2014/8/10 糠ニシン、コシナガ

 台風11号が近づきつつあった昨日9日、朝から雨です。前夜、職場の飲み会で盛り上がったため少し二日酔い気味でぐったりしていたこともあって、とても魚を買いに出られません。酒も切れてるし・・・、どうしようか・・・、とグダグダ悩んでいるうちに、ある隠匿物資を思い出しました。

 これです。
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これは「糠ニシン」というものです。文字通り、糠(ぬか)と塩に漬けこんだ北海道の保存食です。だいぶ前に某デパートで開かれた北海道物産展で購入し、冷凍庫に隠匿していたもの。たまたま物産展の最終日午後だったこともあり、3本で千円(+消費税)というものを、糠サンマ2本も含め6本で1000円、消費税分もサービスしてもらいました。

 長いこと冷凍庫に入っていたので、表面は糠と霜に覆われています。
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 糠を丁寧に洗い落とし、塩抜きするために水につけて置きます。
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 まあこれで何とかなるなぁ、と安心できた午後2時ごろ、雨がやみました。

 酒を買いに大和屋のある胡町へ。群馬泉の純米、一升2480円を仕入れて、宝町フジへ。大きなアコウ(キジハタ)がありました。6000円以上という値札、どなたか買うのでしょうか。刺身用のサクにおろしたアイナメがありました。これが片身で2400円、ウーム・・・。
 何も買わずにでて、帰途、家の近くのスーパーによりました。「コシナガ」という魚がありました。半身で皮を引かれた状態です。聞いたことがありません。見た目はマグロの子供(ヨコワ)のようです。299円+税という値段だったので買ってみました。

 帰宅後「コシナガ」をインターネットで調べたら、やはりマグロの一種で、成魚でも1メートル程度とのこと。いろんな魚がいるんですね。冬が旬だそうです。

 ちょっとあっさりしすぎている印象だったので、ヅケにしてみました。
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普通にうまいマグロです。


 数時間塩抜きをした糠ニシンは焼くと芳ばしい香りがします。生のニシンとは一味違った美味しさです。
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 久しぶりに厚揚げのネギ味噌焼き。
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 しし唐とミニトマトも焼きました。
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 こんな風景に。
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群馬泉は群馬県太田市の島岡酒造、山廃・酛づくり(といっても私はよく理解していませんが)、濃い味わいの酒です。

 ところで、一番奥に写っている薄緑色の野菜らしいのは何でしょうか? キウイ? 違います。

 こんなやつです。
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 キウイにも見えますが、実はこれキュウリ。切ってみると納得します。
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食べれば間違いなくキュウリです。
 先週、舟入市場で買ったもの。「ポテトきゅうり」と名前が付いていました。三次にあるパッチョキーノという農園(農業者のグループ?)がいろいろ新しい野菜を実験的に育てて市場に出しているようです。その一つ。



 晩酌が終わって空を見れば怪しい雲行き。すごい速さで雲がふっ飛んでいきました。
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 一夜明ければ台風は四国に上陸、兵庫県あたりを通過するようです。広島は風も雨も治まり、いま午前11時ですが、少し日がさしてきました。


追記 2014/8/10 21:30
こちらは午後から天候回復。宇品に向かう橋の上で撮った台風一過の空です。
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2014/5/25 オランダからニシンとマス

 先日
    「劣化するシニア社員」    見波利幸著  日本経済新聞出版社
という本を読みました。法律が変わって65歳までの雇用が企業に義務付けられることになった結果、職場に困ったおじさん連中がふえてきた、その傾向と対策という内容です。(なぜかこの本には「困ったおばさん」は出てきません)

 困ったおじさんたちの症状の一つとして、多少挑戦的な要素のある仕事は「私はもう歳だから、そういう仕事はちょっと・・・。」と言って逃げる、というのがあるそうです。

 劣化しつつある私にも、ヨーロッパ某国のお客様に納入した機械のお世話に行って来いという指示が出まして、内心「じぇじぇじぇ! オレか?」という気持ちが芽生えかけましたがあわててこれを押し殺し、行ってまいりました。四月に二週間ほど、そして連休明けから十日ばかり。先週の水曜日(21日)帰国し、時差ぼけはほぼなくなりましたが、風邪を拾ってきましてまだ治りません。


 でその帰途、乗り継ぎで立ち寄ったアムステルダムの空港で魚を探索。

 オランダで魚と言えば生のニシン(塩づけ)、と聞いていたのですが、まさか空港に魚市場はないだろうが、と思いつつも探してみると、チーズなどを扱うデリカテッセンのなかに、こんな保冷箱の包みがありました。
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5尾入りというのをひと箱買ってみました。8ユーロ、1200円ぐらいですね。


 こんな感じで一尾ずつ個別にパックされています。16㎝、一尾約65gほどです。
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 玉ねぎと一緒に食べるらしいので、こんな風にしました。
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中骨は抜いてあります。ニシンは寄生虫(アニサキス)の心配があるので、生といっても一度冷凍することが法律で決まっているそうです。でも結構生の食感はありました。マイワシの刺身を連想します。


 同じ売り場には、サバ、ウナギ、などの燻製も並んでいます。値段と手荷物の大きさを考えて、こんなのを買いました。
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こちらは500gで約15ユーロ、2200円ぐらいです。

 Troutと書いてありますので、マスでしょうか。
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 スモークサーモンのようなものを期待しましたが、むしろツナ缶のような熱をとおした魚肉の感じ。でも燻製のスモーク風味は十分楽しめます。
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サラダの素材、ご飯のおかずにもなりそうです。



 というわけで、今週末お魚ツアーにはいかなかったのか、といえば実は行ってきました、ゲホゲホせき込みノドにタンを絡ませながら。

 大手町おかず工房、スズキ、マコガレイ、イシダイ、など1500円以上の面々が魅力的です。でも私が買ったのはこれ、ウマヅラハギです。32㎝、675g、648円。
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 お腹がこんなに膨らんでいます。
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 予想通り卵巣が大きく発達しています。卵巣が110g、肝が96g。
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 刺身に。うまくうす造りにできません。
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 隠匿物資庫からアジの中骨を。50秒チン、アジは乾燥しても脂が多いせいか、こんな風に焦げ目がつきます。
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 野菜関係まで手が回らず、こうなりました。
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 酒は宮城県大崎市、一ノ蔵酒造の一ノ蔵円融、特別純米、近くのスーパーで一升2267円+税金。


 今朝、クジャクサボテンの花が咲きました。
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今年はつぼみが一つしかありません。このサボテンがシニアになって劣化したせいだというのが妻の説ですが、さてどうでしょうか。


 今、日曜25日の朝5時半。本日所要があって東京まで日帰りで行ってきます。7時の新幹線に乗るつもり。慣れない東京に行くのは大仕事です、無事に着くでしょうか



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2013/11/7 スズキのカラスミ 途中経過

 先週土曜日に買ってきたスズキの卵巣、塩漬け、ついで塩抜き、テキトーに終了して昨日、11/6日から日に当てて乾燥開始。その間の重量変化は、以下の通り。

 11/2(土)購入時 366g(二腹分)
 11/4(月)塩漬け48時間後 304g
 11/6(水)塩抜き48時間後 360g ほぼ塩漬けの前に戻るわけですね。
 11/7(木)日に当てて乾燥、二日目 256g
   だいぶ乾いてきました。こんな外観です。
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 どうですか、それらしい姿になってきたじゃありませんか!


 実は明日金曜日から仕事で某所に出かけるので、今週末はお魚ツアーありません。上記中間報告でお茶を濁して・・・。

 では良き週末をお迎えください!


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2012/8/13 チダイ昆布締め

 盆休みです。


 一昨日仕込んだチダイの昆布締め、一日置くとこんな感じに。
IMG_1830 チダイ昆布締め 完成 W
 試みに皮付きのままやってみました。まだ稚魚で皮がやわらかいし、昆布の作用で食べやすくなるんじゃないかと思って。でも結果的にはだめ、このままでは皮が口に残ります。まぁ、昆布締めは酢締めと違ってタンパク質を柔らかくする作用は無いようですから、当然といえば当然です。


 で、皮に切れ目を数本入れてから切りつけて、こんな形にしました。これなら何とか食べられます。
IMG_1835 チダイ昆布締め W


 麹はどうでしょうか? 昆布締めにしたものを半日ばかり塩麹に漬けてみました。
IMG_1827 チダイ昆布締めを塩麹漬け W

で、こうしてみましたが、あんまり変わりませんね。麹君のパワーもそこまでは強くないようです。もっと日数を置けばいいのかもしれませんが。
IMG_1836 チダイ昆布締め 塩麹和え w


 そして一昨日に続いて、宮城県産ギンザケの塩麹焼き。くまりんさんにコメントいただいたご助言に従って、アルミホイルを使って直火を遮り、過度の焦げを防いでこうなりました。実に旨いです。
IMG_1838 ギンザケ塩麹焼き W


 冷蔵庫の中を探索してもう一品、先週のスルメイカのゲソを、塩蔵ゴロで和えたもの。一週間も塩漬けにしておくとイカゴロもすごくしょっぱくなりますので、要注意。
IMG_1831 イカゲソ肝和え w


 こうなりました。
IMG_1833 12日 晩酌の膳 W

 酒は鳥取県琴浦町の大谷酒造、鷹勇(たかいさみ)です。「鷹匠」という銘の純米酒、酒商山田幟町支店で一升2058円。意外にお安いのは70%精米という低精白のためでしょうか。いい琥珀色の酒です。
 




 さて今日は月曜日で、広島の映画館では男性が1000円に割引。いまから「テルマエ・ロマエ」を見に行くつもりです、午後雨の予報ですが。





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2012/8/11 宮城のギンザケ、塩麹、チダイ

 はい、順番に。ならんでならんで!120810-03 ハイ、ならんでならんで W
 ゴーヤーのツルに一列に並んでいるのはカメムシの一種でしょうか。体長1㎝にも満たない小さな連中ですが、何か考えて整列しているんでしょうねェ・・・




 今朝(8/11)、雷雨の音で目が覚めました。どしゃ降りの雨。せっかくの土曜日なのにお魚ツアーに出られません。

 あきらめて、先日買って冷凍しておいた宮城県産のギンザケに、これまた先日妻が買ってきた塩麹を塗って食べてみることにしました。宮城県産のギンザケは、震災後出荷できなくなっていたのですが、一年余りしてやっと出荷できるようになってみたら、その間に市場を輸入物のサケにおさえられてしまい、苦戦しているとのことを仙台のサエモンさんのブログで知り、近所のスーパーで売っていた時に確保しておいたんです。
 一方、塩麹は世間でもてはやされるようになってからだいぶたちますが、反応の鈍い我が家にも先週やっと到着しました。こんな連中です。
IMG_1750 宮城産ギンザケ 塩麹 W

 これで今日は終わり。



 と思っていたら、昼過ぎに雨が上がりました。で、遅まきながら出かけてみました。

 大手町おかず工房は午前中で戦いが終わっているはずなのでパス。川口町のリアルへ。良いカツオがありました。1260円。買おうかとも思いましたが、さばく時間とかを考えるとどうもいろいろ都合が悪い、それに今日は休肝日の予定(昨日、職場の暑気払い飲み会があり、某ビヤホールでしこたま飲んだので・・・)で、カツオのたたきでご飯をいただくのもちょっと冴えんのう、という訳で見送り。何も買わずに次へ。
 電車通りを北上して舟入市場へ。ここでもあまり大物は避けて、チダイ4尾一山で300円というのを買いました。帰宅。

 これです。17〜19㎝、4尾で575g。
IMG_1816 チダイ W

 タイ特有の青い鱗が美しいじゃありませんか。
IMG_1819 チダイの青い鱗 W


 で、これを昆布締めにしてやろうという魂胆です。皮付きのままやってみます。どうなる?
IMG_1820 チダイ昆布締め W

 塩麹をまぶして一日置いたギンザケ、焼いて食べましたが大変美味しいものです。が、黒焦げにしてしまったので写真は無し。

 お魚関係は以上です。本日、お酒は無し。(





 さて、午後からはまた夏の日差しとなった広島市内ですが、今を盛りと咲いているのがキョウチクトウです。太田川の川縁から水面にあふれそう。
IMG_1810 太田川河畔のキョウチクトウ W


 赤は八重咲きが多いようですね。
IMG_1786 キョウチクトウ(八重咲き、赤) W

 さてこちらは先週も御覧に入れた白いキョウチクトウですが・・・、
IMG_1766 キョウチクトウ 白 W

今朝の雨に打たれたからでしょうか、地面に散り敷いています。これを見るたびに私はあるものを連想するのですが、なにかお分かりですか?
IMG_1769 散り敷くキョウチクトウ W

 あれですよ、あれ。あれにそっくりじゃありませんか!
IMG_1776 旋舞教団か W


 それはこれです。
mevleviler2.jpg
イスラム教の「メヴレヴィー教団」の旋舞(セマー)という踊りというか祈りです。ご存知の方もいらっしゃるでしょう? この画像はここから無断で借用してきました。アルファベットで書いてありますが、言葉が一つも理解できません。どうやらトルコ語のようです。


 あの白い花たちも、人間が見ていないときにはクルクルと旋回しながら踊っているのではないか?、いやきっとそうに違いない・・・




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