2010/10/17 五島列島からのお客様

 だいぶ涼しくなりました。半月ほど前までは、お魚ツアーもなるべく日陰を選んで歩いていましたが、昨日は知らず知らず日の当たる側を通っていました。

 舟入町の舟入市場です。
101016 舟入市場  W
 ここには丸はた水産という魚屋さんが入っていますが、本来は三次の農作物のアンテナショップです。お魚もいいのですが、三次の果物(葡萄、梨、など)や野菜、三次で作ったパンや餅、三次ワインまで、いろいろあって面白い店です。特に野菜は、普通のスーパーと違って、農家の畑をそのまま持ってきたように、カブの時期になったら店中カブに、葡萄の時期になったら店中葡萄で埋まる、といった変化があり、ああこの野菜の旬って今なんだということを改めて知らされます。
 たとえば先月、穂ジソが大量に店頭に並んでおり、私も一袋買いました。穂ジソというものがあるという程度の認識は私にもありましたが、買ったのは初めてです。ましてや穂ジソがいつ出回るのかなんてことはこれまで気にしたことがありませんでした。私の食材の知識の中に新たに穂ジソというものが加わり、それだけ豊かになったわけですね。

 で、昨日はキノコ類がたくさん出ておりました。普通にあるシイタケもですが、東北育ちの私にはなじみがない幾種類もの天然のキノコが出ています。ホウキタケ、サクラシメジ、ヒラタケ、等等・・・。聞いたこともない「コノハカズキ」というのを買ってみました。140gほどで262円。「コノハカズキ」はたぶん「木の葉被き」でしょうね。木の葉をかぶっているキノコ、という意味なんでしょう。
101016 コノハカズキ  W
帰宅後Googleで検索したら、ヒットしたのがたったの1件。ということは、かなりマイナーなキノコなのかもしれません。
島根か鳥取にお住まいの方のブログの2004年の記事に出ていました。

「・・・キノコは前の日に上野さんと山に‘ナバこぎ’(石見ではキノコ狩りの事)に行き、ズベ茸コノハカズキ、香茸、スギヒラタケ、ヒラタケを収穫し・・・」

とあります。(それにしても、「ズベ茸」とはいったいどんなやつ?!)


 さてそれから川口町リアルへ回り、サバとスルメイカを、大手町おかず工房でキスを5尾、それぞれ買って帰宅。
 さっそくサバを開いたら、こんなお客さんが。
101016 サバにアニサキス1  W
兄ちゃん、じゃなかった、アニちゃん。そうです、アニサキスちゃんです。よく探したらご一家8名さまでご来臨。
101016 アニサキス  W
元気の良い戦闘的なお二人を特別にアップで。
101016 アニサキス一家1  W

 ンー・・・、五島列島沖(このサバは五島列島から来ました)で、たのしく有意義な一生を過ごすはずだったこのアニサキスご一家が、広島の台所で非業の死を遂げなければならなかったのは、誠に痛惜の念に耐えません。深く哀悼の意をささげます・・・。

 ということで、シメサバです。
101016 シメサバ2  W


 おかず工房のキスは、例のごとく一尾50円。でかいのを選んで5尾買いました。19~20cm、一尾55g程度。
101016 キス  W
こんな顔です。
101016 キスの顔  W
何かに驚いている素直な坊やたち、といった印象です。

2尾を刺身で、残りを昆布締めにしておきました。
101016 キス刺身  W
このところ調子に乗っていろいろの魚を昆布締めにしておりますが、昨日立ち読みした雑誌に、

 「なんでも昆布締めにして得意になっている板前は見識が低い。」
と、わが神経を逆なでするようなことが書いてありました。コノォーッ!  まぁそうかもしれませんね。でもオレ板前じゃないから見識が低くてもいいんだモーン。

 というわけで、昨日の晩酌の膳はこうなったのであります。
101016 夕食2  W
酒は滋賀県長浜の七本槍、「琵琶湖周航の歌」に出てくる長浜ですね。この蔵元、冨田酒造には北大路魯山人が逗留していたことがあるとかで、ラベルの字は魯山人の篆刻からとったものだそうです。。
 シメサバの右側は、スルメイカの刺身です。ゲソとゴロを炊き込みご飯にしましたが、ちょっと見た目がグロなので、写真は控えます。ゲソとゴロでグロ、なんちって。

 あそうそう、コノハカズキ。店の人の推奨にしたがって吸い物にしたのです。
101016 キノコ汁  W
ところがこれが苦い。ほとんど食べずに捨てました。最初に湯がいて、という指示通り湯がいたのですが、足りなかったかな? どうも野生のキノコを食べる、というノウハウがもはや失われている私です。どなたか詳しい方、教えていただければと思います。



 広島は過ごしやすい季節になり、平和公園にはたくさんの修学旅行生が訪れていました。
101016 平和公園 修学旅行  W

にほんブログ村 料理ブログ 魚料理へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

 おばんです。

 いやぁ、アニサキスの画像。衝撃的です。
仙台湾のサバでこれほどまで入っているのは
見たことがりません。これそのまま刺身で
食べたら夜中悶絶でしたね。^^

No title

サエモンさん、こんにちは。

アニサキスを発見したときの、私の最初の反応は、
「あっ、やったぁー! ブログに書くネタができた!」
というものでした。
我ながら、少し変ですよね。

サエモンさんやanegoさんのブログ、時々拝見しております。
その豪快な飲みっぷり、なんか、青春真っ只中っていう印象です。
古代の英雄譚を読むようです。

No title

>ゲソとゴロでグロ、なんちって。
あら、まっ!?

キノコ、怖いですよ~
産直で販売されたものの中にも毒キノコが混じっていたとの報道も
聞きますし。まして「苦い」なんて…

アニサキスも怖いですね~
8匹も潜んでいたなんて、ビックリです。

幸いなことに、今回釣ったサバの中には見あたりませんでしたが、
よ~く見なくてはと肝に銘じました。

No title

はるさんさん、こんばんは。
キノコ、気をつけましょう。
とは言っても、店で売っているものは信用しちゃいますよね。

我々人間も、食物連鎖の中にいるんだと思えば、常に危険を覚悟しつつ物を食え、と、そう言われても不平を言える筋合いではないのかもしれません。
(誰に言われるんだ?)

大名おろしのサバの骨!
今度、サヨリの骨だの、キスの骨だの、私の「作品」を一度ご覧に入れましょう!

No title

このキノコ、どうみても「カキシメジ」に見えますが?

「毒成分はウスタル酸で、食べると苦味があり、頭痛を伴った嘔吐、下痢、福通などの胃腸系の中毒を起こす」

出典:学研 日本の毒きのこ

akiciciさん

エェーッ 毒キノコォ???
ま、ま、まさか!

あ、どうも失礼しました、アナゴです。

と言ってもなんかそう言われれば怪しい。
一口味わっただけで全部捨てた、っていうのは、
ケチな私としては珍しく良い判断だったか?

と、考えれば、5年半前のこの日は危ない日でしたねーェ!!
キノコにあたって、兄ちゃんにあたって、悲惨なことに。

でも、兄ちゃんがキノコにあたって、私はオッケー! ってことはないか?
実験する勇気はなし・・・
プロフィール

hoyatabetai

Author:hoyatabetai
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード