2011/4/10 花見

 昨日今日といい天気で、広島市内の桜はほぼ満開。私も昨日、妻と二人で比治山にお花見に行きました。ここは、大田川デルタに散在する丘陵(元は瀬戸内海の島)の一つです。ふもとから天辺までエスカレーターが備わっていて、登るのがラクチンです。
IMG_3985 比治山公園 W
芝生でそれぞれお弁当をひろげる人々。


IMG_3991 桜 W


 西側斜面に、ヘンリームーアの彫刻を配した広場があり、市街側が見下ろせるので人気のスポットの一つです。
IMG_4005 ムーア広場 W

 上の広場には、ゴザ、七輪、焼き網、肉野菜までそろえたバーベキューセットを用意した店も出て、けっこうな賑わいです。新学年が始まったばかりの学生のグループらしい若者たち、町内会のグループ、子供連れの家族、などなど・・・  夜桜のための場所取りとみえて、人のいないブルーシートもあちこちに。
IMG_3977 比治山公園 W



 広島市は戦後は「平和」を掲げた街になっていますが、終戦までは西日本の軍事的拠点の一つでもあったようです。その一つのなごりが、この比治山に残る旧陸軍墓地です。
IMG_3994 陸軍墓地 W
かつてここに、西南戦争、日清・日露戦争から太平洋戦争へと続く戦役の陸軍戦没者の墓地がありました。原爆で破壊され、戦後は日本軍国主義の象徴のように見られてかえりみる人もなく、また米国占領軍の思惑もあって荒廃していましたが、これを哀れに思った民間人が細々と慰霊・復興の作業を続け、今はこじんまりとではありますが、おだやかな墓地になっています。


 その一角に、フランス人兵士の墓が7基。北清事変(義和団事件 1900年)で戦病死したフランス兵の墓だそうです。
IMG_3995 フランス人墓地 W


 比治山にはもう一つ、陽気なお花見気分と相容れないものがあります。
IMG_3999 放影研 W
放射線影響研究所(放影研)です。原爆被災者の長期にわたる影響を追跡する目的で米国により設立された調査機関で、現在は日本の財団法人だそうです。その設立の経緯、軍事的な意味も大きいその目的、運営をめぐる日米の葛藤、などかなり政治的にも市民感情的にも微妙なものがあった(ある)ようです。

 設立後60年もたって、わずか三週間前までは岡の上の忘れられたような研究施設でしたが、福島第一原発の事故があって、再び世間の耳目を集める存在になっているのを思うと、複雑な気持ちになります。




にほんブログ村 料理ブログ 魚料理へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hoyatabetai

Author:hoyatabetai
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード