青栗の枝も見えけり朝の市     真野九桑

 口癖のように暑い暑いとため息をついておりますが、季節は静かに秋に向かっているようです。


 さてお盆明けの昨日、17日のお魚ツアーです。張り切って大手町おかず工房からスタート。が、いつもと違って切り身のパックなどが並ぶだけ、まだ漁師の皆さんも本格始動していないんでしょうね。どこに行っても同じかなあと思いつつも、宝町のフジ、千田町のAruk、と回ってみました。フジには結構いろいろ並んでおりましたがいずれも値段が高め。今年初物のサンマなんてのもありました。何も買わずに出ました。
 ふと思いついて、白島のVESTAに行ってみることにしました。あそこはフジの系列店なんですが、仕入れ担当者の気合が入っているのか、なかなか面白い魚や貝を置いていることがあるんです。それに今年はカープががんばっており、今セリーグ3位なので鮮魚売り場のとっつぁんのご機嫌も良かろうかと。

 グレ(メジナ)を買いました。大きいのが780円、小さいのが250円、少し迷って小さいほうを一尾、23㎝、290g。夏のメジナは臭い場合があると聞いているので、少し用心したわけです。
IMG_7404 メジナ W

 手のひらぐらいのサイズでさばくのも楽です。グレの語源は「クロウオ」だという説もあるようで、腹腔の内面も黒いし、皮を引いても少し黒いのが残ります。
IMG_7405 メジナ サク W


 こんな刺身になります。
IMG_7406 メジナ刺身 W


 皮はいつものように湯がいて、万能ねぎと和えました。
IMG_7408 メジナ 皮湯引き W


 これだけではさびしいので隠匿物資の登場、先週のカナガシラの中骨乾燥品です。60秒チンで、カリカリになります。

IMG_7409 カナガシラの骨 W (2)


 それから最近ちょっと癖になってしまった焼き鳥も。
IMG_7411 焼き鳥 W



 こんな形になりました。刺身居酒屋で飲んで、帰り道ちょっと焼き鳥屋に寄った、ということでしょうか。
IMG_7414 晩酌の膳 W
 このメジナは別に臭くはありませんでした。780円の大きい方でも良かったかもしれませんね。

 酒は宮城県塩釜市の平孝酒造、日高見の夏吟、大和屋で一升3058円。珍しく純米ではなく醸造用アルコールの入った吟醸です。(買ってから気が付きました。)



 以上でお魚関係は終わり。

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 一昨日16日の金曜日、広島湾に浮かぶ似島(にのしま)に行ってみました。ここは広島市民にとっては身近なリクレーションの場であり、かつ原爆関連の平和教育の場でもあります。私は広島在住20年近いのですが一度も行ったことがありません。

 宇品の港です。
IMG_7256 宇品港 W
戦前は陸軍の海外派兵の最重要港でした。今は松山へのフェリーはじめ、近隣島嶼部と広島を結ぶ舟が行きかう港です。
 これは江田島の切串からの船。
IMG_7276 切串から W

 宇品港からすぐ目の前に見えるこの島が似島です。
IMG_7260 似島 W
山の形が富士山に似ているので「似島」なんだそうです。別名、安芸小富士。

 車も乗っています。私も自転車をのせました。運賃380円、自転車は150円。
IMG_7270 フェリー W



 わずか20分で似島港に着きました。

 最初に感じたのは圧倒的な静寂。本当に静かです。日頃我々がどんな騒音のもとで暮らしているのか、そして鈍感になっているのか、思い知らされました。この島には交通信号がありません。

 自転車で島の外周を一周しようというわけです。島の西側に位置する似島港から南へ、すなわち反時計回りに一周する方向へ向かいました。波の音、風の音、鳥の声。
IMG_7324 海沿いの道 W
ほとんど平坦で、一部多少の上り下りがありますが、私のママチャリでまったく問題有りません。


澄んだ海。
IMG_7328 澄んだ海 W



所々小さな漁港があります。
IMG_7334 漁港 W


島の東側に出たあたりに、原爆死没者の慰霊碑があります。
IMG_7330  原爆死没者慰霊碑 W
似島には陸軍の検疫所があり、原爆投下後に臨時の野戦病院とされ、広島市内から約一万人の被爆者が運ばれました。多くはそのまま亡くなり、この付近に埋葬され、ある年月がたってからお骨は平和公園の方に移されました。その霊を慰めるための碑です。


 ところで、慰霊碑の脇にこういう飾りのようなものが立てかけてあるんですが、広島ご出身以外の方、これが何かおわかりですか?
IMG_7331  盆灯篭 W
 これは広島市付近だけで行われる風習で「盆灯籠」というものです。お盆にお墓にささげられるものですが、ずいぶんと賑やかで派手なものです。


 そこから少し北に行くと、似島臨海少年自然の家というスポーツや野外活動のための施設が広がっていました。そこにこんなパネルが。
IMG_7335 バウムクーヘン発祥の地 W
第一次大戦で捕虜となったドイツ兵がここに収容されたのですが、そこでカール・ユーハイムというドイツ人がバウム・クーヘンを作ってみせたんだそうです。つまりここが日本におけるバウムクーヘンの発祥の地というわけなんですね。


 更に北に回ると似島学園という養護施設・学校があります。ここに思いがけないものを見つけました。

 後藤新平の銅像です。
IMG_7345 後藤新平像 W
 と言っても多くの方は後藤新平といってもピンとこないのではないでしょうか。後藤新平という人はこういう人です。私は岩手県の水沢という所の出身ですが、後藤新平が生まれ育ったのが水沢なんです。水沢には後藤新平記念館というのがあって、今でも彼を敬愛しているわけですね。
 後藤新平は陸軍検疫所をここに設置することに尽力したとか、その縁で銅像がこの島にあるようです。まさかこの瀬戸内海の小島で新平さんと出会うとは思っても見ませんでした。


 さらに似島一周の道を進みます。北半分は自動車も通らないような小道ですが、一応舗装もされており、自転車で通るのに不便はありません。
IMG_7364 海沿いの道 W



 北側に来ると広島市方向が見えます。宇品の森が見え、プリンスホテルが顔をのぞかせています。その左側の小山は黄金山、ヨットの向こうが海田湾です。
IMG_7374 宇品島 W


一周してまだ時間があったので、似島港から島を横断する山道を登ってみました。峠からのながめです。
IMG_7393 峠から W


 港に戻ってきました。あちこち立ち寄りながらのサイクリング、約2時間半のコースですね。汗びっしょりです。
IMG_7384 似島港

 ところがフェリーの待合所は冷房が効いているため、付近のオババたちの集会所になっています。年季の入ったオババたち、こわくて入れません。
 仕方なく防波堤から海面を眺めておりますと、何やら小さな魚の群れが。7~8㎝でしょうか。
IMG_7388  クラゲとサヨリ W
 確かではありませんが、サヨリの稚魚のように見えました。


 以上、夏休み小旅行の記録です。


(8/17 21時 追記)
瀬戸内海を眺めつつ自転車に乗ることの爽快さ!
前々から夢想していた、「しまなみ海道自転車走破」
を実際にやってみようと思います。
手始めにこんな本を買ってきました。
しまなみサイクリングガイド W
ご期待ください!

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No title

アナゴさんこんにちは、
岩手は朝晩涼しくなってきました・・・昼はまだ暑いですが。
綺麗な港ですね、三陸の漁港とは雰囲気が違って、のんびり釣り糸を垂れたくなるロケーションですね。
ボクも今朝ランニングしていて、まだ青い栗や柿そして胡桃を目にして秋を感じたところでした。

No title

こんにちは~。
朝晩は随分凌ぎやすくなってきたけど、昼間は相変わらず暑いですねぇ。。
漁業関係者も夏休みだから、魚屋さんも解凍の切身ばかりになっちゃいますね。

しかし、この暑い中、アナゴさんはパワーがあるのね。
約2時間半のサイクリングなんて凄いわ。

さぞかしその後のビールが美味しかったでしょうね!

かるがもさん

そろそろ涼しくなってほしいですよねー・・・。

この島の漁港はそんなに規模が大きくなくて、
漁場も島の近辺で家族でやっている、というような状態らしいです。
外洋まで出漁する三陸の港とは、おのずから雰囲気も違ってくるんでしょうね。
確かにのどかな感じがしました。

No title

アナゴさん こんばんは(^^♪

お盆明けの魚の流通は火曜日あたりから‥
魚屋のおじさんが言ってました。
「夏枯れ」がちょっと心配ですね。

「似島‥安芸小富士」、
本当に富士山は日本人の心の拠り所なのだと思います。
こちらにも蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山に利尻富士‥
この国に富士山があって良かった(^^)

ひたきさん

今晩は。

アッハッハ、パワーありますよォ、若いからね
調子に乗って、今日こんな本を買ってきました。
「しまなみサイクリングガイド」 2012/7/15 KG情報刊
(本文の追記参照ください)
尾道/今治間のしまなみ海道を自転車で踏破してやろうというのです。

またレポートします。
乞う御期待!

はるさんさん

今晩は。

北海道で富士といえば、「母恋富士」でしょう!
(ご存知?)
土砂の採取によって、今は少し(かなり?)形が崩れてしまっていますが。

「郷土富士」っていう、こんなサイトがありました。
おっしゃる通り、心のよりどころなんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B7%E5%9C%9F%E5%AF%8C%E5%A3%AB

No title

こんばんは★

お盆は今治に帰省しておりましたv-381
やっぱり地元は良いものですねv-290
もちろん焼き鳥食べてきました♪♪

あの賑やかなやつは盆燈籠っていうんですね!
どこのスーパーに行っても売られていたもんで、見たことないし、珍しいで、ずーっと気になっていました。


しまなみ海道、渡るんですか!?しかも自転車で!!
ぜひぜひ今治市内まで頑張ってみてくださいv-363
以前紹介したところ以外にも行ってほしいところがあるので、また途中経過を楽しみにしています。

No title

お早うございます
メジナは用心が要りますね。匂いがなくて良かったですね。
似島はにのしまと呼ぶのですね。船のわき腹に書かれていました。
島の案内はとても楽しく、拝見しました。宇品港は以前書きましたが、思い出の地名です。
広島プリンスホテルで食べた茸のサラダが美味しく、これまた思い出しました。
夏の小旅行 良かったですね。

勉強になりました。

いつもブログを拝見して凄いなあと感心しています。
知識と行動力で人生を楽しんでますね。
プロ顔負けです!!! 

こういう島は、紹介していただかないと知らないまま、これからあちこち日本の中も旅行したいと思っているので参考になります。

自転車もいいですね。車を買い換えようかと思っていたので、自転車が乗せられると楽しくなるかも~~。

だま者さん

今晩は。
ふるさとのお盆はまた格別でしたでしょう。

盆灯籠、ちょっとびっくりしますよね。
お盆の墓地にあれがびっしり林立するわけです。
ンー・・・ ちょっと論評に苦しむ光景となるんです。
日本は狭いようで、ものすごく広いと思います。

しまなみ海道はですね、買った本によれば、
初級:レンタルサイクルで廻る
中級:一泊で楽しむ
上級:一気に駆け抜ける
だそうです。
やっぱり中級あたりをじっくりと攻めてから、
くたばる直前に上級を達成、というのがよろしいかと。

私の腹案は、1年半かけて上級まで。
来年の秋、良い季節に今治まで駆け抜ける、というものです。

相子さん

今晩は。
少しでも広島の想い出のよすがとなれば幸いです。

本文には書きませんでしたが、
似島という場所は戦争に関連してかなりつらい歴史も持っている場所のようです。
私のような能天気なオッサンがアホ漫遊記を書いてはいけない場所なのかも知れません。
でも、宇品港からわずか20分で来れる穏やかな島、そこで何かを感じることがあったと言いたかったわけです。

sakuramomさん

今晩は。
行動力といえば、高齢のお母様と台湾旅行をなさったり、
外国からのお客様をもてなしたり、
たいしたものだと感服しつつ、いつも貴ブログを拝見しています。

自転車はいいですよ!
なんというか、セラピー効果があります。

車に自転車を載せて自由に気の向くままに!
ああ! 本当の豊かさってそういう形をとるのかもしれませんね。

No title

子どものころ、近所のお寺の広い墓地に盆灯籠がギッシリ
立っていたのを思い出します。ウチのお墓にも立てると言い張って、
夏休みに祖父母の家に行くとき持って行ったこともあるんですよ。
お墓は関東の禅宗のお寺にあるのに、よく立てさせてくれたものです。
広島を知らない人には、何とも不思議なシロモノですよね。

その頃は新幹線が東京・新大阪間しか開通してなかったので
寝台特急のあさかぜか富士で往復していましたが、
何年か前に廃止になりましたね。随分時間が流れました…

高校の同級生と、横浜スタジアムにカープの応援に行ってきました。
代打ホームランで逆転勝利した試合です。
カープの応援のほうが多いぐらいでレフト側は真っ赤、
ちょうど堂林選手の誕生日でHappy Birthdayを大合唱したり
久~しぶりの野球観戦でしたが、とても楽しかったです。
カープが初優勝した年、私たちは高校生だったので
今でもその話で盛り上がるんですよ。
あの年の広島の熱気は凄かったです。

とここまで書いてネット速報を見たら、今日もカープ勝ってました!

No title

アナゴさん、失礼しました。
名前を書き忘れたけど前のコメントは私のです。

そういえば、2、3週間前のAERAに広島が外国人観光客に人気
という記事が載ったそうですが、お読みになりましたか?
私は図書館に行って探そうと思っています。

れいこさん

今晩は。
コメント(2通も)ありがとうございます!

盆燈籠をかついで寝台列車に!
それはまあ大変なことでしたね。

私も何年か前まで運行していた「ハヤブサ」ですかね、
20:00広島発で東京着7:00過ぎ、っていう寝台車が大すきでした。
酒の四合瓶を抱えてB寝台の上の段に寝っころがると、本当に幸せでした。
翌朝7:00ごろ東京駅着で、9時ごろから本社で、しかつめらしい顔で会議に出るわけです。まったく何をしに出張していたのか?

広島市が外国人観光客に人気、との記事、私も何かで見ました。
AERAでなかったのは確かで、新聞かGoogleのニュースかだと思います。
歩いているだけで幸せな気持ちがする、
http://dot.asahi.com/news/domestic/2013080800019.html
とか。
http://dot.asahi.com/news/domestic/2013073100035.html

ご存知の通り、私も広島人ではなくよそ者なんですが、そういう気分というか雰囲気というか、わかるような感じがするんですよ。
原爆という地獄のような状況を乗り越え、声高にそれを言揚げするでもなく、
地道に美しい町を作り上げてきた市民、西日本の中心ともいえる経済規模を構築してきた産業人、そして久々にAクラスに入ろうとしているカープ! 大したものじゃありませんか。

というようなことをいつか誰かに言いたいと思っていたのですが、なかなかその機会がなく、ここでれいこさんに申し上げることができてほっとしました。

No title

広島のことをほめて下さってありがとうございます!
アナゴさんより短い間しか広島に住んでいない私がお礼を言うのも
おかしいのでしょうが、小学校から高校まで暮らした土地ですから
私には無条件に贔屓する気持ちがあるようで。
他からいらした方にそう言っていただけると、何だか感激です。

私が子どもの頃は、学校の先生や友達の親御さんなど
被爆者は身近に沢山いらっしゃいましたし、身内が被爆死
されているのなど普通のことでしたが、そのことを特別言われる方は
少なかったです。
明るく前向きだった当時の人たち(高度成長期でもありましたが)
今考えると、本当にすごいと思います。

れいこさん

私も広島に来て19年目ですが、原爆について個人的に語る方に会ったことがありません。
唯一原爆体験を話してくれたのは、30年ほど前東京勤務をしていた時の上司で、その方は直接被ばくしたのではなく、原爆投下の日の午後、広島市を東から西に歩いて横断した、いわゆる「入市被ばく」という方でした。
ご自身も被爆者手帳を交付されて、健康に気を付けてこられたが、娘さんがご結婚なさった途端に心の重荷がとれ、今(当時)はもう全然気楽だ・・・、と笑っていらっしゃいました。
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