2011/3/20 ふるさとのその後

 昨日(19日)あさ、仙台の姉に電話。
 
●電気は復旧したものの、ガスは一ヶ月ぐらいかかる模様とのことで、灯油のストーブで煮炊きを。
●スーパーなどもほとんどやっていないので、食べ物も冷蔵庫にあるものを細々と食いつないでいる。
●米がなくなったので、近所の家に借りに行った。
●ガソリンも貴重なのでなるべく車を出さず、自転車で移動。
●まだ余震は絶えないが、昨夜(18日の夜)、震災後はじめてパジャマに着替えて寝た。
●一週間風呂に入っていない。
●一週間、一文もお金を使わなかった。
●固定電話は通じるが、長町から南側で携帯が通じない。

おちついて、「まあ、なんとかやっているから。」ということでした。
ついで、栃木の弟に電話。

●ガソリンがない。どこそこのガソリンスタンドが開いてる、というような情報が時折ながれて来るが、2時間待ったあげくに、軽油しか残っていない、というようなこともあるとか。
●昨日から自転車通勤にした。
●計画停電がある。食品会社なので、神経を使う。
●スーパーもほとんど開いていないが、開いているところでは、「そこまで買うか?!」というほど一人で大量に買っていく人もいるとか。
●福島原発からは遠いので心配していない。むしろ、避難してくる人々を受け入れる側だ。

こちらは仙台よりはだいぶ傷が浅そうです。どちらにも、「何か緊急事態があったら連絡よこせ。」とは言ったものの、広島からでは何ができるのか、非常に不安です。



 以上、兄弟の安全を確かめてから出撃した昨日のお魚ツアー。

 一軒目、大手町おかず工房、アカムツ900円、コチ800円、ボラ600円、スズキ1300円、でかいサヨリ200円、これまたでかいメバル900円・・・といったところ。(記憶にたよっているので正確ではありません。)カレイも増えてきました。
 その中にマナガツオが2尾ありました。1000円/尾というのはお買得、と我が本能が告げたので、すかさずでかい方をゲット。35cm、740g。

 二軒目、川口町リアル、小さいながらカツオがありました。鹿児島あたりから来たんでしょうか。北海道からボタンエビが。そういえば3月が噴火湾のボタンエビ解禁なんですね。春は貝、ということで、島根から白バイ、山口のアカガイ(けっこう高い)、サルボウ(岡山か)、千葉からはホンビノスガイ、それにシロミル、ハマグリ(中国らしい)、とにぎやかです。久しぶりにアサリを買いました。今から旬ですね。89円/100gを300gばかり。それから、カワハギ(ウマヅラ)の肝だけパックにしてあったのを買いました。肝だけ買ったのは初めて。

 三件目、舟入市場。マガレイの大きいのが出ています。アイナメの(あまり大きくない)700円/尾はちょっと高いかな?・・・。
 と見ると、カサゴ(広島ではホゴメバル、略してホゴと呼びます)の小さいのが90円/尾です。トロ箱の中でまだ生きてバタバタしています。これこれ、これですよ・・・3尾買いました。
 ついでに菜の花とフキノトウを買って帰宅。

 こんな連中です。
IMG_0619 マナガツオ、カサゴ W


 カサゴは小さいとはいえ、20cmほど、120~130gぐらいです。舟入市場のとっつぁんが、「味噌汁に入れると ン~まいよおっ」といってました。九州などではアラカブと呼ばれ、味噌汁が有名らしいですが、私は「何でも刺身教」の信者ですんでねぇ・・・。

 こんな顔です。
IMG_0627 カサゴの顔 W
なかなか精悍な風貌です。

 これまでフキノトウを買った記憶はありません。岩手方言では「ばっけゃ」。ちょっと発音をそのまま文字に表すのが難しい。「ばっけ」、「ばっけぁ」、「ばっきぁ」・・・いずれも当たらずといえども遠からず。我が故郷岩手では買うものではありません、その辺から摘んでくるものです。今はどうなんでしょうねえ。
IMG_0633 フキノトウ W
 わざわざこんなものを買おうという気になるのも、じじいになった証拠。子供の頃フキノトウがおいしいと思ったことはありません。インタネットで作り方をしらべ、フキ味噌(ばっけゃ味噌ですね)を作りました。


 マナガツオはけっこう肉厚で、サクにとって刺身、引いた皮や腹骨、上下のヒレ、縁側に相当する部分などを焼き物に、中骨は干物に。
IMG_0656 マナガツオ刺身 W

 カサゴはちまちまとさばいてむりやり刺身に。これが大変けっこうです。(けっこうでなかったのは写真のピント)
IMG_0657 カサゴ刺身 w

 そしてカサゴの付属品一式。皮、胃、肝(小さーぃ)、浮袋。
IMG_0658 カサゴ付属品一式 w
こういうのを自己満足料理っていうんですね。

フキノトウをすこしおひたしに。じじいの味です。
IMG_0660 フキノトウ おひたし w


 こんな感じです。
IMG_0654 晩酌の膳 W
酒は岩手の南部美人、大和屋で2919円。被災地応援のつもりです。でもこの蔵元は海から遠い内陸の二戸市ですが、陸前高田の津波映像では、「酔仙」の蔵元が濁流に飲み込まれる衝撃的な様子がとらえられていました。
塩釜、気仙沼、大船渡、宮古・・・といくつもの蔵元が破壊されたと思われます。阪神大震災では灘の酒造業はなんとか生き延びることができたようですが、今度の三陸の被害から再び立ち上がるのはいつの日になるでしょうか。

 さいご、アサリご飯でしめ。
IMG_0661 アサリご飯 W




 大田川は水も温み、川辺の柳も芽を出しています。
IMG_0647 原爆ドームと柳 W 80

 やわらかに 柳あをめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに    啄木

IMG_0650 柳 W

でも今は泣いているときではありません。

IMG_0651 柳の新芽 w





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No title

マナガツオは一色では見ないですね。大阪以西しか獲れないのでしょうか?
昨日岡崎の酒屋へ出かけて、自然と震災の話になりました。私が贔屓にしている石巻の墨廼江酒造は、震災で蔵が駄目になってしまったそうです。酒卸会社の会合が東京で開かれて、店の主人が蔵元と話をしたのが震災の前日だったそうで何とも皮肉な話です。
津波が来た時、タンクの上に登って危うく難を逃れたとの事。それでもほんの僅かな酒を残して全部泥だらけだそうで、今年の造りが出来ないばかりか、そもそも蔵が再建できるのかどうか…。墨廼江の応援になりそうも無いですが、大吟醸一本奮発して買ってきました。
もし酒商山田へ行って墨廼江の酒を見かけたら、買って貰えると嬉しいです。魚介類と非常に相性の良い酒ですので、きっと満足して頂けると思います。

No title

へるぞうさん、こんばんは。

買いましょう、買いましょう。墨廼江を買おうじゃありませんか。
なるべく早く行ってみましょう。

みんな紙一重で生き延びたんですね。
その再生を助けることに役立てるんなら、呑み助の本懐とするところです。

No title

“フキノトウ”
留萌でも年配の人はバッケと呼びます。
でも、あまり食用にはしないようです。

震災の被害、胆振方面は“追直漁港”の倉庫に
浸水、漁船が数艇流された模様。

港も次第に活気づき、ナイトクルージングも再開。
ただ、節電のため“測量山のライトアップ”の是非が
検討されているようです。

No title

はるさんさん、おはようございます。
室蘭の様子お知らせいただき、ありがとうございました。
地震の直後に室蘭の友人にメールしたら、その日は白老におり、津波の前の引き潮を見た、とのことでした。

地震から十日たって、東北のみならず関東の友人たちも相当疲労しているようです。
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