2012/4/25 30年ぶりのヨーロッパでお魚ツアー

 22日の朝、無事帰国しました。へとへとです。

 今回は、ドイツとオーストリアで数か所お客さんをまわるという出張です。実は、もうこの齢で私が海外出張することはあるまいとたかをくくっており、パスポートも二年ばかり前に切れていたんです。ところが3月の初めに突然話が降ってきました。
 私の最初の海外出張体験は1980年のドイツですが、それ以来ヨーロッパには行っていません。その後、アメリカと中国・台湾は数回行ったことがあるんですが、なんと30年ぶりのヨーロッパ、正直ビビりました。が、サラリーマンの身の上、いやだとは言えません。土壇場になって本社の営業の人が同行してくれることになり、心理的プレッシャーはだいぶ軽減されました。


 ドイツへの直行便(のエコノミークラス)が満席だとのことで、ヘルシンキ乗り換えのフランクフルト行き、という便になり、しかもフランクフルトからニュールンベルグまで列車で行けという旅程。営業の人とはニュールンベルグで落ち合うことになっており、そこまでは一人で行かなければなりません。幼児が一人でお買い物をする、「初めてのおつかい」というTV番組がありますが、まったくあれですね。

 ま、ともあれ無事に帰って来れました。わずかですが、お魚ツアーをしてきましたのでご報告を。


 初めは飛行機の窓から写真を撮る余裕もありました。
DSCF1804 満州上空 W
中国東北部、いわゆる満州上空です。黒竜江(アムール川)でしょうか?

 7時間ほど飛んでシベリアを西に横切り、北極海(バレンツ海)に出ました。流氷が浮かんでいます。この下に魚はいるんでしょうか?
DSCF1824 北極海 W


フランクフルトからニュールンベルグまで乗った高速鉄道、ICEです。この列車の切符をどうやって買ったらいいのかもたもたしていたら、見かねたらしく若い日本人旅行者の方が、発車時間を調べてくれ、きっぷ売り場も教えてもらいました。本当にありがたいことです。
DSCF1831 ICE (フランクフルト駅)W


 そしてニュールンベルグに昼過ぎ到着、Nordseeというシーフードのチェーン店で最初に遭遇したお魚がこれ。
Bismarck-Baguette.png
皮つきのニシンの酢漬けをはさんだパンです。Bismarck-Bagguette という商品名です。鉄血宰相ビスマルクが好きだったんですかね?

 もう一つこっちは、酢に漬けないニシン(寄生虫対策のため一度冷凍してある)がはさんである、Matjes-Baguetteです。
DSCF1838 生ニシンのバゲット W

 Matjesというのはこんな魚、ニシンの若い魚のようです。(写真はネットからお借りしたもの)
Matjes ニシン W


 ニュールンベルグはとても美しい古都で、ぜひ観光で訪れたいものだと感じました。が、その美しい古都で実に意外なものを見ました。乞食です・・・。EU内は国境がないのと同じですから、どこからか出稼ぎに来たのかもしれませんが、いろいろ考えさせられました。


 さて、16日の月曜日からは仕事のことで頭がいっぱいになり、写真にまで気が回りません。でも夜になると元気が出て、某日の夕食、イタリアンレストランで、Seeteufel というのを食べました。See は「海」、Teufel は「悪魔」、すなわち「海の悪魔」という名前の魚です。その正体はこれ、アンコウですね。
Seeteufel W
 料理としてはゆでるか揚げるかしたものに、チーズ風味のソースがのっかっているものです。歯ごたえは確かにアンコウでしたね。

 それから帰国二日前の夕食、この日は打ち合わせが8時ごろまで長引き、ホテルでの食事に。Porched Cod のなんたらかんたら、というのがあったので注文。文字通り、タラを茹でたもので、何と言いましょうか可もなく不可もなし。やっぱりドイツの内陸地方で魚がどうこういうのはナンセンスなんでしょう。

 もちろんソーセージにザウァークラウト、ポテトにビール、というドイツ飯も堪能してきました。ああ、また行きたい。



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No title

洋行お疲れ様です。
仕事で洋行行った事がないので・・凄いですね~
国内のお魚ツアーも宜しく!!(笑)

No title

今晩は、こてつぱんさん。
年とってからの洋行はつらいものがあります。
が、つらいなりに得るものもあるようです。機会があれば無理してでもどうぞ!
ハーレーの世界大会とかあるんじゃないですか?
どうですか?、お嬢と一緒に。

No title

お疲れ様でした。
学生時代にドイツ語の法律原書を読まされたり、時折オペラを聞く位で会話はからっきし駄目です。そんな訳で、私がドイツへ行く事自体想像できません。
ニュールンベルグといえば裁判とマイスタージンガーですが、美しい古都ということはワーグナーオペラの舞台となっている中世の雰囲気がまだ残っているのでしょうね。

No title

お帰りなさい。 私も年を取ってから、一人でドイツへ出張したことがあるので、心配だった気持ちよ~く解ります。

それにしても、ヨーロッパで魚が食べれることにびっくりしました。 しかも、ニシンやアンコウとは。
ニシンは小骨が多いと思うのですが、どうやって食べているのか、不思議な気持ちです。

No title

へるぞうさん、今晩は。
おっしゃう通り、中世の雰囲気満点です。
聞くところによると、第二世界大戦で壊滅的な破壊をこうむった都市だそうですが、
戦後、市民の力で細部まで復元したんだそうです。
なかなかドイツ語でコミュニケーションは難しいかもしれませんが、その辺のコンビニのねえちゃん(言い方は悪いんですが)でも英語はよく訓練されているようで、なんとかなると思いました。
機会があればぜひどうぞ。
写真を撮ってくればよかったんですが、なにせ頭に血がのぼっておりまして、それどころではなかったんですよ。

No title

アナゴさん お帰りなさ~い\(^o^)/

お疲れはもう取れましたか。
あすからの大型連休、ゆっくり休んでくださいね。

ドイツでは塩漬けのニシンを半身丸ごとパクっと
頬張り、ワインをクイッ!!‥って聞いたことがありますが
酢漬けもあるんですね。

お休みは「お魚さんと勝負!!」でしょうか‥
楽しみにしています♪

No title

ゴルッテリアさん、こんばんは。
魚はやっぱり、努力して探さないとなかなか遭遇しないようです。
Kasselという町に二日ばかり滞在し、その繁華街を歩いてみました。魚屋はありました。でも、サケとかタラとか、大きめの切り身がとれる魚だけのようでした。
今度はぜひヨーロッパでも海に近い都市をツアーしてみたいものです。(自分の金で!)

No title

はるさんさん、今晩は!
齢のせいで時差ボケから回復するのも時間がかかりました。
おまけに、日本ではあまり感じない花粉症を拾ったらしく、鼻水ベロベロで帰ってきたんです。

連休ですが、わが勤め先は製造業ですので、なかなかカレンダー通りに休めません。何とか計略をめぐらせて休んでやろうと画策したんですが、今年はうまくゆかず。まあ、5月3、4日だけは休めるようにできただけでもとりあえず満足すべきかと・・・。
その休み期間は広島市は「フラワーフェスティバル」というお祭りです。また「取材」して報告しますからね、アハハ。

No title

出張、お疲れ様でした!
ヨーロッパに行った事のない私にとって
出張で行けるなんて羨ましい限りです
ソーセージにザウァークラウト、ポテトにビールなんてのも
本場で食べてみたいな~

日本のお魚ツアーも楽しみにしてますね^^v

No title

くまりんさん、おはようございます。
広島にいらしてたんですね。帰りは新幹線貸切で!!!
宮島のアナゴ飯はいかがでしか?
けっこういいお値段しているので、私は実は宮島で食べたことがないんです。

ドイツといえばやっぱりソーセージ、っていう先入観があるためか、ホテルの朝食に出てくるソーセージでさえ美味しいような気がしました。実際には日本とそんなに変わっているわけではないんでしょうが。
お邪魔したお客さんの工場の社員食堂で、皆さんにまじっていただいたでかいソーセージとポテト(薄切りして炒めたもの)は旨かったです。

お疲れ様でした。

ご出張で、ドイツですか?
うらやましいような。。。仕事ですからきっと大変でしたね。
過ぎてしまえばきっといい思い出になっていくのでしょうね。
私も、海外旅行なんて絶対できないと(体力・気力に自信がなく)思っていたのに、ひょんなことから、アメリカに住んで、また元気を取り戻しました。
ドイツの魚ってどんなのだか?私は25年前に行ったきり?です。
また行ってみたいなあと思いました。今度は視点を変えて、魚見ていくのも面白いかもしれないなあと思いました。
お疲れ様でした。

No title

sakuramomさん、おはようございます。
ヨーロッパでもイタリアやフランスなら魚介類も豊富なんでしょうが、ドイツで魚、というのはほとんどイメージが浮かびません。
昔、「ブリキの太鼓」というドイツの映画を見たとき、バルト海沿岸で漁師がハモのようなニョロニョロの魚をとるシーンを見た記憶があります。あまり見ていて気持ちのいいシーンではなかったような…。

ご子息たちのご成長、楽しみですね。
うちはまだ大学2年です。

懐かしい

出張お疲れさまでした。
私はドイツと聞きますと故郷のような気分になります。
グーテンモルゲン、グーテンターグ、アウフビーダーゼーエンなんてね。63年前に習ったのですが、こんな言葉しか覚えていません。
昔住んだ中国青島はドイツが占有していた時期もあり、ソセージもビールも美味しい街でした。
北廻りの飛行機 下にツンドラが見えますと、尾翼の方では窓辺が冷たくなるんですよね。席を離れて眺めたのが思いだされました。
懐かしことをいろいろと思い出せて下さいました。
ニシンのドッグは始めて見ました。有難うございました。

No title

相子さん、今晩は。

なるほど、青島に暮らした記憶をお持ちの方にとっては、ドイツ語、およびドイツ文化というものは、また格別の思い入れがおありでしょうね。
私(1953年生まれ)の世代の者にとっても、ドイツ語はある種特別の地位を占める外国語だと思います。私のような理科系の者はけっこう専門分野の文献を読まされましたし、マルクスの「資本論」を原書で読んでやろうなんていう連中もいないわけではありませんでしたからね。
でもその当時、いずれ君は仕事でドイツに行くことになるよ、と言われて、どれだけの者が信じたでしょうか。

で、昨今はまた、海外に行きたがらない若者が多いとか。私のような若造が言うのもおこがましいんですが、隔世の感があります。
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