2017/5/24 とびしま海道往復 (後編 復路)

 蒲刈から大崎下島、そして愛媛県側の岡村島まで続くとびしま海道、前編に続き、翌日の帰路です。この日も良い天気。

 宿で目をさましたのはまだ薄暗い5時前でした。朝食は7時から、ということだったのでしばらく布団の中でぐずぐずしていましたが、6時前に起き出してちょっとその辺を散策。

 フェリー船着き場の桟橋から街並みを振り返った景色です。
401 港町の朝CIMG0253 (600x420)
宿はこの目の前。

 これです。
401 みはらし旅館CIMG0254 (600x418)

 朝日に輝く港を少し歩いてみましょう。海沿いにしばらく歩くと、江戸時代に築かれた突堤(波止)があり、その完成を祝って大阪から勧請されたという住吉神社がありました。
402 住吉神社CIMG0264 (600x407)

 波止から見る港町。
403波止からCIMG0265 (600x403)

 漁船が戻ってきました。
404 漁船が戻ってくるCIMG0267 (600x453)
今は何が獲れるんでしょうか。

 御手洗は、江戸時代には大変に栄えた港町で、当時の家屋や街並みを積極的に保存されています。これについては一昨年5月に訪れた時の記事にもご紹介していますが、早朝の景色もまた別の風情が。
501 町並み保存地区CIMG0280 (600x454)
早朝でもあり、ひっそりとしています。

 薩摩藩の船宿だった「脇屋家住宅」。
502 脇屋CIMG0282 (600x410)

 多数の遊女を抱えて繁栄したお茶屋、「若胡子屋」。
504 若胡屋CIMG0287 (600x411)

 映画館、演劇場だった乙女座。1937年に作られたといいますから、その当時としては最先端のモダンな建物だったことでしょう。
505 乙女座CIMG0285 (473x600)

一時、映画館としてはまったく使われなくなって、ミカンの選果場となっていた時期もあるそうですが、近年また注目されるようになり、映画館、劇場としても現役だそうです。「男はつらいよ」のロケ地になったこともあるとか。
506 乙女座ファサードCIMG0286 (600x338)

 古い洋館風の床屋。向かいの郵便局だけは今風の建物ですが、ポストだけは昔のまま。
508 赤いポストがCIMG0276 (600x388)

 学校の標識ですが、この標識は「あし長小学生」として、有名なんだそうです。
507 脚長小学生CIMG0272 (600x592)

 やがて7時に近くなり、少し人の動きも。ずっと向こうに、自転車にお花を積んで売りに来た人見えました。
509 お花を買うCIMG0288 (600x446)

 7時を過ぎたのでいったん宿に戻り朝食を。この時も、早朝に出かける予定らしい地元の方が朝ご飯を召し上がるのとご一緒させてもらいます。有りそうで、なかなか無い経験。
601 朝ごはんCIMG0291 (600x428)
1時間の早朝散歩のせいもあって、とても美味しくいただけました。

 朝食後もう一度外に出ました。桟橋に立つ私の影、「あし長アナゴ」。
701 脚長アナゴCIMG0307 (430x600)

 なぜこんなアングルで写真を撮ったかといいますと、海中におびただしい数の魚の姿が見えたためです。
702 海中の小魚CIMG0313 (600x418)

 海藻に群がっています。
703 海草に群れるCIMG0301 (506x600)

 メバルの稚魚のようです。
704 メバルかCIMG0303 (600x431)
これが大きくなって晩御飯のおかずになるんですね。

 別の場所ですが、フグも。
705 フグもCIMG0323 (600x446)

 やがて8時となり、竹原行のフェリーが到着。以前はここから広島行きのフェリーも出ていたんだそうです。橋でつながる前の時代ですね。
706 竹原へのフェリーCIMG0317 (600x338)

 フェリーが出ていきました。私もそろそろ出発しましょうか。
707 フェリーが出ていくCIMG0321 (600x397)

 8:30チェックアウト、親父さんがパチパチとそろばんを入れて、「一泊二食で6千円、ビール一本と酒2合で、エーッと7,200円ね?」 ハイハイ。

さて帰り道は、来た時とは違う道をたどろうと思います。

 まず大崎下島、豊島、いずれも南側の道を行ってみます。
170518 帰路 その1 (600x292)

 20分ぐらいで沖友という地区につきました。ここが広島からの高速バスの終点になっています。由緒ありそうな天神様が祭られています。沖友天満宮です。
801 沖友天満宮CIMG0331 (600x436)
971年の創建といいますから、千年以上の古いお宮です。

 天神様なので牛の像があるんですが、なんか牛に見えません。(失礼!)
802 天神様の牛CIMG0332 (600x489)

 どんどん行きますとやがて豊浜大橋。
803 豊浜大橋CIMG0339 (600x338)

 これを渡って、島の南岸に向かいます。渡り終わってすぐのところにAコープのスーパーがありました。いったん通り過ぎたのですが、昨日のことを思い出し、昼食の摂れる場所はそう無かろうと考えなおしました。戻ってお握りやら飲み物を調達、これで心配ありません。

 豊島南岸をぐるっとまわり、豊島大橋へ。
804 豊島大橋CIMG0344 (600x338)
 橋の下をいったん北側に通り抜け、かなり行ったところから折り返して坂道で橋の高さまで上ります。長い長い上り坂。

 登り切って橋の中央からのながめ。
804 豊島大橋の上からCIMG0350 (600x405)
シュッと走り去るのがもったいない景色で、しばし立ち止まり、自転車を引きながらゆっくりと歩いて橋を渡りました。

 豊浜大橋を渡り切ると上蒲刈島、すぐトンネルにかかるのですが、今回はトンネルを通らず、橋のたもとから脇に降りる農道(?)に入りました。海面高さまで降りると今度は島の北岸をたどります。
170518 帰路 その2 (600x349)

 あまり交通量も多くない道を快調に進みますと、「海産物直売所」の看板が見えました。
805 直売所CIMG0354 (600x432)

 いろいろの魚種が。これは入ってみましょう。
806 お魚を売っていますCIMG0356 (500x355)
 大きな生けすがあり、アイナメ、ウマヅラハギ、キジハタ、メバルなど、にぎやかに泳いでいました。うかがってみるとけっこういいサイズのアイナメで2千円ぐらい、ということでしたがが、ここで鮮魚を買う訳にもいきません。「芽カブ入りとろろわかめスープ」というのを買いました

 この建物は天井が高く、ツバメが出たり入ったりしています。
809 ツバメCIMG0368 (600x411)

 毎年同じツバメがやってきて営巣するとのこと。
808 ツバメの巣CIMG0358 (600x414)

810 のど赤きツバメ梁にいてCIMG0373 (500x335)
   のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁にゐて
      たらちねの母は死にたまふなり
   斎藤茂吉 「赤光」

 さらに行きますと、右手対岸に安芸川尻の街が見えてきました。造船所があります。
811 川尻の町CIMG0362 (600x458)

 そこに係留されているかなり大きな船が見えました。
812 クルーズ船?CIMG0363 (600x396)
帰宅後調べたところ、オリエントフェリーという船会社の「ゆうとぴあ」という船のようです。下関と中国・青島を結ぶ航路を運航していたのですが、2015年末で運行停止になったとか。中国からの観光客激増のなか、時間のかかる(27時間)船旅は敬遠され、しかもLCCの台頭でフェリーの低運賃も魅力を失った、ということのようです。
 この船は建造後30年たっており、このまま廃船となるのかもしれません。遠目に見ると、穏やかな瀬戸内海に美しく浮かぶ優雅な船、という印象を受けましたが、厳しい競争の場から退場せざるを得ない姿、というのが現実のようです。

 さらに行くと上蒲刈島の西の端に到達し、蒲刈の街を通過して前日昼食を食べそこなったであいの館につきました。
901 出会いの館CIMG0374 (600x397)
私のほかにもサイクリングをしている人が何人か。ここでおにぎりの昼食。

 ここから南の海上をながめるとこう見えるのですが、この正面から右側に連なる島影はどうも忽那諸島のようなのです。
903 彼方は怱那諸島CIMG0378 (600x462)
中島、野忽那島、睦月島、といった島々かと思われます。一度行ったことのある島を別の角度から眺めるというのは、新鮮な感じがします。

 蒲刈大橋を渡れば、スタート地点だった下蒲刈島。今回のコースも最終ステップとなりました。
902 蒲刈大橋CIMG0376 (600x328)

 蒲刈大橋を渡り、下蒲刈島を時計回りに一周することにしました。しばらく進むと視界が開けました。
904 中島とその西CIMG0383 (600x337)
ここに見えているのが忽那諸島の西半分、中島、怒和島、津和地島です(たぶん)。

 さらに回り込んで、やがて安芸灘大橋の東側に出ます。
905 安芸灘大橋裏側からCIMG0385 (600x395)

 これで下蒲刈島を一周したことになります。ヤレヤレ。
906 下蒲刈島を一周CIMG0388 (600x511)

 安芸灘大橋の下を潜り抜けると、もう昨日バスから降りた見戸代。
907 帰りましょうCIMG0391 (600x422)
 とびしま海道(裏表)往復成就! バンザーイ

 このあと、ここから高速バスに乗って広島まで戻りました。県立大前の停留所で降りてまた自転車を組み立て、帰宅。全走行距離は103㎞ほどでしたが、家からバス停までが往復で6㎞ぐらいあるので、とびしま海道を走った距離は100㎞にちょっと足りないぐらいだったでしょう。
908 103㎞の旅CIMG0394 (285x400)
メデタシメデタシ!



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