2011/12/11 ホンビノスガイ またの名を チェリー・ストーン

 市役所の前にまた麦が芽を出す季節となりました。
IMG_8529 市役所の麦の芽 W

 近くの保育園児たちが種まきをし、そのうち麦踏みもするそうです。

 行きかう人もすっかり冬支度です。
IMG_8524 市役所の麦 W


 その冬の日差しの中、でかけた昨日のお魚ツアー、いつもの通り最初は大手町おかず工房。いい形のアコウ(キジハタ)が1260円、イシダイのでかいのが3000円、やはりでかいチヌ(クロダイ)値段失念、先週に引き続きスズキ1200円、タチウオ(大きい割には安価)、オコゼ、チダイ、シロミル、といったところです。コノシロ50円というのも。
 アコウにはだいぶ気を惹かれましたが、結局何も買わずに出ました。実は先週のスズキの切り身や昆布締めが残っており、冷蔵庫の中が窮屈なのです。

 舟入市場にほぼ10時開店と同時に入りました。まだ値段がついていません。結局魚は買わず、カブ3個で84円というのを買って、次の川口町リアルへ。ホンビノスガイ(本美之須貝)を2個買いました。100g85円、2個で500gちょっとあり、494円。少し目算より高かった。
IMG_8536 ホンビノスガイ W


 こんな顔(?)です。
IMG_8540 ホンビノスガイの顔 W

 私はこの貝に思い入れがあって、昔仕事でアメリカ東海岸の町にいたとき、しょっちゅうこれを食べていました、もちろん生で。チェリー・ストーンっていうんですね。少し小さめのものなら、一回に1ダースぐらい平気でいけます。冷えた白ワイン(ただし安いの)と、チェリー・ストーンの on the half shell があれば、さみしい外国の一人暮らしも、その時だけは天国。

 というわけで、帰国後も折にふれ懐旧の念とともにあのチェリー・ストーンを貝殻からツルッとやれる日が来ることを夢想していました。
 それがこの数年、東京湾でこれが大発生して迷惑なほどだとか、船のバラスト水などに混ざって入り込んできたんだそうです。鮮魚売り場にも「白ハマグリ」とか怪しい名前で出るようになりました。生態系を乱すという点では困ったものですが、もはや根絶が無理なら大いに食べたいものです。でも生食ができるのかどうか不安であり、今のところ焼きハマグリ、ならぬ焼きチェリー・ストーンでがまんしています。
 千葉県漁協の皆さん、ぜひとも生食可のチェリー・ストーンを市場に出してください。大ヒットすること間違いありません!
 マンハッタンの高級レストランでも、生ガキと生チェリー・ストーンはオードブルの定番です。


 ということで、焼いたものです。焼くと少し硬くなって噛み切れない場合があるので、今回は一度貝から身を取り出し、適当に切ってから殻に戻し、ガスレンジの焼き魚用のグリルで焼いてみました。一個分の身を二枚の殻に盛るとちょうど良いです。
IMG_8548 ホンビノスガイ 焼き W
 ・・・しみじみ旨いです。何も調味料無しですが、貝自身が持つ海水の味でしょうか、けっこうしょっぱい。


 こうなりました。
IMG_8547 晩酌の膳 W
 右は、先週のスズキ、昆布締めにしました。これもけっこうです。同じスズキのカマの部分を焼いたのが左に見えてます。

 酒は福島県会津坂下町の曙酒造・天明、純吟生おりがらみ、宇品の酒商山田で一升2604円。生酒は時に癖がありすぎることもあるんですが、これはとてもいいです。

 酒商山田は市内中心部から離れた宇品港の近くにあり、わざわざそこまで買いにいくだけの価値がある店なんですが、このほど中心部に支店を出したようです。それがなんと、私がひいきにしているもう一軒の酒屋、胡町の大和屋から直線距離で150mぐらいのところです。ずいぶん思い切った立地だと思いますが、互いに切磋琢磨して共存共栄、広島の酒文化が一層深みのある洗練されたものになるきっかけになってほしいと念じます。



 お歳暮の季節で、岩手の親戚からリンゴが、鳥取の友人から柿がとどきました。ありがたいことです。
IMG_8552 岩手のリンゴ、鳥取の柿 W



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No title

こんばんは

「ホンビノスガイ」、一見ホッキ貝に似てるなあと思いましたが
やはり「白いハマグリ」のほうが近いかも。
う~ん、生でチュルっと食べてみたいです(^^)。

カブのお安いこと!1
先程スーパーでみたら、3コで198円でした(^_^;)。

あっ! お野菜の串焼き、新らしいお仲間が増えましたね!

No title

こんにちは&はじめまして!

豊かな食卓ですねぇ~!シーフード、特に生・半生が大好物なのに、あまり食べる機会がない私にとっては、ちょっぴり目の毒です。
後学のために、たびたび寄らせていただきます。

No title

ちょっと見るとオオアサリ(ウチムラサキ)かな?と思いましたが、オオアサリの内側は紫ですから違いますね。
酒商山田の支店は繁華街の飲食店向けでしょうか?アナゴさんのような人なら、たとえ遠くても本店の方へ行くでしょうから。いずれにせよ広島に行ったら是非立ち寄りたい酒屋であることは間違いありません。以前も言いましたが、あの十四代の正規取扱店であるし、私の好きな滋賀の「松の司」もありますしね。静岡の「磯自慢」はどうだったかな?ご存知なら教えて下さい。

No title

はるさんさん、おはようございます。
ホッキに似ているでしょう?
ホッキはあの紫色の足(?)の部分を主に食べるんですが、このチェリーストーンは全部たべます。クラムチャウダーに入っているのはこの貝です。

焼き野菜もうまいですね。
もともと焼き鳥を食べていて、鶏肉よりネギの方がうまいなあ・・・と感じはじめ、損ならネギだけ焼いてやろうと思ったのが始まりです。
最近は、しし唐、シイタケ、なんかもいいです。

No title

ブッチさん、今晩は!
ご来訪、ならびにコメント、ありがとうございます。

イギリスにお住まいですか?素晴らしいですねえ。

実は私のブログ、2年半前(209年3月)にはじめたときは、
「工業英検2級突破」
というタイトルのブログだったのです。
その後2級は突破し「工業英検1級挑戦」というタイトルになったのですが、1級には歯が立たず、そのうち書く内容がご覧の通り酒と魚のことばっかりになってしまいました。(涙)
で、いさぎよくタイトルも実態を表す「広島お魚ツアー」に変えました。
そういう挫折ブログなのですが、時々見ていただくとうれしいです。

英語の勉強は今も細々と続けています。齢なので(アラカン)進歩はなくとも、仕事で使うときもある(技術系会社員です)ので、何とか定年までは・・・と思っています。
貴ブログで勉強させてください。
よろしくお願いします。

No title

へるぞうさん、今晩は。

酒商山田の支店、こんな感じです。(広島経済新聞記事)
http://hiroshima.keizai.biz/headline/1249/

これによりますと、メインターゲットは40代の女性で、「サロン」をイメージした店舗だとか。・・・ンー、サンダルを突っかけた白髪オヤジが行ったら浮いてしまうかな?
でも日曜営業(火曜定休)はエライ!

ホンビノスガイ、あれネットでいろいろながめたら、生で食べている人もいるようなんですね。大丈夫なんかしら?
他の魚は平気で生食しているくせに、東京湾の貝だから用心するっていうのはピントハズレでしょうかね。(悩)

No title

アメリカでも貝を生で食べる習慣があったんですね。 ちょっと驚きでした。  どんなタレで食べるのでしょうか? トマトケチャップやホースラディッシュでしょうか? まさか醤油ではないですよね?

貝を生で食べると言えば、 フランスのニースのレストランで食べたことあります。 10種類以上の貝が全て生で出てきました。 日本人でもビックリです。 その時は赤ワインビネガーのような物で食べました。

No title

ゴルッテリアさん、今晩は。
寒くなってきましたね。

私がアメリカにいたのはもう25年以上昔ですから今は違うかもしれませんが、カキとチェリーストーンは、生で食べるってことを普通のアメリカ人も常識的に知っているようでした。ホタテの貝柱も生食してましたね。でもニースの10種類には及びませんね!

おっしゃるとおり、トマトケチャップベースの「カクテルソース」っていうんでしょうか、あの赤いトロンとしたのを乗っけるか、ホースラディッシュか、レモンを絞るか、でしたよ。

当時も、東部の都市部には日本食屋があって、時々寿司を食いに行ったのですが、ミルガイ(と称して売っているもの)がとても旨かった記憶があります。あれは本当は何だったのだろうか・・・? と時々思い出します。
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