能動態か、受動態か

 技術英語に関する参考図書をいろいろ見てきましたが、「日本人は受動態を多用しすぎる、もっと能動態で書け。」という指摘がよくj出てきます。私は常々、この指摘に疑問を持っていました。だって英語論文で、It is considered that ・・・という表現はほとんど決まり文句のように出てきますし、自分でも使ってきましたからね。これを We consider that ・・・と書いてある例は著者が日本人・外国人に関わらず 、ほとんど見ません。(私が長く、研究・開発畑を歩いてきたからかもしれません。)確かに「『・・・と考えられる。』という日本語の表現はあいまいで、主張として弱い。」という指摘はそうとも思いますが。

 ただ、技術文書といっても、学術的な論文から、特許、技術調査報告、自社製品のPR、さらには自社製品の不具合の謝罪文書まで、さまざまありますから、それぞれ調子が異なるということはあります。受動態は言葉通り受身で、冷静で、客観的で、第三者的で、悪く言えば、消極的、他人事、無責任、といった調子を帯びることになり勝ちです。研究論文が冷静で客観的なのは望ましいことですが、自社製品の不具合について、ひと事のように、当事者意識の欠けた、無責任な文章を書いたのでは困ります。We appologize・・・ と能動態で書くことが必須だ、ということは確かにあるでしょう。
 要は、あることを誰かに伝えようとする、こちらの心理的な状態が文章に反映する、ということでしょうね。その意味で、「日本の技術者よ、よりActiveであれ。」もっというと、「Aggressiveであれ。」という意味で「能動態(Active voice)を使え。」ということなのかと最近は理解しています。

(9月16日追記)そういえば、Natureに掲載されている論文は、ほとんど例外なく、「We show that ....」とか、「Our findings ...」とか、一人称を多用していますね。Natureは超一流科学雑誌だけれど、「技術」英語のお手本にはなるのでしょうか? 多少疑問あり。

 イボダイです。一尾120円。4尾で約480gでしたから、100円/100gというところでしょうか。イボダイはメダイと同じ仲間で、もともとぬるぬるした魚です。一見うろこがついていないようにも見えますが、包丁で丁寧にこすってやると、小さいうろこが意外にたくさん取れてきます。
090912 イボダイ1 15
こんな顔です。かわいい、というか愛嬌のある顔ですよね。出刃でちょん切る時にかすかに罪悪感を覚えます。「ボクなんにも悪いことしてないのに、このおじちゃんがいじめるの・・・」ウーム、合掌。
090912 イボダイ2 15
刺身にしました。
090912 イボダイ刺身 10
皮は引きましたが、皮目がなお歯に抵抗がある感じ。若干かざり包丁を入れたほうが食べやすいかもしれません。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hoyatabetai

Author:hoyatabetai
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード