111106 ソイ、カレイ

 4日の金曜日、年休を取って京都に行ってきました。京都国立博物館に「細川家の至宝」を見に行ったのです。
111104 細川家の至宝 チケット W

 細川家、熊本の殿様ですね。戦国時代のガラシャ夫人の嫁入り先です。そういえば何代か前の総理大臣に細川さんっていう人がいました(忘却のかなた)が、あの方のおうちです。朝7:05広島発の新幹線に乗り、9時半開館と同時に入館、出てきたのが1時前。すっかり疲れてしまいました。

 そんなに長い時間、何を見ていたかといいますと、黄庭堅伏波神祠詩巻、重要文化財です。展示されていたのは自跋のほう。1101年にかかれたということですが、墨の色が生き生きとしており、しびれました。ガラス越しではありますが、30センチ位の至近距離で一字一字筆跡を追っていくと、筆の穂先の動き、揺らぎを追体験しているような気がします。へとへとになります。



 さて出ると大変にいい天気、今年の2月に来たときとはまったく感じが違います。
IMG_7565 京都国立博物館 W
 あれからいろんなことがありました。わずか九ヶ月ですが。



 さて陽光の下(と書くと春のようですが)、おにぎりを買って加茂川の左岸を、七条から川上に向かって歩きました。サギやカモなど、鳥がたくさんいます。
IMG_7584 加茂川のサギ W

広島の大田川の鳥と違って、あまり人を恐れません。
IMG_7599 加茂川のサギ W


 これだけ大きくなれば、サギにもねらわれません。
IMG_7601 加茂川の鯉 W

 結局この日歩いた歩数が26,689! ゴクローサンなことです。六条高倉の「名酒館」に立ち寄り、「帰山」純吟の一升瓶をぶら下げて広島まで帰りました。



 さて、翌5日は一転して雨、奥様を拝み倒して車でお魚ツアーへ。一軒目、大手町おかず工房でマガレイ(と思ったんですが、へるぞうさんから「マコガレイのようにも見えるが」とのコメントをいただき、そんな気もしてきました。よく確認しませんでした。)を。30cm、402g、680円。それから、10月開店後、奥様がまだ行っていない宝町のフジへ。初めてなので車の入れ方でもたもたしました。魚は素通りしましたがリンゴ2個を買って帰宅。途中、近所のスーパーに寄ったら北海道のソイが一尾180円という値段だったので購入。27.5cm、312g。

 こんな連中です。
IMG_7610 ソイ、カレイ W


 ソイの顔です。
IMG_7618 ソイの顔 W


 あちこちにトゲがあるんですよね。油断できません。
IMG_7616 ソイのトゲ w


 カレイの顔です。なんというか、的確な論評がしにくい顔です。眠そうですね。
IMG_7613 カレイの顔 W


 ソイの付属品一式です。
IMG_7626 ソイ 付属品一式 w
上がカマ、中段左が肝、右が胃袋(開いて洗った状態)、そして下が皮です。

 皮は、菜ばしでつまんで熱湯にホンのわずかな時間くぐらせてすぐ冷水に入れます。
IMG_7627 ソイの皮湯引き1 w
この「わずかな時間」というのが微妙で、ちょっとやりすぎると煮魚の皮のようにトロトロになってしまうこともあるんです。感覚的な表現ですが、まだ生でフニャフニャの状態が、熱でタンパク質が固まる、その変化を菜ばしに感じ取ってすばやく引き上げて氷水にチャポン、というわけです。

 こんな感じに丸まります。
IMG_7631 ソイの皮湯引き2 w

 意外にウロコが残っているので、流水の下でていねいに洗い取ります。

 水を切って適当に刻むと、こんな感じ。
IMG_7635 ソイの皮湯引き3 w


 一方、肝と胃袋はしっかり熱を通します。湯引きというよりは、煮るといったほうが良いでしょうか。
IMG_7638 ソイの肝と胃袋湯引き1 w


 これも適当に刻みます。肝の断面に黒い点々が見えるのは、血です。ずぼらして血抜きをちゃんとしなかった証拠ですね。血抜きを手抜き。
IMG_7639 ソイの肝と胃袋湯引き2 w


 で、皮胃肝、全部薬味(これは万能ネギ)と混ぜて、適当に調味。本日はレモンがあったので、レモン風味。
IMG_7642 付属品レモン和え w


 こっちはカレイのサク、無眼側。
IMG_7651 カレイのサク w

 ソイと合わせて、こんな刺身になりました。
IMG_7662 ソイ、カレイ 刺身 W



 で、こうなるわけです。ゴチャゴチャといろいろ並んでいる私好みの風景です。
IMG_7659 晩酌の膳 W
 京都からぶら下げてきた帰山は、長野県佐久市の千曲錦酒造株式会社、無加水、一升2625円。でも新幹線往復代がかかっているからな・・・ 裏ラベルによると、日本酒度マイナス16というギョッとするような数値(見ないで買った。)ですが、そんなに極端な甘口という感じはしません。とても上品な甘さです。




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No title

こんばんは

健脚ですね(^^)。
うらうらとした陽光の下をのんびり歩くのは
気持ちが良いでしょうね。

ソイ、ずい分お買い得!
お刺身は身が締まっていて美味しいですよね。
肝から皮まで…ソイも本望だと思います(^O^)。

No title

今晩は、はるさんさん。
広島ではソイを「メバル」と表示して売っているケースがよく見られます。
釣り人以外には、あまりソイっていう名前が通じないようなんです。
けっこう鮮度のいいものが北海道から来ているようです。

昨日、大阪のレストランオーナーのブログを見ていたら、
http://blog.livedoor.jp/trattoriapappa/archives/51293657.html
「北海道室蘭産」というトロ箱にはいった、カジカの写真が出ていました。
ケムシカジカだそうです。
ぜひ室蘭のカジカも全国区で人気者になって欲しいものです。

No title

一色の仲買の店に、信用金庫にお勤めだったという人がよく来ていました。趣味は酒蔵めぐりだとかで私とはよく酒の話をしました。その方によれば、酒は辛口でないと駄目とかで、よく出てきたのが長野の舞姫とか帰山でした。でも写真の酒は甘口なんですよね?
ついでにその方はモガレイ(広島ではアマテガレイですか)ばっかり注文するので、モガレイのおじさんと呼ばれていました。ただ最近来なくなりましたが。
そういえば写真のカレイもモガレイ(標準和名はマコガレイ)のようにも見えます。裏の尻尾のあたり、白い所が黄色く縁取られていましたか?そうならマガレイで間違いないようです。

日帰りで行けるのですね。。。

こんにちは。
広島は京都まで日帰りで行けるのですね。
書も興味ありますが。。。
どうしても魚のさばき方に興味津々。
まるで板前さんのようにさばいていて。。。どこかに習いにいったのでしょうか?
皮とてもおいしそう・・・コツがいるのですね。

帰山

へるぞうさん、今晩は。

そ、そ、そうでした!
マガレイの尾側の黄色い縁取り、・・・ ンー 確認しませんでしたが、無かったような。マコガレイかもしれないです。
室蘭にいた頃(H16~H19)はそのあたり敏感だったのですが、どうも日に日に感覚が薄れていくばかりです。

帰山、確かに甘いです。
大変上品な甘さです。私、清酒を賞賛の意味で「甘い」と公言したのは初めてかもしれません。
http://www.chikumanishiki.com/lineup/kz-jmg.html

No title

sakuramomさん、今晩は。
コメントありがとうございます。

広島-京都は2時間足らずで、完全に日帰り可、の範囲。
これも新幹線の威力だと思います。それが当たり前だとついつい思ってしまうのですが。

魚をさばくっていうのは、見るとやるとでは大違い、やる方が簡単です。ホントホント・・・!
私は誰にも習ったことはありません。そこが恐ろしいところで、たとえへんなことをしていたとしても、ブログでは(普通は)誰も叱ってくれません。

そい

湾岸に住んではおりませんので、何時も新鮮な魚に憧れております。
そいは時々買いますが、お刺身には無理だと思い、煮魚にします。
この手の魚は残りますと必ず翌日焼いて香ばしくさせて食べます。
広島の市場廻りのニュースまたお待ちします。

No title

今晩は、相子さん。
どうも最近の悪しき風潮に私も染まっており、何でも刺身にしないと気がすまないという症状を呈しております。
(でもサンマなんか塩焼きが一番美味いよね)、とか、心の中では思いながら。

明日の土曜日(11月12日)もがんばって面白いお魚ツアーにしようと思います!
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