2017/1/8 カワハギ、アカガイ、マナガツオ

 広島は雨の成人の日です。

   成人の日の大鯛は虹の如し   水原秋桜子

「成人」を歌った短歌や俳句は(これ、というものは)、ありそうでなかなかありません。


 昨日七日土曜日、我が家では七草粥は無し。子供が小さいころは何度かあったような気がしますが、もう何年も途絶えています。いつものように鮮魚店巡りに出ました。かなり寒い朝です。
 宝町フジをちょっと覗いて、千田町Arukへ。やたらにサザエ(小さいの)がありました。値札がついていない魚がいくつもあり、これいくら?、と聞いてもなかなか返事が返って来なかったりして、やる気喪失。次へ。

 川口町リアル。またまたアカガイがワンパック299円(+税)。今回は8個で、前回(昨年12/24)よりも少し大きい感じ。一パック買いました。マナガツオがあります。小さくて、刺身用にサクを採れるかどうか・・、迷いましたが一尾買いました。焼いて食べても美味しいしね。390円。

 舟入市場、相変わらず高くてでかい魚が並んでいました。その中に丸ハゲ(本カワハギ)が750円で。昨年ここで3300円という素晴らしいカワハギを見た強烈な印象がのこっているので、750円でこのサイズが高いのか安いのか(おまけに砕氷に覆われていて、全体像が把握しにくいんです)ちょっと自信がありませんでしたが、買ってみました。店のお姉さんが、砕氷の中から全部引っ張り出してくれて、「これ、いこか・・」と選んでくれました。 帰宅。

 こんな連中です。
IMG_7028 (600x441)カワハギ、マナガツオ
カワハギは、25.5㎝、346g、マナガツオは、20.5㎝、232g。

 口元をちょん切り、そこから皮に切れ目を入れて引っ張りますと、バリバリと皮が剝けます。その皮の下にもう一枚、薄い皮膜があるんですが、これは私の腕ではきれいに引けません。こうなります。
IMG_7030 (600x522)カワハギサク
写真の上二つは、三枚におろした背骨側の面をお見せしていますが、下の二つは、その裏の表皮側です。うっすらと白い皮膜に覆われているのがお分かりでしょうか。刺身に造るときは、この薄皮を下(まな板)に置き、包丁で薄くそぎ取るように一切れ一切れ切り取っていくのが私のやり方です。あとに残った薄皮には身がいっぱい残るので、他のアラと一緒に味噌汁に。

 お目当ての肝もたっぷり。鮮度が良かったと見えて、肝の組織もしっかりしています。左は浮き袋。
IMG_7032 (600x480)カワハギ肝と浮き袋

 その肝をたたいた肝ペーストと一緒にいただく刺身は最高です。昨日は肝も生のままでたたきました。
IMG_7037 (600x529)カワハギ刺身
これであと半分残っているし、750円は十分納得。

 マナガツオは刺身にできるかどうか、という大きさでしたが、なんでも刺身教の神様が「どうでもこうでも刺身にすべし」というご神託を下されたので、がんばりました。
IMG_7039 (600x480)マナガツオ刺身
でも刺身は半身だけ、残りは焼き物にしようと粕漬けにしてあります。

 アカガイ、8個で387g。
IMG_7040 (600x485)アカガイ

 全員起立!
IMG_7041 (600x455)全員起立
元気いいですねー。

 4個だけ刺身に。柚子風味の味噌でいただきました。
IMG_7043 (600x533)アカガイ刺身

 冷蔵庫住人諸氏の友情出演も得て、こうなりました。
IMG_7045 (600x519)晩酌の膳
 酒は宮城県石巻市、平孝酒造の日高見。今年の新酒です。胡町大和屋で一升2808円。

 
 さて、まだ雨が止みませんが、今から出かけなくてはなりません。西区横川というところに、こんなものを聞きに行くんです。
170108 赤松林太郎 展覧会の絵 (427x600)



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2015/12/6 ウマヅラハギ

     サンフレッチェ広島、
         年間チャンピオンおめでとう!


 というわけで来年は、カープも、マエケンは去るかも知れないが、うれしい結果になってくれるよう願っています。とはいっても、ろくに球場にもいかないでTVを(試合の翌日)見るだけの怠惰なワタクシ、必死に頑張っている選手諸君には申し訳ないことです。


 さて昨日の土曜日、12月に入ってさすがに寒さを感じる空の下、9時過ぎに出かけたお魚ツアーです。

 途中の公園に残っていた紅葉、もう最後の輝きでしょうか。
IMG_1304 最後の輝き(640x527)

 モミジバフウでしょう。
IMG_1315 紅葉(520x640)
手前の緑の葉はクスノキ。


 さて昨日は、横川の河野鮮魚店から。約ひと月ぶりです。大きなウマヅラハギを買いました。100g320円で、計ってみると約740g、2300円あまりでしたがおろす手間を省く、ということで300円まけてもらいました。消費税を足して2230円。いつになく高額なお魚ですが、まぁたまには・・。

 そのあと、舟入市場、川口町リアル、と回って帰宅。

 これが二千円以上のハゲ、お腹がたっぷりと膨らんで肝の充実を感じさせます。ウマヅラっていうと頭が全体の半分ぐらい、というイメージなんですが、さすがにこの大きさとなると下半身もグッと張っています。全長36㎝。
IMG_1318 ウマヅラハギ(640x458)

 背ビレ、尾びれが独特の青緑がかった藍色をしています。
IMG_1320 しっぽ(640x565)

 目が透明で澄み切っています。
IMG_1323 目(640x497)

 歯。かなり頑丈な歯ですが、何を食べるんでしょうね?
IMG_1321 歯(640x575)

 三枚におろしました。外側は普通なんですが・・・
IMG_1326 ハゲ三枚おろし(640x427)

 内側、つまり中骨に接している側にはご覧の通り、上下のヒレを駆動するための特別な筋肉、ヒラメでいう「エンガワ」に相当する筋肉がついています。
IMG_1325 内側の筋肉(640x443)

 これを慎重にはがしました。今回初めて気がついたんですが、この筋肉は2層になっており、濃い赤の層が骨側、その外側、つまり身がわにもう一層の白っぽい層が有るんです。半分に切って片側をひっくり返した状態(下)をご覧いただくとよくわかると思います。
IMG_1329 鰭の駆動筋(640x499)
この大きさの魚体に特徴的なものでしょうか?

 そしてこれが肝、110gありました。
IMG_1330 肝110g(640x470)


 以上の下ごしらえを終えて、午後は大和屋へ酒を仕入れに。岐阜県多治見市の三千盛、純米大吟醸を買いました。税別三千円というおとなし目の値段とはいえ大吟、まぁたまには・・(言い訳)



 さて夕方となり、またまたあの架空の居酒屋(・・・そろそろ店名をつけねば・・・)です。
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アナゴ:今晩は。
オヤジ:いらっしゃい。
     アナゴさん、周防大島に行ったんだって? 自転車で。
アナゴ:ウン、これ女将さんにお土産。

IMG_1356 ジャム(640x471)

オヤジ:あらら、こりゃどうも恐れ入ります。

お通しが出ましたが、あまり見ないものです。
IMG_1349 柿なます(541x570)

アナゴ:これなぁに?
オヤジ:柿なます。
アナゴ:(ンー・・・ また変なものが。でも柚子の香りがきいていて、わるくないかな)

オヤジ:今日は良いハゲがあるよ。寒くなってきて肝もミッシリ。
アナゴ:アー、良いねェ。
     刺身でちょうだい。

オヤジ:はい、お待ち。カボスでどうぞ。
IMG_1337 (640x474)
アナゴ:アレ、肝は?
オヤジ:まぁまぁ、あわてなさんな。
     こうして見たよ。鮮度がいいから肝も生でイケる。
IMG_1347 肝刺身、肝和え(498x640)
アナゴ:アー、最高!


オヤジ:こんなのもどうぞ。エンガワだな。
アナゴ:ハァー、紅白になってるわけか。
IMG_1339 ヒレ駆動筋刺身(500x411)

 奥で煮物をしていた女将さんが出てきました。

女将さん:肝のうま煮です。
IMG_1354 肝旨煮(605x640)
アナゴ:今日の酒は三千盛か、岐阜だね・・・
     エェッ! 精米45%!?
     ゲッ、大吟醸ォ!
     これ一合いくらァ? (一気に酔いがさめる)
女将さん:まぁご心配なく。
     お土産いただいた御礼に一本おつけしましょう。
     お一つどうぞ。
アナゴ:あ、どうも。
IMG_1346 ギンナン(640x614)
 女将さんにお酌をしてもらってすっかりご機嫌になってしまい、計三合も飲んじゃいました。

アナゴ:アー、もう帰ろ。
     お勘定を。

女将さん:はーい。
     デザート。これ食べて少し待っててね。
     これ岩手のリンゴよ。
アナゴ:岩手のリンゴか・・・、もう寒かろうなァ。
IMG_1290 りんご(640x458)

女将さん:じゃ、これで。

  お勘定
       お通し        300円
       ハゲ刺身      1000円
       肝刺しと肝和え  600円
       縁側刺身      500円
       肝うま煮       500円
       銀杏         (女将さんのサービス)
       三千盛大吟2合  1600円 (+ 女将さんから1合)
       リンゴ        (サービス)
         合計       4500円

 女将さんに貢ぎ物をしたおかげで、五千円札でおつりが来ました。
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目が覚めてみれば意外やスッキリ。なかなか良い酒です。


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2015/4/19 ウマヅラハギ、ミルクイ、タケノコ

 ちょっと暗い話。

 先日、40年前に卒業した大学の学部同窓会から会員名簿が届きました。今時珍しく紙に印刷したもので、厚さが5㎝ばかりあります。一昨日の晩、見るともなしにページをめくっておりましたが、ふと、同じ高校から同じ大学の同じ学部に入学したあの連中は今どうしてるのかな?・・・、と思って調べてみました。
 高校の同学年で、同じ大学に入ったのが7人おりまして、その中の私を含めて3人が工学部に入りました。ところがなんと、その3人の内私以外の2人が「物故者」となっており、驚愕。歳だとはいえまだ60を過ぎたばかり、3人のうち2人が物故者、あるいは7人のうち2人としてもあまりに多いのではないか・・・しばし呆然として何も手につかず。
 そのうちの一人、S君の名前で検索してみると、2011年出願の特許に名前が出ていました。2011年までは存命だったということです。60前後で亡くなるというのはガン?、交通事故?


 さて驚愕もさめやらぬ昨日の朝、気を取り直し、いろいろ考え事が浮かぶ頭で魚を買いに。宝町フジへ、そこそこの品ぞろえですがちょっと高め。それにここは何というか値段のつけ方が、税別500円、とか1000円、とか大雑把な感じがしまして、どうも共感(?)がわきません。 とはいえ、おかず工房の土曜トロ箱セールがなくなった今となってはフジも無視できません。
 で、ずーっと見ていくと、その共感のできない1000円の値札で、ハゲ(ウマヅラハギ)が10尾あまり並んでいました。よく見るとかなり大きさにバラつきがあります。そのうちの一番でかいのはなかなかいい大きさで、1000円という値もまぁ許容範囲か。素早くゲット。なるほど、開店一番に来るとこういうこともあるか・・・、The early bird gets the warm. 33㎝、602g。

 相変わらずシロミルがあります。今日は少し小さめで値段も高いのでパス。その隣に本当のミルガイ(ミルクイ)が。一個797円は、すでに1080円を支出した財布がちょっと渋りましたが買っちゃいました。税金も入れて861円。殻長115㎜、252g。

 千田町Aruk、珍しく鮮魚売り場に人だかりがしています。なにか特売をやっていたようで、サバが1尾100円というのが飛ぶように売れていました。何も買わず川口町リアルへ。ここも見ただけ。
 舟入市場、タケノコが安く出ていましたので一本ゲット、大特価170円です。私が買ったのは994g。 昨日は広島県安芸高田の孫野菜農園グループという生産者が野菜をたくさん持ちこんで売出しをしていました。この舟入市場はそういった各地のアンテナショップ的な機能もあるんです。

 帰宅。


 こんな連中です。
IMG_7013 (640x442)


 皮をはがして三枚におろし、サクに取りました。薄皮をとるのがむずかしいので、中骨側から包丁を入れて薄造りに。あんまり薄くありませんが。
IMG_7026 (640x434)
 右上隅に肝をたたいた肝醤油が見えていますが、下の写真のようにでかい肝がありました。107gです。
IMG_7016 (640x360)
 右端は卵巣、52g。その間の情けないビロビロは浮き袋。

 卵巣は煮てポン酢を。ふっくらしてとても美味しいです。
IMG_7027 (640x488)


 ミルクイ、殻を開いた状態。
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 861円という値段も噛みしめてじっくり味わいました。
IMG_7023 (640x543)


 タケノコ、こっちは170円に感謝!
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 こうなりました。
IMG_7031 (640x481)
 酒は和歌山県海南市の平和酒造、紀土・純米。胡町大和屋で一升1944円。これは麹米は山田錦や五百万石を使っているのですが、掛け米はいわゆる酒造好適米ではなく一般の米を使っているとかでお安くなっているらしいです。
 さてその隣にかわいい瓶が並んでいるのにお気づきでしょうか? 宮城県の一ノ蔵がだしている微発泡清酒「すず音」です。しばらく前に、こういった微発泡清酒が一定の人気を維持している、という新聞記事を見て、妻が買ってきました。300ml、772円(税含む)。

 アルコール5%、うっすらと白濁しています。
IMG_7035 (522x640)
分類としてはリキュールに入るんだそうですが、甘くて飲みやすく、女性に人気、というのもなるほどと思います。



 さて、先週買ったサワラの卵巣、ちょうど6日間塩漬けしてこうなりました。
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この段階で274g。

 塩漬けはこれで終了、今日から塩抜きですが、この長さのまま水抜きできる容器が無く、しょうがなく半分に切りました。
IMG_7038 (640x427)
これで三日ぐらい水を換えつつ様子を見ましょう。あとは来週後半の天気が気になります。



 京橋川沿いのハナミズキです。
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      定年はやがてくるもの花みづき    日下部宵三

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 定年を待たずして逝きし我が同級生ふたりの御霊の安からんことを。



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2014/12/14 カワハギ、マルアジ、スルメイカ 今秋の三展

 衆議院選挙の当日です。広島市は穏やかな日曜ですが日本海側や東北では大雪のようです。山形新幹線がトンネル内で停電し、停まったままだとか。夏も冬も年々過激な様相を呈するようになった日本の天候、この先どうなるのでしょうか?


 昨日13日の土曜日は、朝からみぞれが降ったりやんだりという空模様。まぁ大崩れは無かろうとタカをくくってお魚を求めて出撃。 大手町おかず工房、大きなスズキが2500円、これまた大きなフジメバル(「ホイトメバル」というかわいそうな名前の札が。)が2000円、さらにはアイナメが3000円以上・・・、という大ものぞろいの中に、580円のカワハギがありました。広島でカワハギ、通称「ハゲ」というと、圧倒的にウマヅラハギの場合が多いんですが、これはほんとのカワハギ、ウマヅラハギに比べて形が丸いので広島では
    「マルハゲ」
と呼ばれます、かわいそうに。かわいそうですが美味しいので一尾ゲット。25㎝、376g、税込みで626円。それからマルアジを一尾、31.5㎝、371gを162円で購入して次へ。

 宝町フジへ。巨大なクエ1万円っていうのがありました。が、私の目を引いたのは黒光りするスルメイカ、サイズもよく値段も税込みで一杯170円とおとなしいレベル。どうも最近イカが高い印象がありほとんど買っていませんでしたので、一杯買いました。
 さらに千田町Arukに行ってみました。先週山梨の七賢を思いがけなく買えたので、今週は何か地酒が、望むらくは香川か鳥取の酒を・・・、と内心願っていたのですが、いずれも無し。 みぞれが止まないようなので帰宅。


 マルハゲとマルアジの丸々コンビです。
IMG_4788 カワハギ、マルアジ(640x455)

 そういえば広島カープに丸っていう選手がいましたね。丸佳浩ですね。丸に対するはですが、これは巨人か・・・、とか脈絡の怪しい連想をしつつカワハギをさばきますと、こうなります。
IMG_4789 カワハギ 付属品も(640x438)
 頭がでかいので身は思ったより小さく、アレッと思いますが、それを補うような大きい肝がうれしいです。

 刺身に引いてみると、透明感があり良い感じ。
IMG_4793 カワハギ刺身(640x494)

 付属品はゆでました。肝、卵巣、浮き袋。
IMG_4805 カワハギ付属品(450x399)


 丸アジは酢締めに。
IMG_4792 アジ酢(640x531)

 イカ刺しです。欲張ってでかいのを選んだら、少し固い・・・。
IMG_4799 イカ刺身(640x503)

 ゲソは茹でて生姜醤油で。
IMG_4807 イカゲソ茹で(640x535)


 先週のイシガレイの粗を煮こんだのが、冷蔵庫の中でひっそりと煮こごりになっていました。
IMG_4804 イシガレイ煮凝り(500x418)
      そう云えば煮凝あると独り言    平井奇散人

      煮凝りに晩酌一本増やしけり   小橋安子

      煮凝の鰈を好む母なりし        紅谷芙美江

ここ(←)に74句もあげられていました。俳句になりそうな食べ物なんでしょう。

で、わたしも
      ひっそりと煮こごりになるイシガレイ      アナゴ
アーハッハッハ

 こうなりました。
IMG_4811 晩酌の膳(640x494)
 酒は鳥取県東伯郡琴浦町の大谷酒造、鷹勇です。酒商山田の幟町支店で一升2,226円、控えめなお値段じゃありませんか。精米が70%と少し低いせいもあるんでしょうか。
  「琴浦町」という美しい地名、Wikipediaによれば

  「東伯町と赤碕町が2004年9月1日に合併して誕生した。なお町名は、かつて海岸一帯が「琴ノ浦」と呼ばれていたことに由来する。」

とのことです。市町村合併でできる新しい自治体は、だいたいろくでもない名前になるのが多い、と思っていたのですが、こんな美しい例もあるんですね。琴浦町に行ってみたい、自転車で。一晩泊まって鷹勇を一杯やって・・・
 ・・・と、Wikipediaの琴浦町の記事を読んでいったら、ヤヤヤ! 思いがけない記述が。名物のお菓子に「大風呂敷」というのがあるそうです。
 実は、わが故郷・岩手県水沢に後藤屋さんという和菓子店があり、そのお店が昔から大風呂敷というお菓子を出しているんです。これは水沢出身の後藤新平という人が、あまりに気宇壮大な人で大風呂敷と揶揄された、という故事にちなんだ命名だそうです。琴浦町の大風呂敷も何か由来があるんでしょうね。これは是非とも琴浦町にお邪魔して、鷹勇を飲むだけではなく大風呂敷も味わわねばなりません。(「味わう」⇒「味わわねば」でいいのか? 何かヘンテコ。 どなたか助けてください。)

以上でお魚関係終わり。

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 さて昨日は午後から広島県立美術館で開催中の展覧会を見に行きました。「榮久庵憲司の世界展」です。
12月13日 榮久庵 憲司の世界 (350x500)
 榮久庵憲司という人はご存知の方も多いと思いますが、日本の工業デザインの草分け的な方で、誰もが知っているキッコーマンの卓上醤油瓶をデザインした方です。広島出身で海軍兵学校予科生徒で終戦を迎え、その後東京芸大で学んだとか。会場に行って驚いたのですが、日頃買い物をしている広島のスーパーマーケットのロゴとか、広島市内を走る路面電車、郊外に延びる新都市交通「アストラムライン」の車両、ホンダのバイク、成田エクスプレス、等々日頃見慣れているものが榮久庵憲司、およびそのグループ(GKデザイン研究所)の作品。海兵を卒業して軍人となり、戦死してしまわなくて良かったです。ご本人は複雑な思いもお持ちでしょうが。


 ついでに、この秋見た展覧会をあと二つ。

 10月30日、広島市の隣、熊野町にある「筆の里工房」で、「日本の書と筆の宇宙展」を。
10月30日 日本の書と筆の宇宙 (500x273)
世が世なら、私のような平民は絶対に見ることのできない高野切とか寸松庵色紙(いずれも伝紀貫之)とか、そういった恐ろしいものを間近に見ることができました。

 11月の14~16日、出張で東京方面に行ったのですが、土曜15日の午後、世田谷区用賀の世田谷美術館へ。私の勘違いでまったく別のものを見るつもりだったのですが、開催されていたのは「ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソビエト・モダニズム」というムツカシそうなもの。
11月15日 ユートピアを求めて (500x308)
これはロシア革命からソビエト・スターリンの時代にいたる政治的なポスターのコレクション(松本瑠樹コレクション)の展示です。全く予期せずに見たわけですが、大変見ごたえがありました。はじめは輝かしかった(ように喧伝された)ロシア革命・ソビエト連邦というものがその後どうなったかを知っている身としては、さまざま考えながらというか、考えさせられながら、というべきか、見てきました。


 いまから投票に行きます。15:30


2013/12/8 シャコの殻が剝けない カワハギ、メバル、ヒゲソリダイ 

 昨年の60歳誕生日に妻からもらった蘭の鉢、夏に株分けをして植え替えておいたんです。
IMG_8840 (452x640)

何か生えてきました。花のつぼみでしょうか?
IMG_8839 (418x640)




 さて昨日、12月7日のお魚ツアー、天候のせいかどこの店も魚が豊富で目移りしました。

 まずはいつものように大手町おかず工房から。鮮魚売り場に入った途端目に入ったのはカワハギ、広島ではウマヅラハギの方が圧倒的に多く出回るんですが、これは本カワハギ、広島でいう「マルハゲ」です。お腹の膨らみ具合も立派で肝も期待できそう。多少サイズにばらつきがありますが、何と380円。一番でかいのを素早くゲット、25.5㎝、380gでした。100円/100gということですが、普段なら倍ぐらいしてもおかしくないと思います。某デパ地下なら3倍か。
 さらにメバル、一尾450円も良さそう。これもでかいのを選んで一尾購入、27㎝、360g、すなわち125円/100g。先週買ったホゴメバル(カサゴ)が約140円/100gでしたから、まあお買い得と思います。
 
 ついでにシャコ一山160円を。12㎝ぐらいのが10尾で168g。実は私、シャコの殻をうまくむけません。何度か挑戦しているのですが、いつもボロボロに。安い時をねらってなんとかまた練習してみるつもりなのです。

 こんな連中です。
IMG_8808 (640x502)

 他にもいい形のサヨリが一尾100円、とか魅力的でしたが、おかず工房は以上で終了、宝町フジへ。

 スルメイカを買いました。一杯158円が、3杯まとめて買うと500円、という値札・・・? アレッ、何かおかしくない? 158円×3=474円ですよね、まとめ買いすると高くつく? 店員さんにひとこと注意して、私は一杯だけ購入。胴長28㎝、540gのでかいイカです。

 それから千田町Arukへ、大きなカマスとかありましたが何も買わず。もう十分買ったしこれで帰ろうかとも思いましたが、しばらく行っていない白島Vestaへ行ってみようという気になりました。カープファンのトッツァンは元気でしょうか。

 来てみると珍しいものが。ヒゲソリダイです。
IMG_8815 (640x413)
あまり大きくはありませんが、一尾298円というお手頃価格にちょっと抵抗できず購入。26㎝、412g。

 ヒゲソリダイという名前は、ご覧の通り下あごに短い毛のようなものが密生していて、髭剃り跡のように見えるからだそうです。近縁種にこの毛がもっと長い「ヒゲダイ」というのがあるそうです。いずれもタイとは縁の遠い魚でイサキの親戚だそうです。

IMG_8818 (640x474)

 そのほかに、素晴らしく大きなサワラが2千数百円、あれは場合によっては1万円近い値札が付くこともある大きさだと思います。トッツァンも、「今日はサワラが安い、こんなに安い・・・」と独り言のようにつぶやいていましたが、ちょっと私の手には余ります。それから養殖物ではありますが大きなクエが9,800円というのもありました。

 以上で帰宅、ちょっと買い過ぎかも。


 昼食後、カワハギから作業開始。内出血などもなく、大変きれいな身です。
IMG_8813 (640x473)
大きな肝は40gほど、ウマヅラハギの肝と違って、何かネットリしたクリームチーズのような感触、ウマヅラハギの肝は包丁で刻んでいくといつまでも「刻んでいる」という感じがありますが、昨日のカワハギの肝は最初から練り上げたペーストのような感触でした。

 薄造りに、と心がけたんですが、腕が伴わず普通の厚さの刺身になりました。
IMG_8826 (640x481)
たたいた肝を添えました。これが美味いんです。


 メバルも三枚に下ろして、刺身に。
IMG_8811 (640x510)

IMG_8828 (640x473)

 ヒゲソリダイをおろしてみたところ、かなり身が固い感じがし、少し時間を置いた方が良いと判断し冷蔵庫へ。イシダイなど磯魚はそういうことが良くあります。 

 で、付属品関係、皮はヒゲソリダイの皮(かたい)、胃袋(右下)はメバル、左上の卵は・・アレッ?、何だったけ? カワハギだったかな?
IMG_8830 (640x485)


 さあ問題のシャコです。これまでの失敗を省みると、ゆでたてのうちに剥こうとするため手が熱くて落ち着いて作業できず、そのうち癇癪を起こしていい加減にしてしまう、ということがありました。そこで今回は室温までさましてからやってみました。
 結果がこれです。多少は良いのかもしれませんが、まあ満足にはほど遠い出来ですね。中には身がグズグズになっているのもあり、もしかしたらゆでる時間が長すぎるのかもしれません。前途多難。
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 スルメイカは塩辛用にゴロを塩漬けに、また身の一部は一晩乾燥させます。


 こうなりました。
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手前、スズキのカラスミがまだあります。

 酒は広島県三次市三和町の美和桜酒造の純米生原酒、御結「おむすび」という酒銘。おむすび、とはどういう意味でしょうか?、おにぎりのこと? 精米70%で、アルコール19%、日本酒度+15ですが、豊かな甘みも感じます。薄っぺらな辛口ではありません。大和屋で一升2730円。



 仙台の姉からお歳暮の笹かまぼこが届きました。笹カマも競争が激しいらしく、一昔前に比べるといろいろな工夫を凝らした商品が多くなりました。昔は単純なものだったんでしょうけどね。
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