2017/5/24 とびしま海道往復 (後編 復路)

 蒲刈から大崎下島、そして愛媛県側の岡村島まで続くとびしま海道、前編に続き、翌日の帰路です。この日も良い天気。

 宿で目をさましたのはまだ薄暗い5時前でした。朝食は7時から、ということだったのでしばらく布団の中でぐずぐずしていましたが、6時前に起き出してちょっとその辺を散策。

 フェリー船着き場の桟橋から街並みを振り返った景色です。
401 港町の朝CIMG0253 (600x420)
宿はこの目の前。

 これです。
401 みはらし旅館CIMG0254 (600x418)

 朝日に輝く港を少し歩いてみましょう。海沿いにしばらく歩くと、江戸時代に築かれた突堤(波止)があり、その完成を祝って大阪から勧請されたという住吉神社がありました。
402 住吉神社CIMG0264 (600x407)

 波止から見る港町。
403波止からCIMG0265 (600x403)

 漁船が戻ってきました。
404 漁船が戻ってくるCIMG0267 (600x453)
今は何が獲れるんでしょうか。

 御手洗は、江戸時代には大変に栄えた港町で、当時の家屋や街並みを積極的に保存されています。これについては一昨年5月に訪れた時の記事にもご紹介していますが、早朝の景色もまた別の風情が。
501 町並み保存地区CIMG0280 (600x454)
早朝でもあり、ひっそりとしています。

 薩摩藩の船宿だった「脇屋家住宅」。
502 脇屋CIMG0282 (600x410)

 多数の遊女を抱えて繁栄したお茶屋、「若胡子屋」。
504 若胡屋CIMG0287 (600x411)

 映画館、演劇場だった乙女座。1937年に作られたといいますから、その当時としては最先端のモダンな建物だったことでしょう。
505 乙女座CIMG0285 (473x600)

一時、映画館としてはまったく使われなくなって、ミカンの選果場となっていた時期もあるそうですが、近年また注目されるようになり、映画館、劇場としても現役だそうです。「男はつらいよ」のロケ地になったこともあるとか。
506 乙女座ファサードCIMG0286 (600x338)

 古い洋館風の床屋。向かいの郵便局だけは今風の建物ですが、ポストだけは昔のまま。
508 赤いポストがCIMG0276 (600x388)

 学校の標識ですが、この標識は「あし長小学生」として、有名なんだそうです。
507 脚長小学生CIMG0272 (600x592)

 やがて7時に近くなり、少し人の動きも。ずっと向こうに、自転車にお花を積んで売りに来た人見えました。
509 お花を買うCIMG0288 (600x446)

 7時を過ぎたのでいったん宿に戻り朝食を。この時も、早朝に出かける予定らしい地元の方が朝ご飯を召し上がるのとご一緒させてもらいます。有りそうで、なかなか無い経験。
601 朝ごはんCIMG0291 (600x428)
1時間の早朝散歩のせいもあって、とても美味しくいただけました。

 朝食後もう一度外に出ました。桟橋に立つ私の影、「あし長アナゴ」。
701 脚長アナゴCIMG0307 (430x600)

 なぜこんなアングルで写真を撮ったかといいますと、海中におびただしい数の魚の姿が見えたためです。
702 海中の小魚CIMG0313 (600x418)

 海藻に群がっています。
703 海草に群れるCIMG0301 (506x600)

 メバルの稚魚のようです。
704 メバルかCIMG0303 (600x431)
これが大きくなって晩御飯のおかずになるんですね。

 別の場所ですが、フグも。
705 フグもCIMG0323 (600x446)

 やがて8時となり、竹原行のフェリーが到着。以前はここから広島行きのフェリーも出ていたんだそうです。橋でつながる前の時代ですね。
706 竹原へのフェリーCIMG0317 (600x338)

 フェリーが出ていきました。私もそろそろ出発しましょうか。
707 フェリーが出ていくCIMG0321 (600x397)

 8:30チェックアウト、親父さんがパチパチとそろばんを入れて、「一泊二食で6千円、ビール一本と酒2合で、エーッと7,200円ね?」 ハイハイ。

さて帰り道は、来た時とは違う道をたどろうと思います。

 まず大崎下島、豊島、いずれも南側の道を行ってみます。
170518 帰路 その1 (600x292)

 20分ぐらいで沖友という地区につきました。ここが広島からの高速バスの終点になっています。由緒ありそうな天神様が祭られています。沖友天満宮です。
801 沖友天満宮CIMG0331 (600x436)
971年の創建といいますから、千年以上の古いお宮です。

 天神様なので牛の像があるんですが、なんか牛に見えません。(失礼!)
802 天神様の牛CIMG0332 (600x489)

 どんどん行きますとやがて豊浜大橋。
803 豊浜大橋CIMG0339 (600x338)

 これを渡って、島の南岸に向かいます。渡り終わってすぐのところにAコープのスーパーがありました。いったん通り過ぎたのですが、昨日のことを思い出し、昼食の摂れる場所はそう無かろうと考えなおしました。戻ってお握りやら飲み物を調達、これで心配ありません。

 豊島南岸をぐるっとまわり、豊島大橋へ。
804 豊島大橋CIMG0344 (600x338)
 橋の下をいったん北側に通り抜け、かなり行ったところから折り返して坂道で橋の高さまで上ります。長い長い上り坂。

 登り切って橋の中央からのながめ。
804 豊島大橋の上からCIMG0350 (600x405)
シュッと走り去るのがもったいない景色で、しばし立ち止まり、自転車を引きながらゆっくりと歩いて橋を渡りました。

 豊浜大橋を渡り切ると上蒲刈島、すぐトンネルにかかるのですが、今回はトンネルを通らず、橋のたもとから脇に降りる農道(?)に入りました。海面高さまで降りると今度は島の北岸をたどります。
170518 帰路 その2 (600x349)

 あまり交通量も多くない道を快調に進みますと、「海産物直売所」の看板が見えました。
805 直売所CIMG0354 (600x432)

 いろいろの魚種が。これは入ってみましょう。
806 お魚を売っていますCIMG0356 (500x355)
 大きな生けすがあり、アイナメ、ウマヅラハギ、キジハタ、メバルなど、にぎやかに泳いでいました。うかがってみるとけっこういいサイズのアイナメで2千円ぐらい、ということでしたがが、ここで鮮魚を買う訳にもいきません。「芽カブ入りとろろわかめスープ」というのを買いました

 この建物は天井が高く、ツバメが出たり入ったりしています。
809 ツバメCIMG0368 (600x411)

 毎年同じツバメがやってきて営巣するとのこと。
808 ツバメの巣CIMG0358 (600x414)

810 のど赤きツバメ梁にいてCIMG0373 (500x335)
   のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁にゐて
      たらちねの母は死にたまふなり
   斎藤茂吉 「赤光」

 さらに行きますと、右手対岸に安芸川尻の街が見えてきました。造船所があります。
811 川尻の町CIMG0362 (600x458)

 そこに係留されているかなり大きな船が見えました。
812 クルーズ船?CIMG0363 (600x396)
帰宅後調べたところ、オリエントフェリーという船会社の「ゆうとぴあ」という船のようです。下関と中国・青島を結ぶ航路を運航していたのですが、2015年末で運行停止になったとか。中国からの観光客激増のなか、時間のかかる(27時間)船旅は敬遠され、しかもLCCの台頭でフェリーの低運賃も魅力を失った、ということのようです。
 この船は建造後30年たっており、このまま廃船となるのかもしれません。遠目に見ると、穏やかな瀬戸内海に美しく浮かぶ優雅な船、という印象を受けましたが、厳しい競争の場から退場せざるを得ない姿、というのが現実のようです。

 さらに行くと上蒲刈島の西の端に到達し、蒲刈の街を通過して前日昼食を食べそこなったであいの館につきました。
901 出会いの館CIMG0374 (600x397)
私のほかにもサイクリングをしている人が何人か。ここでおにぎりの昼食。

 ここから南の海上をながめるとこう見えるのですが、この正面から右側に連なる島影はどうも忽那諸島のようなのです。
903 彼方は怱那諸島CIMG0378 (600x462)
中島、野忽那島、睦月島、といった島々かと思われます。一度行ったことのある島を別の角度から眺めるというのは、新鮮な感じがします。

 蒲刈大橋を渡れば、スタート地点だった下蒲刈島。今回のコースも最終ステップとなりました。
902 蒲刈大橋CIMG0376 (600x328)

 蒲刈大橋を渡り、下蒲刈島を時計回りに一周することにしました。しばらく進むと視界が開けました。
904 中島とその西CIMG0383 (600x337)
ここに見えているのが忽那諸島の西半分、中島、怒和島、津和地島です(たぶん)。

 さらに回り込んで、やがて安芸灘大橋の東側に出ます。
905 安芸灘大橋裏側からCIMG0385 (600x395)

 これで下蒲刈島を一周したことになります。ヤレヤレ。
906 下蒲刈島を一周CIMG0388 (600x511)

 安芸灘大橋の下を潜り抜けると、もう昨日バスから降りた見戸代。
907 帰りましょうCIMG0391 (600x422)
 とびしま海道(裏表)往復成就! バンザーイ

 このあと、ここから高速バスに乗って広島まで戻りました。県立大前の停留所で降りてまた自転車を組み立て、帰宅。全走行距離は103㎞ほどでしたが、家からバス停までが往復で6㎞ぐらいあるので、とびしま海道を走った距離は100㎞にちょっと足りないぐらいだったでしょう。
908 103㎞の旅CIMG0394 (285x400)
メデタシメデタシ!



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2017/5/22 とびしま海道往復 (前編 往路)

 急に暑くなってきました。私の生まれ育った岩手県水沢(現・奥州市)で昨日あったマラソン大会で、16人が熱中症で病院に搬送されとか。わが故郷、もう少し良い話題でニュースになればいいのに。

 さて、晴天とはいえそこまでは暑くなかった先日、年来の課題だったとびしま海道走破に再挑戦しました。とびしま海道は、しまなみ海道ほど全国区で有名ではありませんが、こんなところにある島々です。
170517 001 とびしま海道はここです。 (600x436)
ついでに「かきしま海道」というのも示しておきましたが、こちらはもっと知名度が低いでしょう。

 さてこのとびしま海道は、呉側(西側)から岡村島までは橋でつながっています。
170517 002 とびしま海道はこうなってます。 (600x236)
 じつは、2014年の11月に、呉からこのとびしま海道に挑んだことがあるのですが、このときはかろうじて上蒲刈島にたどり着いただけで引き返しました。 
 また、翌年の5月には、竹原からフェリーで大崎下島に上陸し、そこでレンタル自転車を借りて島を走ろうとしたことがあるのですが、このときはあてにしていたレンタル自転車が無くて挫折。
 で、今回は三度目のチャレンジ、自分の自転車を連れて、しかも一泊で、全島走破を目指したのです。

 広島から下蒲刈島までは高速バスで行きます。自転車をバスに乗せるためには「荷物」として扱えるよう、梱包する必要があります。で、できるだけ小さく軽く梱包できるよう、折り畳み可能な自転車を昨年購入しました。その扱いが少しコツを要するため、慣れるのに時間がかかり、やっとこのたびデビュー戦となったわけです。

 高速バスは広島バスセンターから出ていますが、より都合が良い「広島県立大学前」という停留所から乗ることにしました。県立大です。
002 県立大学CIMG0200 (600x490)
 並木の緑がとても美しい。
003 東に向かう道CIMG0201 (600x481)
 ここまでは家から自転車に乗ってやってきまして、ここで自転車を解体して袋詰めしました。道端でその作業をしていたら、年配の女性が通りかかり、「あらまぁ、自転車ってこんなふうに分解できるの?初めて見た!」と。

 こんな格好になりました。
001 県立大前停留所CIMG0199 (403x600)
バスは10:25発の予定、少し遅れて出発。

 平日とあってガラガラ、荷物となった我が自転車も楽々置けます。
004 バスはガラガラCIMG0202 (600x437)


 バスの車窓から見る海や島、ちょっといつもと違います。
005 車窓からCIMG0203 (600x495)

 約1時間乗って安芸灘大橋を渡り、下蒲刈島に入った直後の見戸代(みとしろ)という停留所で下車しました。こんな停留所。
101 見戸代バス停CIMG0205 (600x442)
 ずいぶん立派な待合所ですが、元はここからフェリーが出ていて、その待合所だったらしいです。今は何もありませんが、トイレが使えます。こんな張り紙が!
103 イカをさばくなCIMG0204 (600x525)
ワハハ、ここでイカをさばいたやつがいたんですね。

 さて自転車を袋から取り出して組み立て作業、無事終わりました。
102 組立完了CIMG0207 (600x492)
  どーぉすか! カッコいいでしょう?

 11:55、勇躍ペダルをこぎ出しました。
104 走り出すCIMG0208 (600x421)

 昼も近いので、2014年に来たときにうどんを食べた上蒲刈島の「であいの館」まで行こうと思ったんです。
170517 003 昼食まで (600x345)

 途中下蒲刈島の各種観光スポットも全部すっ飛ばして先を急ぎます。
105 蘭島閣CIMG0211 (600x424)

 この橋(蒲刈大橋)を渡ればであいの館はすぐです。
106 蒲刈大橋CIMG0212 (600x421)

 ところが!  であいの館自体はオープンしていましたが、食堂は営業をやめた、とのこと。ガックシ。で、この先何か所か食事ができるところがある、と教えていただき、それを探してまた路上に。

 途中花見月(はなみづき)というレストランがありましたが、たくさん自転車が止まっていたので混んでいるようだと思い通過、さらにその先に県民の浜海水浴場という場所があり、そこにはいろいろな施設があって食事ができる場所もある、と聞いたので、そこを目指しました。
 ところがそれらの施設は開店休業のような様子で、食べ物屋さんなどもとても開いているようには見えません。考えてみればまだ5月でしかも平日、海水浴場に来る人がそうはいるはずもありません。閉まっていて当然か。
 その辺をウロウロとさまよった挙句、結局さきほど通り過ぎた花見月に戻りました。

 天ぷら定食を注文、750円。
107 ランチ750円CIMG0218 (600x445)
 たまたま最近、NHKスペシャルで、「和食 ふたりの神様 最後の約束」というのを見ました。超有名寿司店・すきやばし次郎の小野次郎さんと、てんぷらの神様・早乙女哲也さんの切磋琢磨を取り上げたものです。あのテンプラがあまりに美味そうだったのが我が潜在意識に引っかかっていたのかもしれません。
 ごちそう様でした。先を急ぎましょう。

170517 004 ゴールまで (600x292)

 次の島に渡る豊島大橋の手前に長いトンネルがあります。トンネルを自転車で通るのは、場合によってはかなり怖いのですが、ここは歩道(自転車通行可)も広く、明るかったのでそんなことはありませんでした。それに加えて、自転車でツーリングしている方が私以外にも何人かいらっしゃったので、少し心強かったこともあります。
108 大浦トンネルCIMG0219 (600x473)

 トンネルを抜けるとすぐ橋です。
109 トンネルを出ればすぐ橋CIMG0220 (600x438)

 豊島大橋。
110 豊島大橋CIMG0225 (600x464)

 豊島大橋を降りて島の北岸を回り、次の大崎下島にわたる橋がが見えてきます。豊浜大橋です。
111 豊浜大橋CIMG0232 (600x540)

 豊浜大橋を渡った大崎下島は、2年前の5月に来たことがあるので、一応これで足跡がつながりました。メデタシメデタシ。

 しかし今回のゴールはまだ先です。大崎下島は二つの無人島を介し岡村島(愛媛県今治市)につながっており、その岡村港をゴールとしています。
 岡村島に到る三つの橋の最初の橋、平羅橋。
201 平羅橋CIMG0233 (600x476)
とびしま海道には七つの橋がありますが、「大橋」という名前でないのはこの平羅橋だけ。
   可哀そうな・・・

 二番目の橋と三番目の橋は大変よく似ています。
 二番目の中の瀬戸大橋。
203 仲の瀬戸大橋CIMG0234 (600x429)

 そして最後の岡村大橋。
204 岡村大橋CIMG0237 (600x386)

 この岡村大橋の途中に、広島県と愛媛県の県境がありました。
202 県境CIMG0250 (600x377)

 わたり切れば岡村島、やがてゴールの岡村港です。
205 岡村港フェリー発着所CIMG0238 (600x323)

 ちょうど時刻が15時で、今治に向かうフェリーが到着。
206 今治行のフェリーCIMG0239 (600x540)
 やがて数人のサイクリストものせて出港していきました。

 私は今夜の宿がある大崎下島の御手洗(みたらい)の街に引き返します。
170517 005 宿へ (600x363)

 途中、海の彼方に来島海峡大橋(しまなみ海道の南端)がうっすらと見えていました。
207 来島海峡大橋CIMG0241 (600x425)

 戻る途中、岡村橋の東のたもとに、こんな東屋のようなものを見つけました。
301 人待瀬戸CIMG0243 (600x399)

 こんな額がかかっています。この狭い海峡は「人待瀬戸」っていうんですかね。
302 縁むすびCIMG0244 (400x256)

 こんな鐘がぶら下がっています。縁結びの鐘?
303 縁結びの鐘CIMG0245 (516x600)

 そしてたくさんの願掛けの木札が。
304 願掛けの木札CIMG0246 (600x496)
「・・・と結ばれますように」とか、いじらしいお願いがいっぱいです。

 これは私も一つお願いをしなければ。100円を料金箱に入れて木札を一枚買いました。
305 木札は100円CIMG0247 (600x519)

 何をお願いしたらいいでしょうか? 今更この年で怪しいご縁が結ばれたりするといろいろ問題がありそうです。最も切実なお願いといえば・・・、これでしょう!
306 ボケ封じを祈願CIMG0248 (600x470)
メデタシメデタシ

 やがて宿に到着、48㎞ほど走りました。
307 48㎞走破CIMG0326 (500x462)


 泊まった宿は「みはらし食堂・旅館」というところで、大衆食堂に宿泊施設がくっついたような所。地元の人もご飯を食べにくるようなお店です。私の晩ご飯も、食堂の方で皆さんと一緒にいただきました。2食付で6000円。

 刺身、煮魚、焼き魚、という単純明快なメニューで、大変よろしい。
308 夕食CIMG0252 (600x419)
刺身はコチとイカ、焼き魚はタイ、煮魚はメバルでした。ビール一本と清酒2合も頂いてすっかり満足、部屋に戻ってあっという間に爆睡。


 以上、往路でした。帰路は後編で。



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2017/3/12 忽那諸島征服 後編・2/25怒和島

 前編に続き、忽那諸島西端の二島の走破、前日泊まった津和地島の東に、怒和島があります。
170225 怒和島へ (600x383)

 怒和島に渡るフェリーは11時過ぎ発なので、ゆっくり朝食。
DSCF2953 朝食(600x450)
これに粗汁がつきます。ごちそう様でした。

 この日渡る怒和島には、お弁当を買うようなコンビニもなさそうだったので、前日に宿の女将さんにおにぎりを作ってくださるよお願いしてありました。そのおにぎりも受け取って、九時ごろ宿を出ました。
 と思ったら、なんと自転車の後輪、前日入れたはずの空気が抜けかけています。やっぱしかぁ・・・。またまたフェリー待合所にいき、空気入れ直し。まぁ入れれば大丈夫なのですが一晩はもたない、という訳ですね。

 さてこれからわたる怒和島、そこでまた空気が抜けたらどうすんべーか? 怒和島にはほかの忽那諸島と同じようにレンタル自転車があるんだろうか? それを借りてまわった方が安心か? ・・・・等々思いは千々に乱れて。

 まぁなるようになるだろうとあきらめました。ちょうど陽射しが雲の合間を縫って、天使の階段(光芒)になっています。
IMG_7749 津和地港に光あれ(600x404)

 時間を持て余してその辺をぶらぶら。フェリー待合所の隣に弘法大師様をお祭りしたお堂があります。
IMG_7758 弘法大師様(600x472)

 のぞいて見るとお酒がいっぱい。
IMG_7759 酒がいっぱい(600x483)
お大師様は酒好きでしたかね? お大師様、私も酒好きです。どうぞ今日一日自転車をお守りください。合掌。

 やがて船がつき、怒和島へ。
IMG_7766 津和地よさらば(600x400)
さらば津和地島!

 10分ほどですぐ着きました。怒和島には二つ港があるんですが、津和地島に近い方の元怒和港で下船。
IMG_7774 元怒和港到着(600x389)
 そっけない港近辺、フェリー待合所は無く、切符売り場の小屋があるだけ。もちろんレンタル自転車も無し。ただちに島を時計回りに巡り始めます。

 北上しはじめると潮流が激しく渦巻いている所に出会いました。ちょうど津和地島との間が狭くなっている部分、怒和島水道(幅750m)です。
DSCF2964 潮流が逆巻く(600x450)
最大潮流速度、6ノット(時速11.1㎞)になることもあるとのこと。遊漁船が潮流に逆らってのぼっていきました。

 島の北側に来ると、思いがけないものが見えます。
IMG_7778 鹿島へ渡る橋(600x417)
あの橋は、呉から南下して倉橋島の先っぽ、鹿島に段々畑を見に行ったときに渡った橋、鹿島大橋のようです。あれはもう2年前の1月、寒かった・・・

 自転車でグルグル回っていると方向感覚が乱れて、なぜあそこにあれが見えるのか? 不思議な思いにとらわれますが、あとで考えればこうなっていて、見えて当然なんですね。
怒和島から鹿島橋が見える


 さてこの島では、津和地島では見なかったものを頻繁に見ました。これです。
DSCF2967 イノシシ罠(600x430)
イノシシの罠でしょう。ということは、イノシシの被害に困っているということなんでしょうね。津和地島では全く見ませんでしたが、イノシシはタマネギを食べないんでしょうか。

 道々にいくつもあります。こんなにミカンをご馳走されて、罠に入る前に満腹になるのでは?
DSCF2968 イノシシ罠2(600x442)

これは電気柵でしょうか? 触らぬ柵にたたりなし・・・
DSCF2970 電気柵?(600x449)

 島の最北部は海岸沿いではなく、山を貫くトンネルになっています。
DSCF2972 トンネル(600x435)

 トンネルを抜けると島の東側、上怒和の港を望む峠に出ました。
DSCF2973 上怒和を望む(600x450)

 そこを下って上怒和港に。
IMG_7780 上怒和港(600x400)

 ここから沖に見えるこの小島、これは「クダコ島」と呼ばれる島なのですが、釣島水道と並ぶ瀬戸内海水運の主要航路、「クダコ水道」にその名が冠されています。
DSCF2982 (600x402)


こちらの港には立派なフェリー待合所があり、しかもそこには立派なレンタル自転車が置いてあるのでした。
IMG_7781 上怒和のフェリー待合所(600x493)
ブリジストンのクロスバイク、CYLVAという立派な自転車のようです。

 そこで一休みしてお昼に。亀川旅館で作ってもらったおにぎり。アサリの炊き込みご飯のおにぎりです、200円で3個作ってもらいました。感謝。
DSCF2976 お握り(600x432)

 さて、そこに自転車をおいて、少し街並みを歩いてみることにしました。島の街はだいたいそうなのですが、海側に沿っているのは裏通りで、一本中に入った道が元々の街並みです。上怒和の町もそういう構造になっています。
DSCF2978 上怒和の街並み(600x508)
なぜか一軒の前にたくさんの猫が。

 なんでしょうねェ? 愛猫家の家か?
DSCF2980 猫の群れ(600x449)

 天神様がありました。
IMG_7787 天神様(600x442)

 天神様とくれば当然白梅。
IMG_7789 白梅(517x600)
   東風ふかば匂ひをこせよ梅の花
            あるじなしとて春な忘れそ
     菅公


 しばらく行くと桃の花か? それとも紅梅?
IMG_7797 桃の花?(600x400)
ま、この際、桃の花だということにして、
    春のその くれなひにほふ 桃の花
          下照る道に いでたつ乙女 
    大伴家持

IMG_7798 満開(600x478)
メデタシ

 島を一周して元怒和港に戻ってきましたが、まだ時間もあるし、上怒和港の方が待合所もあるし、と思い、もう一度島を半周して上怒和港へ。

 やがて14時過ぎ、帰りのフェリーの時刻です。
DSCF2985 (600x449)
入ってくる船の写真を撮っているこの方、松山市から来られた方だそうですが、レンタル自転車を借りて島をめぐったそうです。

 無事怒和島も制覇、お大師様のご加護により自転車のタイヤも(とりあえず)大丈夫だったし。
DSCF2987 帰りの船(600x466)

 さらば怒和島。
IMG_7811 怒和島を去る(600x400)


 途中クダコ島のそばを通過、灯台が見えます。
IMG_7808 クダコ島灯台(600x405)

 二時間の航海、三津浜港まで帰りました。三津浜港着16:25。

 そこから自転車で松山観光港まで飛ばして17:50 16:50。広島行きのフェリーにタッチの差で間に合わず。まあ先を急ぐわけでもなし、ターミナルでお土産を調達したりして18:05のフェリーに乗船、広島宇品港着20:45。

 家について九時半ごろ。今回の走行距離は二日で77㎞でした。
IMG_7827 全行程77㎞(500x411)

 疲れました。


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2017/3/5 ついに忽那諸島征服 前編・2/24津和地島

 ひな祭りも過ぎ、だんだん春めいてきた広島です。
IMG_7838 (600x400)

       水仙の花のみだれや藪屋敷    広瀬惟然


 さて先月末、プレミアム・フライデーという訳の判らんものがありましたが、その日私は朝から休みをいただいて忽那諸島制覇の旅に出かけました。忽那諸島は2015年7月の興居島に始まり、中島二神島野忽那島睦月島釣島、ときて、残るは二つ、津和地(つわじ)島と怒和(ぬわ)島をこのたび一挙制覇しようという訳です。

 この二島は忽那諸島の最西端で、すぐとなりはもう山口県の周防大島。
170223 津和地島、怒和島 (472x600)

 この二島を一挙制覇しようとすると、広島から日帰りは無理です。よって今回は津和地島に宿を予約し、一泊の旅となりました。まず第一日目の津和地島のご報告を。


 松山市三津浜港から津和地島に行くフェリーは日に二本しかなく、その早い便にのろうとすると広島の宇品港を5:45に出る始発のフェリーに乗る必要があります。5時前に家を出て途中コンビニで弁当調達、切符り場は5:30から発券開始。まだ真っ暗です。
IMG_7514 朝五時半(600x455)

 船に誘導されます。
IMG_7515 船に乗り込む(600x467)

 ウィークデイの始発便、あまり乗客がいません。自転車で島を走ろうなんていう脳天気なのは私だけ。
IMG_7517 朝ごはん(510x600)
朝ご飯です。

 5:45定刻に出港。左舷、まだ暗い製鉄所、日新製鋼さんです。
IMG_7519 夜明けまえ(600x401)

 貨物船とすれ違いました。
IMG_7523 貨物船(600x401)

 松山行きのフェリーは呉に寄港するのが普通ですが、この始発便だけはよらずに直行します。音戸の瀬戸に近づいています。
IMG_7537 暗い音戸の瀬戸(600x425)

 音戸を通過してやっと東の空が赤らんできました。
IMG_7548 音戸通過(600x488)
海面にカモメの群れが浮かんでいました。

 やがて朝焼けが濃さをまし、陽がのぼります。
IMG_7560 朝焼け(600x400)

 7時前です。
IMG_7584 日が昇る(600x517)

 船内にも日の光が満ちてきました。
IMG_7586 船室にも日の光(600x445)

 ほぼ定刻、8:10に松山観光港到着。そこの売店で昼御飯用の弁当やら何やらを買いこみ、自転車でつぎのフェリーが出る三津浜港まで走ります。15分ぐらいでしょうか。

 9:10出港。この船は出港後、高浜港→釣島→中島(神浦港)→二神島、と立ち寄り、私のおりる津和地島に向かいます。津和地島も終点ではなく、その後、元怒和→上怒和→終点・中島(西中港)というルートをたどります。
DSCF2935 三津浜出港(600x447)

 夏と違い海上はとても寒く、フェリー最上階の展望デッキは誰もいません。
DSCF2936 寒いので無人(600x450)

 二時間近い航海で、津和地島につきました。
DSCF2948 津和地到着(600x450)

 私がおりた船は次の行く先を目指して出ていきました。
DSCF2949 港に玉ねぎ(600x437)
タマネギが転がっているのにお気づきですか? この島は近年タマネギの生産が大きな産業となっており、ちょうど2月から出荷が始まったところだそうです。このあと島を回りましたがどこに行ってもタマネギだらけ、島中がタマネギの匂いに満ちていました。

 島について一息入れ、さぁ行くぞ! という気持ちで最初にペダルを踏み込むときの気持ちは何とも言えません。昂揚感、開放感、夏休み第一日の朝を迎えた小学生のような気持ちです。
 時計回りに島一周の道をたどり始めたところに農道完成記念碑がありました。
IMG_7597 一周7㎞余(600x569)
自分のことは棚に上げて言っちゃ悪いが、この碑を揮毫した当時の愛媛県知事さんの書道の腕前がイマイチです。碑面のアップは武士の情けでやめときましょう。

 一周7671mです。平成2年完成、予算が19億円余。
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 ところが走り始めて間もなく、とんでもないことが!
  後輪がパンク!   愛媛県知事さんの書の腕前の悪口を言ったタタリでしょうか。どうもすみませんでした・・・(涙)

 私は自分でパンクを直したことがありません。一応予備のチューブと携行用の空気入れは持ってきていましたが、なにせディレイラーを緩めて後ろのホイールをはずしたこともないのです。不安がいっぱい。

DSCF2950 チューブ交換(450x600)
 2年半前にこの自転車を買ったときに、店員さんがやって見せてくれたチューブ交換要領を必死で思い出して作業。なんとかホイールをはずし、チューブを取り換えました。ところが今度は携行用の空気入れの扱いに難渋。この種の自転車のチューブは、高い空気圧に適したフランス式のバルブなのですが、これがけっこう繊細な構造で、グチャグチャやっているうちに先端が少し曲がってしまいました。もはやこれまでか、と思いましたが気を取り直し、なんとか走れる状態にしました。が、タイヤの空気圧は正規の半分以下しか入れられません。

DSCF2951 完了か?(500x476)

 この状態でとにかく慎重に島を一周して、宿にたどりつきました。まだ1時すぎだったのですがチェックインさせてもらい、部屋に荷物を置きました。
 そのあと、フェリーの乗船待合所(「道の駅」にならって「海の駅」とよんでいるようです。)に空気入れがあるんじゃないか、と思いつき、行ってみると正解。最近愛媛県をはじめとして四国はサイクリングに来る客を呼び寄せようと努力しており、忽那諸島にもそれぞれレンタル自転車をおいてあります。そんなこともあって、海の駅にはフランス式バルブ対応の空気れがおいてあるんでしょう。これを借りて規定圧まで空気を入れました。ヤレうれしやノゥ・・・。

 島内の散策を開始、八幡様です。
IMG_7604 八幡神社(600x468)

 あちこちにタマネギが干してあります。玉ねぎは干すと何か良いことがあるんでしょうかね。
IMG_7617 玉ねぎ干し(600x392)

 昔、各地の殿様が参勤交代で江戸に登るときは、この島で風を待ったそうで、その接待所であった「お茶屋」という施設があったんだそうです。そのお茶屋跡。
IMG_7621 お茶や跡(600x400)

 これしかありません。もうちょっと何とかなりませんかね。
IMG_7623 御茶屋跡の碑(600x501)

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 島の南側からは二神島が見えます。昨年3月に訪れて、東京から来たお嬢さん二人とダッシュ島の話なんかしちゃった想い出の島。
IMG_7630 二神島(600x392)

 東南を望めば彼方に釣島が見えます。中央ちょっと右寄りの、ひょっこりひょうたん島のような形の島がそれです。その後ろが興居島。
IMG_7634 釣島が見える(600x461)

・・・・・(3/6追記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
akiciciさんからコメントをいただいた、釣島か?由利島か? ですが、下の図をご覧ください。こういう位置関係です。
津和地島から釣島、由利島 (600x536)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 路傍の花。大根とか、なんかそういったアブラナ科の花のようです。
IMG_7638 アブラナ科の花(600x500)

 さてタマネギが干されている状態をご紹介しましたが、島中どこもかしこもタマネギ畑です。段々畑になって上までずっとタマネギ。
IMG_7645 段々畑は玉ねぎ(600x458)

 収穫の作業をなさっている方々がおられました。
IMG_7653 一面に玉ねぎ(600x469)

 一部ミカン畑もありますが、ほとんどタマネギです。
IMG_7657 全部玉ねぎです(600x400)

 息を切らせつつ登った峠道から見た津和地の港、少し日が傾いてきました。
IMG_7671 峠から見る津和地港(600x400)
宿に戻りました。
 この日の走行距離、約43㎞。
IMG_7713 一日目43㎞(500x431)


 この日お世話になったのは、亀川旅館という戦前から続く宿で、今の女将さんは3代目だそうです。
 おじいちゃんがとってきた魚を出す、ということで、この日の夕食も地物の魚がたくさん。

 タイのお刺身。
IMG_7720 タイ刺身(600x518)
 サザエのお刺身。アレ? 肝が無い???
IMG_7723 サザエ刺身(500x412)
 アオリイカもお刺身で。
IMG_7724 アオリイカ刺身(400x336)
 サザエはもう一個、壺焼きで。
IMG_7726 サザエ壺焼き(500x404)

 この日嫌というほど見たタマネギは、サラダで。とても美味しいです。
IMG_7722 玉ねぎサラダ(400x310)

 お刺身にしたタイの兜、煮物に。食べごたえあります。
IMG_7719 タイの兜(600x483)
 ハマチのから揚げ。
IMG_7725 ハマチから揚げ(500x382)

 このほかにお鍋とナマコ酢、フキの煮物がありました。お酒を燗で2本いただき満足。


 以上が一日目。翌日の怒和島は後編で。


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2016/11/28 しまなみ海道 南側3分の1

 本日のお魚はこれッ!
40 CIMG0141 (640x562) (336x225)
・・・食べられません・・・


 先週金曜日、しまなみ海道の南三分の一を自転車で走ってきました。
南側3分の1 (640x629)
しまなみ海道は、2013年の9月に、尾道から生口島手前までを往復したことがあります。残りをどう征服するかが課題なのですが、このたび今治から大三島橋まで、南側の三分の一を走ってきました。

 今治までは、広島→福山を新幹線で、福山→今治を高速バスで行くことに。これが一番早く、広島発6:00ののぞみに乗ると、今治に8:30前につきます。
 朝の5時、まだ暗い中をでかけました。広島駅の北側に5:30から開いている駐輪場があるのです。100円です。 広島始発ののぞみ110号に乗車、金曜日なので通勤らしい方々でけっこう混んでいます。わずか23分で福山到着。

 福山駅前。
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 福山はバラの街、駅前にも植込みがあって咲いていました。
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 野バラに近い種類でしょうか。
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 7:00ちょうどにバスが出ます。今治まで約1時間半、2500円。
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 出発。少し西に戻る形になりますが、尾道からしまなみ海道に入りました。
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乗っているのは私を含めて5人だけ。

 向島から因島にわたる因島大橋。
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 生口島から大三島にわたる多々良大橋。
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 途中何か所かバスストップがあります。因島の瀬戸田からは、降車ができますので、自転車を折りたたんで持ち込めば、しまなみ海道の途中から輪行開始も可能のようです。

 大三島から伯方島にわたる大三島橋。
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 伯方島で何人かのお客さんが下車し、そこから先は私一人の貸切状態となりました。

 伯方島から大島にわたる伯方大島大橋。
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 そして最後の来島海峡大橋。この橋は単独の橋ではなく、三つのつり橋が連なったものです。
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 と、救急車が追い越して行きました。
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 東に光のカーテンが見えました。
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 少し遅れて8:40ごろ今治駅着。さっそくレンタル自転車をゲット。私の前にいたレンタルのお客さんはタイのカップル。外国人も多いそうです。一日借りて1000円、17:00までに戻さなければなりません。
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駅舎のならびに台湾の自転車メーカー、GIANTのショップがあり、そこでもレンタルが可能なようですが、自転車が高級なこともあって4~5000円以上。

 9:00出発。路上に青線が引かれてあってそれに沿っていくと迷わずしまなみ海道をたどれます。今治駅から30分ぐらいでさっき渡ったばかりの来島海峡大橋に差し掛かります。
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 前を行く人は菅笠を背にしています。お遍路さんですね。

 この橋に乗っかるまでこんな歩行者自転車専用の坂道を上がらなければなりません。これが大変なんです。
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三連吊り橋の一番南側が第三橋。
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 いったん橋に乗っかれば楽チンです。陽がさして暖かくなってきました。
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 この海峡は瀬戸内海の交通の要所でもあり、大きな船も通ります。
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 小さな釣り船も。
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 しまなみ海道のシンボルとも言うべき橋、渡り切るとけっこうな充実感があります。
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 美しいじゃありませんか。
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 さてこの大島の西岸を時計回りに走って、次の伯方島に、という計画。
大島 往路 (640x561)

 造船所がありました。今治って造船の街なんですね。
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 やがて遠くに橋が見えてきましたが、あれはこの日の折り返し地点の、大三島橋です。
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 その前にこの橋を渡らねばなりません。大島から伯方島に渡る伯方大島橋。
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 渡って伯方島に入りました。途中、道の駅があって食事ができそうなことを横目で確認、とにかく先を急ぎます。

伯方島 (640x477)


 そして大三島橋をわたり、大三島に一歩をしるしました。本日はここまで。ちょうど12:00、寄り道しながらですが、3時間走りました。
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 この日のコース。
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 こんな橋ですね。しまなみ海道で最初にできた橋のようですよ。
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 上からのぞくと海面が沸き立っている様子が見えます。潮の流れがきついところなのでしょう。
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 さてゆっくり戻りましょう。気合の入ったサイクリストが次々と通過します。
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 この橋を大島側に戻ったところに椿でしょうか山茶花でしょうか、素晴らしい花のトンネルになっている所があります。
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 11月末に真っ盛り。
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 もう少し戻ると海に面してマリンオアシス伯方、という施設があり、食事、お土産、休息処となっています。一休み。
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 ジャコ天うどん、650円。
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お土産に伯方の塩とシークワーサー(一袋150円)を買いました。

 こんなポスターが。
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自行車愛好家的理想国ですか。これ、愛媛県が作ったんですね。

 さらに大島まで戻り、今度は内陸を突っ切る317号という道をたどりました。道々、やたらと石材屋さんがあることに気がつきました。
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 こんな看板が。
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大島石という石材の産地なんだそうです。

 もうやたらとあります。
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 まだあります。
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 これは何だ?! 古代の貨幣か?
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 で、このお魚が出てくるわけですね。
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 付録:民宿「さだめ」
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何が定められているのでしょうか? かなしいさだめ? ちあきなおみ「さだめ川」

 もちろんミカンも。
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 来島海峡大橋の大島側に戻ってきました。まだ15:00前です。
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 このあと橋を渡って今治市外に戻り、自転車を返却、駅の案内所で宿を紹介してもらいました。夜は宿で教えてもらった焼き鳥屋さんで一杯やって幸せになりました。今治焼き鳥って、鉄板の上でぐいぐい押しつけながら焼く、ちょっと変わったものです。

 翌日、今治城とか少し観光してから松山経由で帰広、こんなコースでした。
交通機関 (640x544)

 さて残るは真ん中の三分の一、あれはどうしてくれようか・・・


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