2017/8/11 しまなみ海道走破(7/28 二日目)

 本日11日は「山の日」だそうですね。 いつからそんな休日ができたのか?、俺の知らぬ間に・・・ と思ったら、アレ?2016年から?、って去年もあったのか?  おぼえていません・・・。


 さて先月末のしまなみ海道自転車旅、二日目です。

 28日の早朝、朝食前に少し散歩を。まだ眠っている朝の街。
CIMG0661 木浦の街並み(600x489)
昔からの街並みらしく、道路が微妙に曲がっています。

 港の方に出てみました。海上はすこし靄が。
CIMG0648 伯方島の朝(600x346)

 造船所があるようです。行ってみましょう。
CIMG0642 木浦港(600x428)

 伯方造船株式会社、という会社のようですね。
CIMG0652 造船所がある(397x600)

 道路わきから建造中の船を見ることができます。
CIMG0654 船を作っている(600x370)
とても大きい船に見えますが、何トンぐらいでしょうね。伯方造船のHPで建造実績を見田範囲では、9867トンというコンテナ船が最大でした。

 船首側に穴が開いていますが、あれはサイドスラスターという操船のために横方向に推力を発生させる装置のようです。
CIMG0656 サイドスラスター(504x600)
産業スパイみたいですね。

 意外に薄い鉄板で作られているように感じました。
CIMG0657 意外と薄い鉄板(600x412)
まぁ、戦艦大和を作っているわけでなないので。

 宿に戻って朝食。
CIMG0662 宿の朝食(600x410)
ご馳走様でした。


 さてこの日のコースです。
28日のルート (556x425)
伯方島の北岸を回って伯方大島大橋を渡り、大島の東岸を通って来島海峡に出る、という計画。本当は大三島橋を渡ってもう一度大三島に戻り、西岸の大山祇神社などを見学したかったのですが、この日は今治まで行ってさらにJRで松山に向かい、松山からフェリーで広島に戻る、という予定のため、時間がなく今回はあきらめました。いずれ大山祇神社参拝を果たしたいと思います。

 9時ごろ宿を出ました。石碑があり、「さわやかや むかし倭寇の拠りし島」という句が刻まれています。
CIMG0663 句碑(600x431)
倭寇と瀬戸内海の村上水軍とが同じだったとはとても思えませんが、「海賊」ということで連想したんでしょうか。

 この日は海上はボンヤリ霞んでいました。
CIMG0668 海上はかすんでいる(600x398)

 サイクリングする人のための休憩所。丸太を使った駐輪施設です。
CIMG0671 丸太の駐輪施設(600x421)

 彼方に生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋が見えました。
CIMG0672 彼方に多々羅大橋(600x411)

やがて伯方島をぐるっと一周して、道の駅マリンオアシス伯方というところにつきました。
CIMG0679 道の駅マリンオアシス伯方(600x338)

 夏休みに入った子供たちでしょうか、スイカ割りをしていました。
CIMG0675 スイカ割り(600x423)

 こちらではイルカと触れ合う、「ドルフィンファームしまなみ」という施設です。
CIMG0677 イルカと触れ合い(600x460)
いけすにイルカが飼われており、子供たちが入って遊べるようになっています。イルカにとってはいい迷惑のような。

 その向こうに見えるのが大島に渡る伯方大島大橋。
CIMG0678 伯方大島大橋(600x381)

 これを渡リはじめますと・・・
CIMG0682 伯方大島大橋(600x437)
・・・すぐのところに、橋から降りるルートがありました。おやおやと思ってよく見ると、これは途中の島、見近島(みちかじま)に降りるルートのようです。見近島は無人島ですが、キャンプができる野営場があるんですね。ここは自転車、バイク(原付のみ)か徒歩でしか来られませ。車で通る人はその存在に気がつかないでしょう。

 降りてみました。
CIMG0687 見近島に降りてみた(471x600)

 管理棟がありますが、管理人が常駐しているわけではないようです。
CIMG0690 橋と管理棟(600x369)

 野営場には幾張りかのテントが設営されており、まだお休みのようでした。
CIMG0689 野営場(600x416)
もうこの年になってテントで野営はつらいなぁ・・・、やっぱり旅館で風呂に入って美味しいお魚でお酒をいただいて・・・、とか軟弱なことを考えつつ、見近島を後に。
 また橋に戻ってこれを渡り切れば大島、前回来たときは島の中央を走る道を通りましたが、今回は東岸を通ってみます。

 しばらく行くと村上水軍博物館というのがありました。
CIMG0691 村上水軍博物館(600x421)
なかなか充実した展示がなされています。時間もちょうど良かったので、ついでに併設のカフェでランチをいただきました。

 そこを出て東岸の海沿いを南下しますと、だんだんアップダウンのきつい坂道の連続に。
CIMG0693 坂道(600x429)

 しかもその道が、こんな細くて交通量の少ない山道になってきました。このルートはしまなみ海道サイクリングコースとしてはマイナーなルートらしく、行きかうサイクリストはまったくありません。
CIMG0697 大丈夫か?(506x600)
本当にこの道で良いのか・・・? とても心細くなります。

 それでもたまにこんな表示があるので、間違ってはいないらしいと安心しつつ、でもどこまで行けばこの坂道は終わるのか・・・? 26.5㎞?
CIMG0696 道しるべ(600x492)

 体力的にもだいぶ消耗してきて、このままここで倒れても二三日発見されないまま放置されるんじゃないか・・・、とか不吉な想いが。「無謀な自転車旅で六十代老人が遭難」とか、新聞の見出しが目に浮かびます。

 やっと、こんなところに出ました。
CIMG0698 T字路(600x487)
ここはT字路になっており、写真の右に行けば下り坂で島の中央を通るメインストリートへ、左に行けばさらに山道が続いて島の南端をまわって来島海峡大橋のたもとへ、とそれぞれ向かいます。

 下の写真の「現在地」という赤丸のところにいるのです。
CIMG0700 今ここに(600x507)

本当は左の道をたどって大島を完全一周(前回西岸は制覇したので)を成し遂げたかったのですが、体力の限界を危惧し、安易な右の道を。
CIMG0701 下り道(600x441)
下りましょう。

 ほどなく来島海峡大橋のたもとに到着、休憩。
CIMG0704 来島海峡大橋(600x407)

 この橋を渡るのは2度目ですが、やっぱりとても美しい橋です。
CIMG0707 来島海峡大橋(600x469)

 橋の途中でまたまた一休み。
CIMG0709 途中の休息所(600x394)

 ほどなく来島海峡大橋を渡り終え、今治市街へ。並木の百日紅が満開でした。
CIMG0715 今治着、並木は百日紅(600x422)
      散れば咲き散れば咲きして百日紅    加賀の千代女



 今治駅着、15時前。
CIMG0719 今治駅(600x528)
今回借りた自転車には距離メーターがついていなかったので正確な走行距離は分かりませんが、しまなみ海道は約70㎞といわれています。あちこち回り道などもしたので、まあ二日間で80㎞ぐらいでしょうか。

 自転車を駅裏のサイクルステーションに返却し、松山行きJR普通列車に乗りました。
CIMG0725 予讃線から海を(600x437)
予讃線から見る伊予の海。
 ところがこの列車、なぜか途中の待ち合わせの多い列車で、普通なら1時間ほどで着く松山が1時間40分ほどかかりました。

 JR三津駅で下車、10分ほど歩いて伊予鉄の三津浜へ。そこから松山観光港へ。5時過ぎのフェリーで宇品まで。途中で日が暮れました。
CIMG0732 フェリ―で帰宅(600x336)

 9時過ぎに帰宅。無事しまなみ海道走破の旅が終わりました。



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2017/8/7 しまなみ海道走破 (7/27 一日目)

 先月末、しまなみ海道を自転車で渡ってきました。しまなみ海道は下の図のようにこれまでにも二度訪れています。
尾道・向島・因島)、(今治・大島・伯方島
しまなみ海道 (600x590)
で、真ん中の二島、生口島と大三島が残されていました。

 今回は尾道から今治まで通して走ろうというのですが、一日で走破するのは体力的に自信が無いので、途中で一泊することにしました。第一日のコースは尾道から、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、と渡って、伯方島で一泊しようという計画です。
27日のルート (600x498)


 広島駅を朝6:19発の普通列車で尾道まで。この時間ですと、通勤通学の方々で車内はいっぱいです。その中で、これから遊びに行くこの白髪のオッサンはどういう存在でしょうか? 申し訳ないのでついついうつむき加減に。

 8時すぎに尾道着。坂の街と呼ばれる様子が良くわかります。尾道駅は改装工事中のようでした。
CIMG0536 (600x423)

 すぐ前が尾道水道、これを渡船で渡ります。
CIMG0538 (600x460)

 一団のサイクリストが乗り場に集まってきました。
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 やがて向かいの島から渡船がやってきて、これに乗り込みます。
CIMG0542 (600x466)

 今回は自分の自転車は持ってこなかったので、レンタルの自転車です。渡船乗り場の近くで借りられます。
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一日千円ですが、二日間借りて、しかも尾道には戻って来ず今治のサイクルステーションに乗り捨てるつもりなので、その費用も含めて3000円払いました。GIANTという台湾メーカーのEscapeというクロスバイク。頼りにしてまっせ。

 渡船に乗り込んでみたら同乗のサイクリストは皆外国の方々。渡船のオジサンも慣れたもので、若干の英単語とボディランゲージでまったく問題なくコミュニケーションできているようでした。 
CIMG0548 (600x477)

 穏やかな尾道水道。
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 対岸から見る尾道。
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対岸について走り出したのが、ちょうど10時ごろ。今回は向島、因島、生口島、すべて東岸をたどるコースをとります。東岸をたどると島を時計回りにまわることになり、道の左端を走る自転車としては、海が近く感じられるためです。

 やがてアップダウンのきついところにさしかかりました。
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 夏休みの孫を連れておじいさんがセミ取りに。
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 穏やかな海。しまなみ海道から東側の島々は、普段目にしないのでどれがどこの島かまったく見当がつきません。
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 やがて因島にわたる因島大橋が見えてきました。
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 2013年に来た時もこの橋は渡りました。二階建てになっていて、上が自動車、下が徒歩と自転車の通路です。
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前回は海面に近い道路からこの高さまで登るのがけっこう大変に感じましたが、その後あちこち島巡りをしてきた結果、ちゃんと自転車でも上がれる程度の勾配で設計されていることがわかり、あまり苦になりません。

 渡り切って因島に入りました。下から眺める因島大橋。
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 釣り人がいます。何が釣れるんでしょうね。
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       鯊釣や国道はしる橋の下    切通し
上の句は松山市の俳句ポストというサイトから拾ってきました。作者のお名前は切通しという俳名しかわかりません。「鯊(ハゼ)釣」は秋の季語だそうですから鯊ではなさそうですが。

 さて因島も東岸を走ります。
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 途中、本因坊秀策囲碁記念館というのを見学しました。この因島の出身で幕末に活躍した囲碁の名手、本因坊秀策を顕彰する記念館です。私は碁はごく基本のルールは知っていますが、実戦はまったくしたことがありません。
 去る5月、人工知能AIが世界最強の棋士と言われた柯潔を圧倒したことは大変興味深く感じています。「シンギュラリティ」なんていう言葉がにわかに現実味を帯びてきたような。2045年に起きると予想している人もいるとか、その真偽を見るためには私は92歳まで生きねばなりません。

 などと余計なことを考えながらペダルを踏み続けると、因島東岸の難所(自転車にとっては難所)である、水軍スカイラインにさしかかります。「水軍」というのはここ因島がその昔村上水軍の根拠地の一つであったことにちなむ名前だと思います。

 こんな坂道が8㎞ほど続きます。
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登っては下り、また登っては下り・・・

 登りきったところは眺望がすばらしい。
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 さきほど通過してきた道がかすかに見えます。
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 ヘロヘロになりながらも必死にペダルをこいでいたら、路面に何かが。
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 玉虫です。
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 私は昔子供のころ昆虫少年だった時期があり、虫はいろいろとっ捕まえたのですが、玉虫はこうして間近に見た記憶がありません。東北には少ないのかな?
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 母は、「玉虫を箪笥に入れておくと衣装持ちになる」とか言っていました。
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 玉虫に遊んでもらって少し息を入れました。

 樹間を振り返ると因島大橋がはるか遠方にに見えました。
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 さらに坂道は続きます。
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 東屋のある休息所、助かります。
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 ここもすばらしい眺望。
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 やがて水軍スカイラインの南端、9%の勾配が1.4㎞続く長い下り坂を転げ落ちて難所は終わり。小さな峠を越えると因島の西岸に出ます。しばらく行くと次の橋、生口橋が見えてきました。
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 時刻はもう午後1時近くになっています。腹ごしらえを。2013年にもたべたお好み焼き屋さん、米ちゃんに行きました。
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お好み焼き500円。

 他にお客さんもいなかったので、女将さんと少し話をしました。自転車の客は多いそうです。わたしが外国の人も多いでしょう?、と聞いたら、そうでもないそうです。広島のお好み焼きは注文するのにいろいろ指定項目(入れるのは蕎麦かうどんか、肉・海老・イカなどオプションの指定、トッピングはどうするか、など)があり、まったく初めての人にはちょっと敷居が高いかもしれません。私も広島に転勤して1年ほどは、どうやって注文して良いものやら不安でした。
 もう一つ女将さんが言っていたのは、宗教上の理由で豚肉を食べない方々がいて、ほとんどの場合豚肉が入るお好み焼きは忌避されるようだ、とのことでした。なるほどそういうこともあるんですね。

 さて昼食も終わり、いよいよ未知の領域、生口島、大三島へ。

 生口橋を渡ります。斜張橋です。
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 生口橋の上から東方向を。
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 生口島に入りました。
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この島も東岸をたどり、次の大三島へ。生口島東岸は因島と異なり海岸沿いの平坦な道が続き、割と楽チンに走破。

 多々羅大橋です。しまなみ海道のちょうど中間。
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 多々羅大橋に上がる坂道の周りはレモン畑。
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 まだ青い実ですが、確かにレモンです。
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 このあたり瀬戸田町は、日本のレモン発祥の地。
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 多々羅大橋は、斜張橋としては完成当時(1999年)世界最長、現在でも国内最長だそうです。
CIMG0616 (422x600)
橋の途中の路面に、広島県/愛媛県の県境が表示してありましたが、写真撮り忘れ。
 実はもう3時近くで少しバテてきて、写真を撮る余裕が無くなりつつありました。それにここから先さらに二島(大三島、伯方島)を走らないとこの日の宿にたどり着けません。ぼやぼやすると陽が暮れる・・・

 橋の上から。
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 多々羅大橋を渡り切った大三島側に、道の駅多々羅しまなみ公園があります。
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「サイクリストの聖地」という石のオブジェがありました。記念撮影スポットでしょうね。

 大三島は西岸に大山祇神社など見所が多いのですが、そちらにまわる時間的・体力的余裕がありません。多々羅大橋から大三島橋まで東岸をスーッと走っただけ。

 大三島橋が見えてきました。
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これを渡れば今晩の宿がある伯方島です。

 見れば激しい潮流が。
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 これを渡って伯方島に入り、今度は南岸をひたすら東に走り、夕方5時ごろこの日の目的地、木浦港着。ヤレうれしや。
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 宿は、さらさや旅館。バス・トイレ共同で、1泊2食付9300円。
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自転車客がほとんどのようです。この日は私のほかに、日本人、外国人、各1カップルが泊まっていました。

 ゆっくり風呂に入り、お楽しみの晩御飯。ご飯は鯛めし。
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 刺身盛り合わせ。
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しまなみ海道でなぜイクラが出てこなくてはイカンのか? それにこのエビはア★▼▲★ン赤エビのように見えるが・・・、とか色々小うるさいことを言いたくなりますが、自重。
 一つ珍しかったのは、写真右奥に見えている黄色い刺身のツマ、あれは「そうめんカボチャ」(金糸瓜)というものだそうです。私は初めて。この辺では普通に使う野菜です、とのことでした。

 タイのから揚げ。
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日頃揚げ物を食べられないのでとても満足。

 サザエのつぼ焼き。
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OKです。

 タイの兜を炊いたもの。
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お魚者の意地もあって、すっからかんになるまでしゃぶってやりました。

 タコの揚げ物。(これは、アヒージョというものらしいです。)
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ナイフとフォークがついているのは、噛み切れない人がいるからかな?

 この宿では自転車客にはグラスビール一杯がサービスされます。もちろんそれで足りるわけがなく、お酒を。今治市の銘酒、山丹正宗の冷酒、300mlが1000円。
CIMG0639 (436x600)
2本も飲んでしまいました。

 タイ飯を2杯もお代わり。すぐ寝てしまいました。メデタシメデタシ。


 翌日、7/28の記録は続編で。

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2017/5/24 とびしま海道往復 (後編 復路)

 蒲刈から大崎下島、そして愛媛県側の岡村島まで続くとびしま海道、前編に続き、翌日の帰路です。この日も良い天気。

 宿で目をさましたのはまだ薄暗い5時前でした。朝食は7時から、ということだったのでしばらく布団の中でぐずぐずしていましたが、6時前に起き出してちょっとその辺を散策。

 フェリー船着き場の桟橋から街並みを振り返った景色です。
401 港町の朝CIMG0253 (600x420)
宿はこの目の前。

 これです。
401 みはらし旅館CIMG0254 (600x418)

 朝日に輝く港を少し歩いてみましょう。海沿いにしばらく歩くと、江戸時代に築かれた突堤(波止)があり、その完成を祝って大阪から勧請されたという住吉神社がありました。
402 住吉神社CIMG0264 (600x407)

 波止から見る港町。
403波止からCIMG0265 (600x403)

 漁船が戻ってきました。
404 漁船が戻ってくるCIMG0267 (600x453)
今は何が獲れるんでしょうか。

 御手洗は、江戸時代には大変に栄えた港町で、当時の家屋や街並みを積極的に保存されています。これについては一昨年5月に訪れた時の記事にもご紹介していますが、早朝の景色もまた別の風情が。
501 町並み保存地区CIMG0280 (600x454)
早朝でもあり、ひっそりとしています。

 薩摩藩の船宿だった「脇屋家住宅」。
502 脇屋CIMG0282 (600x410)

 多数の遊女を抱えて繁栄したお茶屋、「若胡子屋」。
504 若胡屋CIMG0287 (600x411)

 映画館、演劇場だった乙女座。1937年に作られたといいますから、その当時としては最先端のモダンな建物だったことでしょう。
505 乙女座CIMG0285 (473x600)

一時、映画館としてはまったく使われなくなって、ミカンの選果場となっていた時期もあるそうですが、近年また注目されるようになり、映画館、劇場としても現役だそうです。「男はつらいよ」のロケ地になったこともあるとか。
506 乙女座ファサードCIMG0286 (600x338)

 古い洋館風の床屋。向かいの郵便局だけは今風の建物ですが、ポストだけは昔のまま。
508 赤いポストがCIMG0276 (600x388)

 学校の標識ですが、この標識は「あし長小学生」として、有名なんだそうです。
507 脚長小学生CIMG0272 (600x592)

 やがて7時に近くなり、少し人の動きも。ずっと向こうに、自転車にお花を積んで売りに来た人見えました。
509 お花を買うCIMG0288 (600x446)

 7時を過ぎたのでいったん宿に戻り朝食を。この時も、早朝に出かける予定らしい地元の方が朝ご飯を召し上がるのとご一緒させてもらいます。有りそうで、なかなか無い経験。
601 朝ごはんCIMG0291 (600x428)
1時間の早朝散歩のせいもあって、とても美味しくいただけました。

 朝食後もう一度外に出ました。桟橋に立つ私の影、「あし長アナゴ」。
701 脚長アナゴCIMG0307 (430x600)

 なぜこんなアングルで写真を撮ったかといいますと、海中におびただしい数の魚の姿が見えたためです。
702 海中の小魚CIMG0313 (600x418)

 海藻に群がっています。
703 海草に群れるCIMG0301 (506x600)

 メバルの稚魚のようです。
704 メバルかCIMG0303 (600x431)
これが大きくなって晩御飯のおかずになるんですね。

 別の場所ですが、フグも。
705 フグもCIMG0323 (600x446)

 やがて8時となり、竹原行のフェリーが到着。以前はここから広島行きのフェリーも出ていたんだそうです。橋でつながる前の時代ですね。
706 竹原へのフェリーCIMG0317 (600x338)

 フェリーが出ていきました。私もそろそろ出発しましょうか。
707 フェリーが出ていくCIMG0321 (600x397)

 8:30チェックアウト、親父さんがパチパチとそろばんを入れて、「一泊二食で6千円、ビール一本と酒2合で、エーッと7,200円ね?」 ハイハイ。

さて帰り道は、来た時とは違う道をたどろうと思います。

 まず大崎下島、豊島、いずれも南側の道を行ってみます。
170518 帰路 その1 (600x292)

 20分ぐらいで沖友という地区につきました。ここが広島からの高速バスの終点になっています。由緒ありそうな天神様が祭られています。沖友天満宮です。
801 沖友天満宮CIMG0331 (600x436)
971年の創建といいますから、千年以上の古いお宮です。

 天神様なので牛の像があるんですが、なんか牛に見えません。(失礼!)
802 天神様の牛CIMG0332 (600x489)

 どんどん行きますとやがて豊浜大橋。
803 豊浜大橋CIMG0339 (600x338)

 これを渡って、島の南岸に向かいます。渡り終わってすぐのところにAコープのスーパーがありました。いったん通り過ぎたのですが、昨日のことを思い出し、昼食の摂れる場所はそう無かろうと考えなおしました。戻ってお握りやら飲み物を調達、これで心配ありません。

 豊島南岸をぐるっとまわり、豊島大橋へ。
804 豊島大橋CIMG0344 (600x338)
 橋の下をいったん北側に通り抜け、かなり行ったところから折り返して坂道で橋の高さまで上ります。長い長い上り坂。

 登り切って橋の中央からのながめ。
804 豊島大橋の上からCIMG0350 (600x405)
シュッと走り去るのがもったいない景色で、しばし立ち止まり、自転車を引きながらゆっくりと歩いて橋を渡りました。

 豊浜大橋を渡り切ると上蒲刈島、すぐトンネルにかかるのですが、今回はトンネルを通らず、橋のたもとから脇に降りる農道(?)に入りました。海面高さまで降りると今度は島の北岸をたどります。
170518 帰路 その2 (600x349)

 あまり交通量も多くない道を快調に進みますと、「海産物直売所」の看板が見えました。
805 直売所CIMG0354 (600x432)

 いろいろの魚種が。これは入ってみましょう。
806 お魚を売っていますCIMG0356 (500x355)
 大きな生けすがあり、アイナメ、ウマヅラハギ、キジハタ、メバルなど、にぎやかに泳いでいました。うかがってみるとけっこういいサイズのアイナメで2千円ぐらい、ということでしたがが、ここで鮮魚を買う訳にもいきません。「芽カブ入りとろろわかめスープ」というのを買いました

 この建物は天井が高く、ツバメが出たり入ったりしています。
809 ツバメCIMG0368 (600x411)

 毎年同じツバメがやってきて営巣するとのこと。
808 ツバメの巣CIMG0358 (600x414)

810 のど赤きツバメ梁にいてCIMG0373 (500x335)
   のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁にゐて
      たらちねの母は死にたまふなり
   斎藤茂吉 「赤光」

 さらに行きますと、右手対岸に安芸川尻の街が見えてきました。造船所があります。
811 川尻の町CIMG0362 (600x458)

 そこに係留されているかなり大きな船が見えました。
812 クルーズ船?CIMG0363 (600x396)
帰宅後調べたところ、オリエントフェリーという船会社の「ゆうとぴあ」という船のようです。下関と中国・青島を結ぶ航路を運航していたのですが、2015年末で運行停止になったとか。中国からの観光客激増のなか、時間のかかる(27時間)船旅は敬遠され、しかもLCCの台頭でフェリーの低運賃も魅力を失った、ということのようです。
 この船は建造後30年たっており、このまま廃船となるのかもしれません。遠目に見ると、穏やかな瀬戸内海に美しく浮かぶ優雅な船、という印象を受けましたが、厳しい競争の場から退場せざるを得ない姿、というのが現実のようです。

 さらに行くと上蒲刈島の西の端に到達し、蒲刈の街を通過して前日昼食を食べそこなったであいの館につきました。
901 出会いの館CIMG0374 (600x397)
私のほかにもサイクリングをしている人が何人か。ここでおにぎりの昼食。

 ここから南の海上をながめるとこう見えるのですが、この正面から右側に連なる島影はどうも忽那諸島のようなのです。
903 彼方は怱那諸島CIMG0378 (600x462)
中島、野忽那島、睦月島、といった島々かと思われます。一度行ったことのある島を別の角度から眺めるというのは、新鮮な感じがします。

 蒲刈大橋を渡れば、スタート地点だった下蒲刈島。今回のコースも最終ステップとなりました。
902 蒲刈大橋CIMG0376 (600x328)

 蒲刈大橋を渡り、下蒲刈島を時計回りに一周することにしました。しばらく進むと視界が開けました。
904 中島とその西CIMG0383 (600x337)
ここに見えているのが忽那諸島の西半分、中島、怒和島、津和地島です(たぶん)。

 さらに回り込んで、やがて安芸灘大橋の東側に出ます。
905 安芸灘大橋裏側からCIMG0385 (600x395)

 これで下蒲刈島を一周したことになります。ヤレヤレ。
906 下蒲刈島を一周CIMG0388 (600x511)

 安芸灘大橋の下を潜り抜けると、もう昨日バスから降りた見戸代。
907 帰りましょうCIMG0391 (600x422)
 とびしま海道(裏表)往復成就! バンザーイ

 このあと、ここから高速バスに乗って広島まで戻りました。県立大前の停留所で降りてまた自転車を組み立て、帰宅。全走行距離は103㎞ほどでしたが、家からバス停までが往復で6㎞ぐらいあるので、とびしま海道を走った距離は100㎞にちょっと足りないぐらいだったでしょう。
908 103㎞の旅CIMG0394 (285x400)
メデタシメデタシ!



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2017/5/22 とびしま海道往復 (前編 往路)

 急に暑くなってきました。私の生まれ育った岩手県水沢(現・奥州市)で昨日あったマラソン大会で、16人が熱中症で病院に搬送されとか。わが故郷、もう少し良い話題でニュースになればいいのに。

 さて、晴天とはいえそこまでは暑くなかった先日、年来の課題だったとびしま海道走破に再挑戦しました。とびしま海道は、しまなみ海道ほど全国区で有名ではありませんが、こんなところにある島々です。
170517 001 とびしま海道はここです。 (600x436)
ついでに「かきしま海道」というのも示しておきましたが、こちらはもっと知名度が低いでしょう。

 さてこのとびしま海道は、呉側(西側)から岡村島までは橋でつながっています。
170517 002 とびしま海道はこうなってます。 (600x236)
 じつは、2014年の11月に、呉からこのとびしま海道に挑んだことがあるのですが、このときはかろうじて上蒲刈島にたどり着いただけで引き返しました。 
 また、翌年の5月には、竹原からフェリーで大崎下島に上陸し、そこでレンタル自転車を借りて島を走ろうとしたことがあるのですが、このときはあてにしていたレンタル自転車が無くて挫折。
 で、今回は三度目のチャレンジ、自分の自転車を連れて、しかも一泊で、全島走破を目指したのです。

 広島から下蒲刈島までは高速バスで行きます。自転車をバスに乗せるためには「荷物」として扱えるよう、梱包する必要があります。で、できるだけ小さく軽く梱包できるよう、折り畳み可能な自転車を昨年購入しました。その扱いが少しコツを要するため、慣れるのに時間がかかり、やっとこのたびデビュー戦となったわけです。

 高速バスは広島バスセンターから出ていますが、より都合が良い「広島県立大学前」という停留所から乗ることにしました。県立大です。
002 県立大学CIMG0200 (600x490)
 並木の緑がとても美しい。
003 東に向かう道CIMG0201 (600x481)
 ここまでは家から自転車に乗ってやってきまして、ここで自転車を解体して袋詰めしました。道端でその作業をしていたら、年配の女性が通りかかり、「あらまぁ、自転車ってこんなふうに分解できるの?初めて見た!」と。

 こんな格好になりました。
001 県立大前停留所CIMG0199 (403x600)
バスは10:25発の予定、少し遅れて出発。

 平日とあってガラガラ、荷物となった我が自転車も楽々置けます。
004 バスはガラガラCIMG0202 (600x437)


 バスの車窓から見る海や島、ちょっといつもと違います。
005 車窓からCIMG0203 (600x495)

 約1時間乗って安芸灘大橋を渡り、下蒲刈島に入った直後の見戸代(みとしろ)という停留所で下車しました。こんな停留所。
101 見戸代バス停CIMG0205 (600x442)
 ずいぶん立派な待合所ですが、元はここからフェリーが出ていて、その待合所だったらしいです。今は何もありませんが、トイレが使えます。こんな張り紙が!
103 イカをさばくなCIMG0204 (600x525)
ワハハ、ここでイカをさばいたやつがいたんですね。

 さて自転車を袋から取り出して組み立て作業、無事終わりました。
102 組立完了CIMG0207 (600x492)
  どーぉすか! カッコいいでしょう?

 11:55、勇躍ペダルをこぎ出しました。
104 走り出すCIMG0208 (600x421)

 昼も近いので、2014年に来たときにうどんを食べた上蒲刈島の「であいの館」まで行こうと思ったんです。
170517 003 昼食まで (600x345)

 途中下蒲刈島の各種観光スポットも全部すっ飛ばして先を急ぎます。
105 蘭島閣CIMG0211 (600x424)

 この橋(蒲刈大橋)を渡ればであいの館はすぐです。
106 蒲刈大橋CIMG0212 (600x421)

 ところが!  であいの館自体はオープンしていましたが、食堂は営業をやめた、とのこと。ガックシ。で、この先何か所か食事ができるところがある、と教えていただき、それを探してまた路上に。

 途中花見月(はなみづき)というレストランがありましたが、たくさん自転車が止まっていたので混んでいるようだと思い通過、さらにその先に県民の浜海水浴場という場所があり、そこにはいろいろな施設があって食事ができる場所もある、と聞いたので、そこを目指しました。
 ところがそれらの施設は開店休業のような様子で、食べ物屋さんなどもとても開いているようには見えません。考えてみればまだ5月でしかも平日、海水浴場に来る人がそうはいるはずもありません。閉まっていて当然か。
 その辺をウロウロとさまよった挙句、結局さきほど通り過ぎた花見月に戻りました。

 天ぷら定食を注文、750円。
107 ランチ750円CIMG0218 (600x445)
 たまたま最近、NHKスペシャルで、「和食 ふたりの神様 最後の約束」というのを見ました。超有名寿司店・すきやばし次郎の小野次郎さんと、てんぷらの神様・早乙女哲也さんの切磋琢磨を取り上げたものです。あのテンプラがあまりに美味そうだったのが我が潜在意識に引っかかっていたのかもしれません。
 ごちそう様でした。先を急ぎましょう。

170517 004 ゴールまで (600x292)

 次の島に渡る豊島大橋の手前に長いトンネルがあります。トンネルを自転車で通るのは、場合によってはかなり怖いのですが、ここは歩道(自転車通行可)も広く、明るかったのでそんなことはありませんでした。それに加えて、自転車でツーリングしている方が私以外にも何人かいらっしゃったので、少し心強かったこともあります。
108 大浦トンネルCIMG0219 (600x473)

 トンネルを抜けるとすぐ橋です。
109 トンネルを出ればすぐ橋CIMG0220 (600x438)

 豊島大橋。
110 豊島大橋CIMG0225 (600x464)

 豊島大橋を降りて島の北岸を回り、次の大崎下島にわたる橋がが見えてきます。豊浜大橋です。
111 豊浜大橋CIMG0232 (600x540)

 豊浜大橋を渡った大崎下島は、2年前の5月に来たことがあるので、一応これで足跡がつながりました。メデタシメデタシ。

 しかし今回のゴールはまだ先です。大崎下島は二つの無人島を介し岡村島(愛媛県今治市)につながっており、その岡村港をゴールとしています。
 岡村島に到る三つの橋の最初の橋、平羅橋。
201 平羅橋CIMG0233 (600x476)
とびしま海道には七つの橋がありますが、「大橋」という名前でないのはこの平羅橋だけ。
   可哀そうな・・・

 二番目の橋と三番目の橋は大変よく似ています。
 二番目の中の瀬戸大橋。
203 仲の瀬戸大橋CIMG0234 (600x429)

 そして最後の岡村大橋。
204 岡村大橋CIMG0237 (600x386)

 この岡村大橋の途中に、広島県と愛媛県の県境がありました。
202 県境CIMG0250 (600x377)

 わたり切れば岡村島、やがてゴールの岡村港です。
205 岡村港フェリー発着所CIMG0238 (600x323)

 ちょうど時刻が15時で、今治に向かうフェリーが到着。
206 今治行のフェリーCIMG0239 (600x540)
 やがて数人のサイクリストものせて出港していきました。

 私は今夜の宿がある大崎下島の御手洗(みたらい)の街に引き返します。
170517 005 宿へ (600x363)

 途中、海の彼方に来島海峡大橋(しまなみ海道の南端)がうっすらと見えていました。
207 来島海峡大橋CIMG0241 (600x425)

 戻る途中、岡村橋の東のたもとに、こんな東屋のようなものを見つけました。
301 人待瀬戸CIMG0243 (600x399)

 こんな額がかかっています。この狭い海峡は「人待瀬戸」っていうんですかね。
302 縁むすびCIMG0244 (400x256)

 こんな鐘がぶら下がっています。縁結びの鐘?
303 縁結びの鐘CIMG0245 (516x600)

 そしてたくさんの願掛けの木札が。
304 願掛けの木札CIMG0246 (600x496)
「・・・と結ばれますように」とか、いじらしいお願いがいっぱいです。

 これは私も一つお願いをしなければ。100円を料金箱に入れて木札を一枚買いました。
305 木札は100円CIMG0247 (600x519)

 何をお願いしたらいいでしょうか? 今更この年で怪しいご縁が結ばれたりするといろいろ問題がありそうです。最も切実なお願いといえば・・・、これでしょう!
306 ボケ封じを祈願CIMG0248 (600x470)
メデタシメデタシ

 やがて宿に到着、48㎞ほど走りました。
307 48㎞走破CIMG0326 (500x462)


 泊まった宿は「みはらし食堂・旅館」というところで、大衆食堂に宿泊施設がくっついたような所。地元の人もご飯を食べにくるようなお店です。私の晩ご飯も、食堂の方で皆さんと一緒にいただきました。2食付で6000円。

 刺身、煮魚、焼き魚、という単純明快なメニューで、大変よろしい。
308 夕食CIMG0252 (600x419)
刺身はコチとイカ、焼き魚はタイ、煮魚はメバルでした。ビール一本と清酒2合も頂いてすっかり満足、部屋に戻ってあっという間に爆睡。


 以上、往路でした。帰路は後編で。



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2017/3/12 忽那諸島征服 後編・2/25怒和島

 前編に続き、忽那諸島西端の二島の走破、前日泊まった津和地島の東に、怒和島があります。
170225 怒和島へ (600x383)

 怒和島に渡るフェリーは11時過ぎ発なので、ゆっくり朝食。
DSCF2953 朝食(600x450)
これに粗汁がつきます。ごちそう様でした。

 この日渡る怒和島には、お弁当を買うようなコンビニもなさそうだったので、前日に宿の女将さんにおにぎりを作ってくださるよお願いしてありました。そのおにぎりも受け取って、九時ごろ宿を出ました。
 と思ったら、なんと自転車の後輪、前日入れたはずの空気が抜けかけています。やっぱしかぁ・・・。またまたフェリー待合所にいき、空気入れ直し。まぁ入れれば大丈夫なのですが一晩はもたない、という訳ですね。

 さてこれからわたる怒和島、そこでまた空気が抜けたらどうすんべーか? 怒和島にはほかの忽那諸島と同じようにレンタル自転車があるんだろうか? それを借りてまわった方が安心か? ・・・・等々思いは千々に乱れて。

 まぁなるようになるだろうとあきらめました。ちょうど陽射しが雲の合間を縫って、天使の階段(光芒)になっています。
IMG_7749 津和地港に光あれ(600x404)

 時間を持て余してその辺をぶらぶら。フェリー待合所の隣に弘法大師様をお祭りしたお堂があります。
IMG_7758 弘法大師様(600x472)

 のぞいて見るとお酒がいっぱい。
IMG_7759 酒がいっぱい(600x483)
お大師様は酒好きでしたかね? お大師様、私も酒好きです。どうぞ今日一日自転車をお守りください。合掌。

 やがて船がつき、怒和島へ。
IMG_7766 津和地よさらば(600x400)
さらば津和地島!

 10分ほどですぐ着きました。怒和島には二つ港があるんですが、津和地島に近い方の元怒和港で下船。
IMG_7774 元怒和港到着(600x389)
 そっけない港近辺、フェリー待合所は無く、切符売り場の小屋があるだけ。もちろんレンタル自転車も無し。ただちに島を時計回りに巡り始めます。

 北上しはじめると潮流が激しく渦巻いている所に出会いました。ちょうど津和地島との間が狭くなっている部分、怒和島水道(幅750m)です。
DSCF2964 潮流が逆巻く(600x450)
最大潮流速度、6ノット(時速11.1㎞)になることもあるとのこと。遊漁船が潮流に逆らってのぼっていきました。

 島の北側に来ると、思いがけないものが見えます。
IMG_7778 鹿島へ渡る橋(600x417)
あの橋は、呉から南下して倉橋島の先っぽ、鹿島に段々畑を見に行ったときに渡った橋、鹿島大橋のようです。あれはもう2年前の1月、寒かった・・・

 自転車でグルグル回っていると方向感覚が乱れて、なぜあそこにあれが見えるのか? 不思議な思いにとらわれますが、あとで考えればこうなっていて、見えて当然なんですね。
怒和島から鹿島橋が見える


 さてこの島では、津和地島では見なかったものを頻繁に見ました。これです。
DSCF2967 イノシシ罠(600x430)
イノシシの罠でしょう。ということは、イノシシの被害に困っているということなんでしょうね。津和地島では全く見ませんでしたが、イノシシはタマネギを食べないんでしょうか。

 道々にいくつもあります。こんなにミカンをご馳走されて、罠に入る前に満腹になるのでは?
DSCF2968 イノシシ罠2(600x442)

これは電気柵でしょうか? 触らぬ柵にたたりなし・・・
DSCF2970 電気柵?(600x449)

 島の最北部は海岸沿いではなく、山を貫くトンネルになっています。
DSCF2972 トンネル(600x435)

 トンネルを抜けると島の東側、上怒和の港を望む峠に出ました。
DSCF2973 上怒和を望む(600x450)

 そこを下って上怒和港に。
IMG_7780 上怒和港(600x400)

 ここから沖に見えるこの小島、これは「クダコ島」と呼ばれる島なのですが、釣島水道と並ぶ瀬戸内海水運の主要航路、「クダコ水道」にその名が冠されています。
DSCF2982 (600x402)


こちらの港には立派なフェリー待合所があり、しかもそこには立派なレンタル自転車が置いてあるのでした。
IMG_7781 上怒和のフェリー待合所(600x493)
ブリジストンのクロスバイク、CYLVAという立派な自転車のようです。

 そこで一休みしてお昼に。亀川旅館で作ってもらったおにぎり。アサリの炊き込みご飯のおにぎりです、200円で3個作ってもらいました。感謝。
DSCF2976 お握り(600x432)

 さて、そこに自転車をおいて、少し街並みを歩いてみることにしました。島の街はだいたいそうなのですが、海側に沿っているのは裏通りで、一本中に入った道が元々の街並みです。上怒和の町もそういう構造になっています。
DSCF2978 上怒和の街並み(600x508)
なぜか一軒の前にたくさんの猫が。

 なんでしょうねェ? 愛猫家の家か?
DSCF2980 猫の群れ(600x449)

 天神様がありました。
IMG_7787 天神様(600x442)

 天神様とくれば当然白梅。
IMG_7789 白梅(517x600)
   東風ふかば匂ひをこせよ梅の花
            あるじなしとて春な忘れそ
     菅公


 しばらく行くと桃の花か? それとも紅梅?
IMG_7797 桃の花?(600x400)
ま、この際、桃の花だということにして、
    春のその くれなひにほふ 桃の花
          下照る道に いでたつ乙女 
    大伴家持

IMG_7798 満開(600x478)
メデタシ

 島を一周して元怒和港に戻ってきましたが、まだ時間もあるし、上怒和港の方が待合所もあるし、と思い、もう一度島を半周して上怒和港へ。

 やがて14時過ぎ、帰りのフェリーの時刻です。
DSCF2985 (600x449)
入ってくる船の写真を撮っているこの方、松山市から来られた方だそうですが、レンタル自転車を借りて島をめぐったそうです。

 無事怒和島も制覇、お大師様のご加護により自転車のタイヤも(とりあえず)大丈夫だったし。
DSCF2987 帰りの船(600x466)

 さらば怒和島。
IMG_7811 怒和島を去る(600x400)


 途中クダコ島のそばを通過、灯台が見えます。
IMG_7808 クダコ島灯台(600x405)

 二時間の航海、三津浜港まで帰りました。三津浜港着16:25。

 そこから自転車で松山観光港まで飛ばして17:50 16:50。広島行きのフェリーにタッチの差で間に合わず。まあ先を急ぐわけでもなし、ターミナルでお土産を調達したりして18:05のフェリーに乗船、広島宇品港着20:45。

 家について九時半ごろ。今回の走行距離は二日で77㎞でした。
IMG_7827 全行程77㎞(500x411)

 疲れました。


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