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入院しました

 先週木曜日(9/17)から一週間入院してきました。病名は。広島市松川町のK病院という知る人ぞ知る肛門科の有名病院です。

 私のは30年以上平和共存してきたイボ痔(内痔核)。学生時代に発症しましたが、毎朝の排便時にすこし痛むものの、ちょっと扱いに慣れるとうまく納めることができて日常生活に何の支障もありません。で、ずっと放置してありましたが、でもいずれ何とかしなけりゃ、と思ってはいたのです。どんな治療をするにしろ、基礎体力が充実していないと治るものも治らない。幸い、このところ体調はいいし、仕事も数年前までのような切羽詰った状態からは多少余裕が出てきたし、そろそろ潮時かな、と考えました。この春、仙台に入院していた母が残念ながら亡くなって、そちらの心配も一応ひと区切りついた、ということも決断をうながす一要因となったようです。

 世の中は、何年かに一度しかない「シルバーウィーク」ということで盛り上がっていますが、私は病院の6人部屋に逼塞。17、18、24、25の四日を有給休暇として、都合11連休にしました。幸い、職場の上司も同僚もクスクス笑いながら11連休を受け入れてくれました。ありがたいことです。16日の夕方、「頑張って!!」と職場の激励を受けて退社。この夜は9PM以降絶食。

17日:
 9AM、妻の運転する車に送られて入院。浣腸。(何十年ぶりだ・・・) 10時頃からずっと待機、昼過ぎ呼び出されていよいよ手術室へ。まず手術台に腰掛けて、前かがみの姿勢をとらされ、腰椎に針を刺す「サドルブロック」という麻酔を受けました。一瞬チクッと痛みがきて、その後数分で徐々に腰全体がしびれてきて、やがて肛門を締めようとする筋肉に力が入らなくなり、麻酔状態の完成。足は感覚があり自分で動けました。
 手術台の上に仰向けに寝て両足を足台に。こんな格好です。
090924 川堀病院説明 手術体位
嗚呼、情けなや・・・・
 麻酔は腰の部分のみですから意識ははっきりしており、手術の様子はすべて耳に入ります。(見えませんが) 電気メス(?)でしょうか、ジジジ・・・というような低い音がして何かこげるような臭いがしました。手術自体は12:50~13:15の約25分間。
 終わって執刀医に「大きかったですよ」といわれました。そりゃそうだ、なんといっても30年育ててきたイボだからね。
 「T字帯」というふんどしのようなものでその部分をカバーされ、車椅子で病室まで戻りました。18:00までは安静に、ということでベッドで横に。リンゲルの点滴500ml、ビールのロング缶と同じだなぁ・・・などとうすらぼけた頭で考えつつひたすら時間のたつのを待ちます。太ももあたりから徐々に感覚が回復していき、じわじわと麻酔がさめていくのが分かります。一番最後まで感覚が戻らなかったのがチでした。切ったはずの肛門は意外なことにあまり痛まず。
 18:00夕食。この日一日何も食べていないので空腹でしたが、おかゆと味噌汁、梅干のみ。
090917 手術当日夕食

 21:00消灯。このあと2AM頃目を覚まし、その後はウツラウツラしては目がさめるということを1時間おきぐらいに繰り返し、やがて朝に。

18日:
 8:00朝食。恐る恐る起き上がって一階上の食堂まで階段を登りました。まぁ恐れていたほどの苦痛ではありません。昨日と同じ点滴。昼食後、主治医の回診と手術後状況説明。右側に大きいのが二つあり、これは切除した。今は左側が腫れているが、これは徐々にひいていきます、とのこと。この左側の腫れというのは私自身も気がついており、せっかく30年物の大物を退治したのに一晩で新たな痔核ができたのか、と衝撃を受けていました。で、この説明に一応ひと安心、でも本当だろうか・・・?不安。
 14:00過ぎ、家族が来院。お見舞いにドラ焼き3個。
 家から持参した西田透著「英語は仮定法だ」(開拓社)を開いて読み始めました。他にやることがない、やりたくてもできない、という状況は勉強のためには最適です。(牢獄なんか最高かも。)文法書など読むのはそれこそ何十年ぶりです。subjunctive mood を仮定「法」というのは誤解を招く言い方で、本当はある種の感情の表出を伴った「口調」だ、文字通りmood「ムード」だ、とか、知らないことが次々出てきます。

19日:
 午前中点滴。食事中、他の入院患者同士の会話がそれとなく耳に入ってきます。
 「いやぁ、私は実は3回目でね。」 (えぇ!? 一回じゃ済まないのか?) 一層不安がつのります。このままモグラたたきのように次から次へとイボ痔が出てきたらどうしよう!
 「十年前、この病院の先代の院長にしてもらったんだが、そのときと比べるとずっと楽ですなぁ。技術の進歩は日進月歩ですよ。」 まったく分野は違いますが技術者の一人としてひそかに胸をはったりします。(そうだろう! 俺たちが頑張っているからなぁ)
 13:00過ぎ、妻が来院。手術のときの様子などを話すと、悶絶して笑い死に。なんということ・・・!。
 この日、手術後初めてのウンコ。最初ヤギのウンコのような硬いのが少し。次に普通のを2回。4回目は下痢気味。
 「英語は仮定法だ」の続き。3分の2ぐらい読んだところで、非常に面白いが、当面の目標である工業英検の受験には関係薄いと判断し、中断。

20日:
 午後、家から持参した「工業英検1級対策」を開いて勉強。
 夕方、子供が来院。部活をやってへとへとだと。お見舞いだといって「CRATZ ペッパーベーコン」(グリコ)を持ってきましたが、胡椒が利いているのはどうもね・・・。

21日:
 9:00頃、主治医の回診。やはり「この腫れは時間を掛けて治していきましょう。」とのこと。
 初めてシャワーを浴びました。3分で100円のコイン式。200円分。
 「工業英検1級対策」続きをちまちまと。
 この日、敬老の日で、昼食(ワカメうどん&梅ゆかりお結び)にお飾りがついてきました。
090921 敬老の日 約10%
細やかな心遣い。

22日:
 雨です。秋祭りでしょうか、街から太鼓のひびきがしきりに伝わってきました。
 「工業英検1級対策」続行。2級とのレベルの差を痛感。
 午後、雨が小止みになったので、手術後初めて外出してみました。松川町から駅前大橋をわたって福屋デパート駅前店へ。開催中の「島根・鳥取物産展」をぐるっと一回りして、ソバ饅頭(?)3個300円を購入。10階のジュンク堂書店をぶらついて、「裏返し文章講座」(別宮貞徳 ちくま学芸文庫 1050円)を買って帰院。90分3389歩のお散歩でした。

23日:
 やっと退院の日。朝食前からベッド際をばたばた整理。退院の前の主治医診察があるというので、その前にシャワーを。なんとシャワー室の中に、お金を払わなくても使えるシャワーがあるのを発見。こっちの方が広いし、独立した脱衣室までついていて、しかも無料? おととい200円払ったのは何だったんだ? 不可解です。
 10時前、主治医診察。相変わらず「この腫れは時間とともにひいていきますから。」という説明。これは「腫れ」というよりも、もはや立派な痔核ではないのか?と思いましたが、痔核であれ腫れであれ、ひいてしまえばどっちでもよい。
 もらった退院後の生活についての説明書きに、「手術後3週間たったらアルコールOK」という意味の事が書かれていたのでそれまで飲めないのか聞いてみたら、笑顔で「すごさなければ大丈夫ですよ」とのこと。いい先生だ
 10時半、迎えに来てくれた妻の車で退院。
 というわけで夕方、一週間ぶりで晩酌。「大七 純米」を燗で二合。大変けっこうです。

 以上、ン十年ぶりの入院、ン十年ぶりの断酒七日間、その間のわずかのお勉強の記録でした。

というわけで、今週はお魚は無し。
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