2011/10/2 1.9kgのマナガツオ 3,800円

 市役所の窓をおおっていた緑のカーテン、アサガオの撤収作業中です。このひと夏、日をさえぎって市役所の皆さんの暑さを多少とも和らげたのではないでしょうか。
IMG_6698 市役所緑のカーテン撤収 W


 撤収作業をする方々。
IMG_6704 撤収作業中 w
 で、ふと思ったのです。
 緑のカーテンは見た目もすずしく、市民に対する省エネのアピールにもなり、実際の節電効果もあったでしょう。でも、あれだけ大規模に展開するとなると、市役所職員が片手間にチョイチョイッと朝顔の種をまいて完了、というものではないんですね。(この作業を見ていてやっと気がつきました。)
 敷設、維持、撤去、この一連の活動にかかる費用はどれくらいなのでしょうか? これによる節電効果で節減できた電気代と、どうバランスするのでしょうか? たぶん元は取れないんでしょうねぇ。となると、これは市役所だからできたことであって、一般企業にまで普及させるのはかなり難しそうだなあ・・・という気がしました。

 多少の費用はかけても、真夏のピーク時電力削減に寄与し、発電に必要な化石燃料の消費を抑え、その代わり作業者に対する支払いで雇用を確保する、という考えも成り立つでしょうが。
 省エネという言葉は美しいものの、難しいもんですね。実際のところどうなのか、担当者の話を聞いてみたいような気もします。

 
 さて10月1日の土曜日、その市役所のすぐ近く、おかず工房に出かけました。
 大きなマナガツオがありました。私のお魚ツアーのルートでは、これだけ大きいのはそう度々は見かけません。しかも鱗がきらきら光って活きもよさそうです。値札は4444円という不思議なおまじないのような数字。「好し好し」かな?
 どなたか買っていくのかな?と思い、しばらくながめておりました。ここの常連客の中には、お店をやってらっしゃる女将さんかな、と思われるような方もおられますので。・・・が、売れていく様子がありません。

 この値段は、私のお魚ツアー3週分の予算に相当するのです。さすがに手を出しかねていると、いつものお姉さんから「安くしとくけぇ、買わん?」と声をかけられました。

 買ってしまいました。3,800円で。 
・・・まだ月頭で、お小遣いもらったばっかりなので、つい・・・。
IMG_6714 マナガツオ W
40cm、ほぼ1.9kgあります。ちょうど200円/100g、ということになり、その意味では決して高くはありません。

 ンー・・・素晴らしい。しばしほれぼれとながめてから写真撮影の儀式。

 マナガツオは鱗の取れやすい魚で、店頭に出てくるものはほとんど丸裸という場合も多いのですが、これはご覧の通りまだかなり残っており、扱いがていねいだったことを思わせます。
 鱗のクローズアップを・・・。ちょっと難しいです、こういう写真は。
IMG_6717 マナガツオの鱗 w


 大わらわで解体し、刺身に。
IMG_6726 マナガツオ 刺身 W
右隅に顔をのぞかせているのは、卵巣。茹でて「食べるラー油」を乗せました。


 ヒレの近くのビラビラの部分を塩焼きに。ンー旨いです。
IMG_6728 マナガツオ ヒレ焼き W


 こんな感じですね。
IMG_6723 晩酌の膳 W

 酒は山形県天童市の出羽桜、東京の小泉商店という酒屋さんの企画商品のようです。大和屋で一升2835円。ラベルの色が「江戸紫」で、酒銘の左に連なっている模様が「吉原つなぎ」だそうです。江戸をイメージしたデザインですね。米は山形の「出羽燦々」、私の好きな米の一つ。
 今年は春から東北の酒を意識して買ってきましたが、気がつくと山形の酒は今年初めてでした。


 ついでに、魚ではありませんが。
IMG_6728 厚揚げ みそ焼き W
厚揚げのネギみそ焼きです。単純で本当に旨いのですが、こういうものを出す飲み屋が少ないのはどうしたことでしょう。左下はネギの素焼きにカボスを絞ったもの。先々週あまりの安さに抵抗できず買ったカボスがまだ残っているので。


 市役所正面の稲も刈り取られて乾燥中です。ひこばえがずいぶん大きくなっていますから、もうだいぶ前に刈り取られたもののようです。
IMG_6691 市役所の水田 稲穂 W

 秋が深まる広島です。






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No title

マナガツオはこのあたりでは見たことが無いのでなんとも言えませんが、良い買い物をしたと思いますよ。ただかなり大きいので、食べきるのが大変でしょう。でも後先考えずに買ってしまうのは誰でも同じです。我が家も家族が少ないのに、木曜日に2.5キロはあるサワラを買ったので、刺身以外に味噌漬けにしたり酢締めにしたり色々やってますが、まだ食べきれません。火曜日の一色ツアーは中止になりそうです。
小泉商店は酒屋というよりも、酒店に酒を卸す会社です。青森の田酒なんかを扱っています。おそらく大和屋にも田酒を卸しているのではないですか?
花山という酒卸会社もそうですが、蔵元に特別に注文した酒を得意先だけに流通させる事はよくやりますよ。

No title

へるぞうさん、今晩は。
そなんですよ、大変そうです。
で、マナガツオは冷凍による品質低下が少ない、というネットの情報を信じて、半分以上は冷凍にしてあります。
じわじわと和洋中(?)で味わいつくしてやるつもりです。

小泉商店の件、ご教示ありがとうございました。

No title

こんばんは

宮島…大変なことになっていましたね。
それにしても、タイムリーな展開にビックリです。

マナガツオ、面白い形ですね。
お目めがとんでもなく小さいのですね。

こちらではほとんど見ることはありませんが、
味噌漬けにすると美味しいらしいですね。

新鮮なものは“お刺身”でいただけるのですね。
きれいな白身でカツオとは呼び難いかんじですね。

No title

ご教示なんて大層なものではありませんので、話のネタとして読んでいただければ有難いのですが…。
酒店が酒蔵と取引する場合、蔵と直接取引する方法と、問屋経由で取引する方法があります。例えば福井の黒龍ですと、問屋経由は花山という会社を通じてすることになります。恐らく大和屋はこちらでしょう。この場合「純米大吟醸愛山」という商品は、花山が黒龍に特別注文したオリジナルなので、花山経由の酒店しか流通しません。直接取引の酒店は扱えない訳です。その代わり、入手困難な「石田屋」などの限定品は、直接取引の方が数多く仕入れる事が出来るので一長一短だといえます。
10月15日に名古屋で花山の試飲会があります。私も行きますので、その翌日か翌々日にはブログで会の内容をお伝えできるかと思います。

No title

はるさんさん、今晩は。

おっしゃるとおり、カツオとはかなり違う魚なんです。
それなのに、なぜ「カツオ」という名前がつくか、いろいろ説があるようです。
主に関西の魚で、新鮮なカツオが昔は手に入りにくかったので、初鰹と同じ時期に取れるこの魚を、「真名(まな)カツオ」といった、とか。
ちょっと苦しい説明に聞こえますが・・・

味噌漬け、じつは作製中です。

No title

へるぞうさん、今晩は。
なるほど、量産される工業製品と違って、作り手、売り手ともに、お互いに納得できる相手と取引したいということなんでしょうね。(工業製品の酒もありますけど)

試飲会の記事、楽しみにしています。

No title

こちらでは、マナガツオは殆ど見かけません。
見かけた時は、5桁のお値段だったと思います。

お刺身はまだ食べたことがありません。
一度食べてみたいです

No title

ぷくさん、おはようございます。

マナガツオ、広島では比較的よく出ます。でもこれだけ大きいのはなかなか見ません。今回の、3,800円という値段も、結果的にはいい買い物だったかな、と思っています。

マナガツオはやっぱり味噌漬けとか、ひと手間かけて美味しくなる魚ですね。
私は「何でも刺身教」の信者なので刺身にしましたが。
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