2011/8/13 三次市に行ってきました。

 仕事は16日まで休み。

 昨12日、広島県の北部、三次市に行ってきました。広島に住んで17年目ですが、まだ一度も行ったことがありません。県内だし、いつでも行ける・・・、と、これまで思ってきたのです。しかし私の会社員生活も先が見えてきて、このままボヤッとしていると、ふと気がついたら一度も三次を訪れないまま退職、広島を去る、ということにもなりかねません。

 (私には前科があります。広島に来る前は千葉にいたのですが、ディズニーランドなんか近くだしいつでも行ける、と思ってずるずると日をすごし、結局一度も行かずに千葉を去ってしまいました。)

 というわけで、思い立ったが吉日、朝8時前発のJRで出かけました。

 三次盆地は江の川とその支流が合流する地点で、大変水の豊かな土地という第一印象を受けました。
IMG_5839 支流合流点 W

巴橋という橋から下流側を望んだ景色です。この先もう少しで江の川と合流します。
IMG_5806 馬洗川 W


 夜は鵜飼でアユ漁ををするとか。昼はサギが魚をねらっているようです。
IMG_5843 アオサギ W
(お分かりですか? 写真右上の川面です。)


 さて、駅からバスで10分ばかりの、奥田元宋美術館です。文化勲章受賞の日本画家、奥田元宋とその奥さんで人形作家である小由女は、いずれも三次の出身なんだそうです。
IMG_5800 奥田元宋美術館 W

 奥田元宋の風景画は常設展で拝見。特別展では、やなせたかしの原画などが展示されておりました。やっぱり子供連れが多い。
やなせたかしの世界展064 W


 美術館のすぐ近くに、三次ワイナリーがあります。三次は果実の産地で葡萄もそのひとつ、日本有数のワイン醸造地帯でもあります。
IMG_5802 三次ワイナリー W

 醸造過程なども見学できる、ということでしたが、あんまり大して説明もなくがっかり。あらかじめ予約か何かが必要なのかな?
 これは地下の貯蔵庫(か?)
IMG_5803 地下貯蔵庫 W
 たくさん試飲させてくれます。

 市内に戻り、本通りという石畳の町並みを歩いてみました。

 三次市歴史民俗資料館では辻村寿三郎人形展が。この人も三次出身なんですねえ。
辻村寿三郎 人形展063 W
上のポスターの阿久利(あぐり)姫、ご存知ですか? そうです、忠臣蔵の浅野匠守の奥方です。この人は三次浅野藩のお姫様で、七歳までこの地で暮らしたとか。

 それから、頼杏坪(頼山陽のおじさん)の旧宅へ。19世紀はじめに三次で代官、奉行をつとめたとか。
頼杏坪 役宅跡065 W


 ノンベの友・地酒はというと、やはりこの本通りの真ん中あたりに、白蘭酒造の蔵元がありました。余り広島市内では見かけない銘柄です。暗くヒッソリとしており、人の出入りもあまり無いようです。のぞくと大きな赤い字で「部外者立入り禁止」と書いてあります。(ということは、無遠慮にノコノコ入り込む失敬な連中がいる、ということなんでしょうね)

 どうも入りづらく、となりの野菜直売所の人に聞いてみたら、「いるはずですよ、ちょっと声をかけてみましょう。」といって下さり、案内していただきました。少しお話を伺い、純吟原酒を一本買いました。一升3000円、三次産八反錦の酒です。

 夕方の電車で帰ってきましたが、途中の踏み切りで「枕木から煙が出ているので、今から運転手が消火活動を行います。」という一幕があり、10分ほどの遅れ。


 で、その白蘭・純吟原酒にお付き合い願った昨晩の面々がこれです。
IMG_5846 晩酌の膳 W

 本日のメインは島根県産天然ハマチ刺身。これがなんと近所のスーパーで半身(470g)298円、という安さ。三日ぐらい楽しめそうです。
IMG_5849 ハマチ W

 それから、先週の獲物カナガシラの酒蒸、上にのっているのはしし唐辛子、けっこう辛い。
IMG_5851 カナガシラ酒蒸 W


 そして、先週刺身になり損ねたキス、開いて一夜干し。
IMG_5854 キスの開き干し W

干物というのも、地味ですが落ち着いたいい肴ですね。派手な刺身と張り合うでもなく、一歩下がって、「えぇ、干物なんですけどぉ・・・。」っていう感じ。

(あれ? 誰かがそんなことを言ってたなぁ・・・、太田和彦氏だったかな、まいいや。)






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No title

お邪魔します。私の同学年の方に三次出身の方がおりました。どんなところかしらと思っていました。拝見しますと三次はその彼らしい落ち着いた街に見えます。早世したのが残念です。
キスの干物は最初に目に付きましたよ。干物は毎日でも食べたい位好きです。
日本酒の肴に持ってこいですね。

No title

こんばんは

三次市は芸術家を多く排出しているところなんですね。
辻村寿三郎さんは南総里見八犬伝…でしたよね。
アンパンマンは子育てにはずいぶんお世話になりました。
“鉄火のマキちゃん”…ご存じないですよね(^^♪。

江の川、ごうの川と読むんですよね。
大河ドラマ「江姫」の登場でメジャーになりましたもんね(^^♪

No title

相子さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

三次はおっしゃるとおり、本当に落ち着いたいい街ですよ。
観光地という意味ではそれほど注目を集めるところではなさそうですが、歴史を想ってじっくりと数日滞在したいものだと感じました。

相子さんも日本酒いける口ですか?!
うれしいですねぇ。
広島の酒は、好き嫌いが分かれるようですが、いかがですか?

No title

おはようございます、はるさんさん。

辻村寿三郎さん、おっしゃるとおりNHKの八犬伝で一躍注目を浴びるようになりましたね。でも、もともとは、ご自身俳優になりたかったらしいですよ。

ごうのかわ、ですね。三次は今は広島県なんですが、文化圏としては日本海側に近い独自の位置づけにあります。
スーパーで普通にサメの刺身(「ワニ」って呼ぶらしいです)を売っていたりします。狭いようで広い日本です。

No title

この辺りでは吉良上野介は名君で通っていて、吉良町(現在は西尾市)では吉良公に由来するお菓子があるくらいです。元禄事件を基にした「仮名手本忠臣蔵」が出て以降、あれを史実だと思い込んでいる人が圧倒的多数のようです。まあ芝の増上寺の畳を一晩で張り替えるとか、ちょっと考えれば作り話だと判りそうですが。
キスとかカマスのような形の良い魚の場合、腹開きよりも背開きの方が見栄えが良いです。キスは天ぷらの時も背開きにします。お試しあれ。

No title

へるぞうさん、こんにちは。
なるほど吉良様の地元でしたか。
そういえば、赤い馬に乗って領地を見回る像が残っている、とか伺ったことがあります。
歴史上の人物はわからないことが多いようですね。我がふるさとは平泉が近いせいもあり、義経が人気なんですが、その実像はというとほとんどわからないとか。だいたい、弁慶なんて実在さえも疑われているようです。

背開き、今度やってみます。どうしても先に腹を出して洗うことが多いので、あまり考えずに腹開きにしていました。ご助言感謝します。
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