2017/6/27 アイナメ、イワガキ、マイワシ、シログチ 刀が折れた

 いくぶん梅雨らしい空模様の続く広島ですが、もう来週からは真夏日との予報。このままたいした雨量もないままに梅雨明けとなるのでしょうか?

 先週の土曜日、6月24日は午後から雨という予報でした。私が魚屋めぐりに出かける午前中はまだ薄曇り。段原マックスバリュから。6月も末というのに、まだでかいボラが出ていました。トビウオも活きが良さそう・・・、イシダイが今年はよく見る、高いけど・・・。などと一渡り眺め、シログチとイワシを買いました。シログチは32㎝、477gというなかなかのサイズですが税込218円という安さ、イワシは一山4尾(20㎝ほど、4尾で347g)で198円。先日TVで「入梅イワシ」という言い方で今が旬と伝えていました。もっともこの言い方は関東(千葉県銚子)のものらしいですが。
 広島で今イワシといえば「コイワシ」(カタクチイワシ)ですね。刺身、てんぷらなどが一般的な食べ方ですが、単純に丸のまま焼いて頭から食うのが一番手間もかからず美味いとか。

 トンネルを抜けてフジは見ただけ、千田町Arukへ。立派なカツオが1800円、キジハタ、アカハタ、などハタ類がやはり1800円ぐらいで並んでいます。丸物の並ぶその売り場から少しずれて、切り身のパックが並んでいる棚をながめてみますと思いがけないものが。
 アイナメです。けっこう大きいアイナメですが、頭も含めてすっぱりと2枚におろされた状態の半身が白いトレーに乗っかって売られています。それが、定価1089円の2割引き、という値段。おそらく前日中に売り切りたかったのが売れ残ったので処分価格にしたんでしょうね。半身でその値段ということは、丸のままのときは2000円以上だったか? なかなか買えないアイナメ、まあ多少鮮度の上で問題あるのかもしれませんが、それは買ってみてからの判断で・・・と無理やり考えて、買ってみました。
 川口町リアルは見ただけ、舟入市場へ。イワガキを買いました。1個380円、昔に比べるとずいぶん安くなりました。

 帰宅。


 アイナメです。半身で563g。
101 アイナメ半身 IMG_9550 (600x412)
すでにウロコも落とされていました。

 刺身にできるかどうか、とりあえず中骨をはずし、皮を引いて血合い骨を取り去ってサクの状態にしてみました。
102 アイナメ、サク IMG_9552 (600x335)
まぁ無理やり刺身にしてできないことは無い、といった感じの身質。値段は正直なものです。

 でもあきらめきれず、酢を利かせたドレッシングに漬けて、マリネ風にしてみました。
103 アイナメ マリネIMG_9557 (600x468)

 皮は塩を振って炙りました。
104 アイナメ皮炙り IMG_9582 (600x542)
付属品はこれだけ、さびしい・・・。

 イワシは塩胡椒をふり、オリーブオイルでソテー。
201 イワシ ソテー IMG_9562 (600x401)

 シログチ、写真撮影の儀式を忘れて三枚におろしてしまいました。
401 シログチ 三枚おろし IMG_9553 (600x470)

 シログチという魚は飛び切りの鮮度でないと通常は刺身にはしません。今回のもそれほどの鮮度ではなさそうだったので、昆布締めにすることにしました。
502 シログチ 昆布締めに IMG_9554 (600x466)
おやすみなさい。


 さてイワガキです。765g。(といってもほとんど殻の重さです。)
301 イワガキ IMG_9563 (600x445)
   The world is mine oyster,
       which I with sword will open.
  
    「この世は俺様のもの、力づくで手に入れて見せる。」
                      シェイクスピア 『ウィンザーの陽気な女房たち』

 と、このアナゴ様もオイスターナイフを振りかざして力づくでイワガキに襲いかかったのですが・・・、

なんと!
302 オイスターナイフ折損 IMG_9565 (600x424)
ナイフが鍔元からポッキリ折れてしまいました。折れた刃先は私の左頬骨をかすめて飛んでいきました。   
      吾劍既折吾馬斃
           吾が劍は既に折れ 吾が馬は斃る     西 道仙 「城山」
 アハハ、馬はいませんが。

 折れた断面を見ると一種の脆性破壊ですね。
303 折損面 IMG_9568 (600x465)
安物のナイフなのでたいした鋼材は使っていないでしょうが、SK材ぐらい使っていたんでしょうか。刃先を貝殻の合わせ目に当ててこじったのですが、力をかける方向を間違ったようです。
 こわれた原因は素材にあるか、設計にあるか、使用方法にあるか、使用環境における腐食はどうか、製造時の熱処理は問題なかったか・・・、といったことを扱って40年間お給料をいただいてきた我が人生、呆然と破断面を見つめてしばし感慨にふけりました。

 感慨にふけってもイワガキは食えません。気を取り直し、再挑戦。アカガイを開くときなどに使う「貝剥き」という品名で売っていたナイフを使いました。悪戦苦闘の末、こうなりました。
304 抵抗もここまで IMG_9570 (600x448)
     戦い済んで日が暮れて       真下飛泉 「戦友」 明治38年


 こうなりました。意外と小っちゃいね。
305 On the hal shell IMG_9573 (600x534)


 こうなりました。
501 晩酌の膳 IMG_9576 (600x464)
 この日は酒もあったのですが、その酒が日本酒度+16という大辛口(島根県邑南町の池月酒造・誉池月、純米、一升2484円@福幸)で、あまりにも辛口すぎて閉口、近所の安売り量販店でチリワイン、Isla Chiloteというのを買ってきました。一本429円。


 さて昆布締めにしたシログチ、翌日開いてみると・・・
503 シログチ昆布締め 1日経過 IMG_9578 (600x460)
すっかり水分を昆布に吸われて、ねっとりした別の魚のようになっています。

 なかなか結構です。
504 シログチ昆布締め IMG_9580 (600x539)


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2017/6/21 ウマヅラハギ、サザエ、夾竹桃、安国寺不動院

 昨日20日、久しぶりに雨が降りました。四国の方は豪雨の警報が出ているそうですが、広島はもう上がっています。

 広島の夏の花といえば何といっても夾竹桃でしょう。
 101 夾竹桃 IMG_9498 (600x462)

 どこにでも咲いていますが、太田川水系の川岸にもよく見かけます。
102 川沿いの夾竹桃 IMG_9493 (600x597)

 ここは原爆ドームの対岸。
103 夾竹桃と原爆ドーム IMG_9500 (600x538)

 白いのもあります。
104 白い夾竹桃 IMG_9504 (600x459)

 夾竹桃の写真を撮るのに夢中になっていたら、川辺のアオサギを驚かせてしまいました。
105 アオサギ IMG_9509 (600x439)
        青鷺のなくや立去る雨宿り     桜井梅室

 桜井梅室という人は江戸時代後期の俳人だそうですが、正岡子規に「月並み調」と酷評されたとか。私のブログも9年目に入り、陳腐化して月並み調と酷評されぬよう気を付けたいものです。


 さて、先週の土曜日17日もいいお天気でした。例のごとく魚屋めぐりに出かけます。段原のマックスバリュへ。立派なカツオ1300円と、大きなウマヅラハギ648円と、どちらにしようかな? 安い方にしました。この日もサザエが1個128円、2個購入。
 そのあと、宝町フジ、千田町Aruk、御幸橋ゆめタウン、川口町リアル、舟入市場、と巡回しましたが結局何も買わず、ツアー終了。ゴクローサン。


 ウマヅラハギ、36.5㎝の842g。 アッ、写真を撮るのを忘れた! この状態でご勘弁を。
201 ウマヅラハギ IMG_9515 (600x399)

 サクに取ってちょっと寝かせましょう。
202 ウマヅラハギ IMG_9516 (600x409)

 このあと酒を調達に街へ。アロフトの通りの福幸へ。前回は日本酒度+13の大辛口(残草蓬莱)でしたが、この日はそこまで辛口でないものを、ということで、島根県の酒を購入、税込一升2700円。


 帰宅後再開。ウマヅラハギの刺身です。
203 ウマヅラハギ刺身 IMG_9522 (600x475)

 付属品は卵巣と肝。ちょうど産卵前で卵巣は大きく発達。一方肝は卵巣に栄養を奪われたせいでしょうか、いつものカワハギらしくなく、肝醤油はあきらめて卵と一緒に煮ました。
204 ウマヅラハギ付属品 IMG_9524 (600x556)


 サザエです。このところ、4週連続で買っています。税込128円/個、というマックスバリュの値段は、近所の安売りスーパーよりも安い。
301 サザエ IMG_9517 (600x391)

 この日は刺身に。
302 サザエ刺身 IMG_9520 (600x524)

 飛び入りの諸君です。
401 タコ、アジ南蛮漬け IMG_9523 (600x495)
 奥は、先週のアジ開きを焼いて酢漬けにしたもの、手前はミミイカの煮たもの。これは私が作ったものではありません。

 その数日前、本通りの夢プラザ(広島県各地の特産品を売っている「市町村情報センター」)をたまたま通りかかったところ、「漁師の惣菜」という店が出ていたのです。
402 夢プラザ 漁師の惣菜 IMG_9482 (600x463)
そこに、惣菜のみならず何と立派な魚も並んでいました。
403 夢プラザ コチが安い IMG_9478 (600x400)
大きいコチが、約1000円/㎏の値段でした。これは魅力的、ちょっと話を聞こうと思い、話しかけるきっかけを作るためにミミイカ煮つけを買いました。100gのパックが200円、3パックで500円、というものです。
 うかがったところ、毎月2回だけ(第一、第三木曜日)店を出しているとのこと、私が本通りを訪れるのは土日がほとんどだったので、今まで遭遇しなかったのも不思議ではありません。これからは機会を見てのぞいて見ましょう。


 で、こうなりました。
501 晩酌の膳 IMG_9526 (600x464)
 酒は島根県益田市の右田本店、宋味、純米原酒生無濾過。佐香錦(さがにしき)という米で醸したもので、福幸の店員の方が、「佐香錦という米は割とあっさり、すっきりした酒になる。」とおっしゃっていました。私自身はどちらかというと味の濃いインパクトのある酒、パンチの利いた酒が好みなので一瞬どうしようかと迷いましたが、吞んでみるとけっこう味わいのある良い酒です。お値段も手ごろですし、とてもいいと思いました。


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 さて先日姫路に行き、姫路城のついでに書写山圓教寺という古刹を拝観いたしました。それで思い出したのですが、広島市内には国宝がたった一つあり、それが安国寺不動院というお寺なのです。広島に来て23年目、まだ一度も行ったことがありません。いつでも行けると思うとなかなか行くきっかけがないものですから。
 で、先日行ってみました。自転車で30分ぐらいです。広島の北西部の住宅街と市中心部を結ぶアストラムラインという新交通システムがあるのですが、その「不動院駅」からすぐです。書写山圓教寺とは違って住宅街の一画にありました。

 山門(楼門)、重要文化財。
101 楼門 IMG_9547 (600x491)

 楼門を裏側からみた状態。
106 楼門 IMG_9536 (600x480)


 楼門を入りますと金堂(左、国宝)、鐘楼(右、重文)、不動尊(奥)、などが並んでいます。
102 境内 IMG_9542 (600x396)
 戦国時代には焼失して一時荒廃していたのを毛利元就の外交僧安国寺恵瓊が再建したものだとか。原爆の爆心地から離れていたため、戦災を免れました。

 楼門と金堂。
107 金堂と楼門 IMG_9539 (600x400)

 国宝の金堂。
103 金堂 IMG_9528 (600x400)
立派なものです。「不動院」とはいうものの、ご本尊は薬師如来(重文)だそうです。

 重厚な木造建築。
104 金堂 IMG_9535 (600x386)

 屋根が経年劣化のため雨漏りなどが懸念され、ふき替えの事業が計画中とか。
105 金堂屋根 IMG_9532 (600x400)


 奥の建物にお不動様が祭られています。
108 不動尊 IMG_9540 (600x433)
正面、お賽銭箱の前にぶら下がっているのは、滑車に数珠がかけられた構造になっており、一方を引くと数珠玉が次々と落ちてくる仕掛けになっています。山口の名刹、瑠璃光寺にも同様の物があるとか。私は初めて見ました。

 圓教寺とは違って、観光地という雰囲気は全くなく、拝観料も何も無し。お賽銭をン円お納めして家内安全商売繁盛、その他諸々お願いしてきました。



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2017/6/13 ホウボウ、サザエ、アジ、ハチク 新たな純米酒専門店を発見

 6月7日に梅雨入りが発表された中国地方、7日と11日に降りましたがおおむね好天の続く広島です。

 平和大通り東端にあるデイゴ、沖縄県の花。
111 アメリカデイゴ IMG_9415 (600x598)

 真っ赤な花が満開で、夏の到来を感じさせます。
112 アメリカデイゴ IMG_9417 (600x453)

 こんな花です。
113 アメリカデイゴ IMG_9422 (577x600)


 平和公園のタイサンボクも花をつけていました。
122 タイサンボク IMG_9434 (600x569)

 花びらが散るのでお掃除が大変そうです。 
121 タイサンボク IMG_9430 (600x512)

 もう一つ、デイゴやタイサンボクほど自己主張の強くない花ですが、ネムノキも初夏の花、川岸の一本が咲いていました。
131 ネムノキ IMG_9447 (600x439)
     象潟や雨に西施がねぶの花     芭蕉


 さて10日の土曜日も晴れ、第二土曜日だったので上八丁堀の高層マンション前で朝市のある日でしたので、初めにそこを訪れました。それから段原のマックスバリュへ。4500円ほどのスズキがありました。「ああいう高い魚って、売れるんですか?」と聞いてみたら、「たまぁーにね。だいたいは午後からばらして刺身で売るんだよ、2千円ぐらいならマァマァ売れるんだけどね。」という返事でした。まぁそうでしょうね。私も1800円ぐらいまでならごくたまに買うこともありますが、2千円を超すと二の足を踏みます。
 578円のホウボウを買いました。サザエがこの日も一個128円だったので2個購入。ついでに小型のアジが一山198円だったのでこれも一山買いました。

 千田町Aruk、川口町リアルは見ただけ、舟入市場でハチク5本一束330円を買って帰宅。

 ホウボウです。38㎝、670g。
201 ホウボウ IMG_9439 (600x383)

 三枚におろしました。
202 ホウボウ三枚おろし IMG_9442 (600x443)
この状態で210g、歩留まり31%。

 刺身に。
205 ホウボウ刺身 IMG_9457 (600x469)

 透明感があってなかなか良い感じ。
206 ホウボウ刺身 IMG_9458 (600x477)


 付属品一式。上下が皮、左から卵巣、浮き袋、胃袋。
203 ホウボウ付属品 IMG_9443 (600x429)

 浮き袋が非常に立派だったのでアップで。
204 ホウボウ浮き袋 IMG_9444 (600x463)
ちょっとナマナマしいか?

 全部湯がいて小鉢に。
207 ホウボウ付属品 IMG_9456 (600x504)

 サザエ、今回はキビシイ環境に育った苦労人達です。
301 サザエ IMG_9459 (600x406)
殻から身を取り出すために指を突っ込んで分かったんですが、前回より小さい。

 で、刺身はやめてちょっと冒険を。サザエの切り身とシイタケをアルミホイルに乗せてオーブントースターで5分ほど焼き、最後にピザ用のチーズをのせてもう1分、一種のグラタンですね。
302 サザエ チーズ焼き IMG_9460 (600x475)
上にのっている緑はシソ、バジルの代わりになるかと。

 日本酒にチーズが合うのか? かなり昔以下のような説を読み、チーズは日本酒には合わないものだとずーっと信じてきました。
 すなわち、乳製品の発酵にかかわる菌は日本酒醸造の大敵である火落ち菌と同じ(近縁種?)だから、チーズの風味は火落ちした酒を思わせる。チーズが日本酒に合うはずがない・・・  (同じ理由でキムチも日本酒に合わない・・・)
 
 ところがつい先日の夕食のおり、妻(日本酒を飲みません)が、一人チーズフォンデュをやり始めました。酒を飲んでいた私もいたずらっ気を起こし、茹でたハチクに融けたチーズを絡めて食べてみました。 ・・・? ・・・アレ? ・・・悪くないんじゃないのォ?
 という訳で、長年の(根拠の怪しい)思い込みは崩壊し、ここしばらくいろんなもののチーズ焼きで酒を飲んでいるのです。そういう目でインタネットをながめてみると、チーズと日本酒の組み合わせなんて別に珍しいものでもなんでもないようですね。


 ハチクです。
501 ハチク IMG_9436 (600x375)

 皮をむいて茹でました。米糠も何もいれません。
502 ハチク茹でた IMG_9445 (600x472)

 山椒味噌とマヨネーズを混ぜたものでいただきました。
503 ハチク山椒味噌 IMG_9454 (600x509)

 晩酌の膳です。
601 晩酌の膳 IMG_9463 (600x474)
 酒は神奈川県愛川町の大矢孝酒造、残草蓬莱、日本酒度+13の純米生原酒。実はこの酒、今まで全く知らなかった「純米酒専門店」を標榜する酒店で買いました。

 胡町の大和屋、幟町の酒商山田、三越地下の石川酒店、この三店さえ押さえておけば日本酒は間違いない、というのがこの23年間広島で酒を飲んできた経験で得た大原則、したがって酒屋さんを新たに探索しようという努力は(鮮魚店を探す努力ほどには)していませんでした。
 ところが先日、街を自転車で通過していてふと目に入った「純米酒専門店」の看板、場所は比治山橋を西に渡った通り、広島の人なら「パン屋さん・アロフトの通り」といえばわかるかと思いますが。大和屋など上記三名店に比べればとても小規模のお店です。店名は「福幸」。まだ二年ほどのお店だとのことですが、あまり聞かない名前の蔵の酒もあったりして、品ぞろえに相当の信念と心意気を感じました。しばらく通ってみようと思います。


 あ、そうそう、アジ。
401 アジ IMG_9437 (600x394)
16~17㎝、8尾で511g。

 背開きにして干物にしました。
402 アジ開き干し IMG_9464 (600x420)

 一晩でこうなります。
403 アジ開き IMG_9465 (600x492)
焼いて食べます。一部南蛮漬けに。



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2017/6/7 姫路城

 本日お魚の話題ありません。


 先日、姫路に行ってきました。純粋に観光です。23年前に千葉から広島に転勤してきて、「そのうち行こう。」と思いつつも、「いつでも行ける」という気持ちがどこかにあって、今まで行きませんでした。桜の季節が良いんだそうですが、混むだろうからやめよう、とか、平成の大修理で、今はやめとこうとか、いろいろ言い訳は見つかるもので。

 広島発7:19の新幹線に乗ると、福山に通勤するとみられる方々で自由席は一杯。なるほど朝は通勤電車になっているんだなぁ、と気がつきました。思った通り、福山で大勢下車し、ガラッと空きます。約1時間で姫路へ。駅を降りると大通りの真正面にお城が見えます。お城(天守閣)は9:00開門なのでゆっくり歩いていきました。

 20分ほど歩くとお城の前です。お堀にかかった橋を渡り、門を入ると広場になっています。
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 姫路城には大昔来たことがあるのですが平成の大修理が終わってからは初めて。だんだん近づくにつれてその壮麗さが迫力をもって伝わってきます。
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 9時の開門を待って並ぶ人々。
IMG_9309 (600x443)

 やがて開門し、入場料1040円(天守閣と西の丸の共通入場券)を払って天守閣への道をたどり始めると、突然何かの撮影クルーが。忍者までいます。
IMG_9310 (600x439)

 と見る間に、城門から着物の長身女性と忍者の一団が現れました。お姫様とその警固の忍者?
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着物といっても、あれはゆかたじゃない・・・? 忍者が活動した時代とゆかたが一般に着られるようになった時代って違うんじゃないの? お姫様がゆかたで歩くのか?

 私の?にはお構いなく、長身のお姫様はゆかたを翻して去ってゆくのでした。 
IMG_9319 (600x519)
 驚いたことに、撮影クルーの話している言葉はイタリア語でした。さすが世界遺産の姫路城。

 天守閣を攻略しはじめました。ここはTVの時代劇なんかでもよく出てくるおなじみの場所ですね。
IMG_9326 (535x600)

 途中を省略、最上階につきました。はるかに瀬戸内海が見えます。
IMG_9331 (600x395)

 瀬戸内海に浮かぶ島でしょう。全面削られていますね。
IMG_9331 (600x415)

 帰宅後調べたら、男鹿島という島のようです。
170602 姫路城から男鹿島 (600x566)
全部削っちゃって、平らにするつもりでしょうか?

 最上階には神棚があってお神酒が上げられています。
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八重垣ですね。「垣」の字が読めません。

 天守閣を下って「備前丸」という広場に出ました。堂々たるものです。
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 それから千姫がお住まいになったという西の丸へ。この角度から見る天守閣も良いですね。
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 かなり歩きました。お城の隣に好古園という庭園がありますので拝観。
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 広島の縮景園のようです。
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秋の紅葉の頃はまた良いでしょう。

 園内のレストラン、活水軒で昼食をいただきました。
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1750円。

 昼食を終えて11:30ぐらいでした。姫路観光の案内を見ますと、姫路城と並んで必ず挙げられているのが、書写山圓教寺というお寺、ラストサムライ、など多くの映画のロケ地にもなったところだそうです。ラストサムライは私も何年か前に見たこともあり、興味があったので行ってみることにしました。お城の前の停留所からバスで20分ぐらいで書写山のふもとにつき、そこからロープウエーで登ります。
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 ロープウエーを降りたところから、さらにマイクロバスで急な道を上り下りして伽藍の中心部(摩尼殿・国重文)にたどり着きます。歩いても行けるようでしたがもはや足腰がグラグラして遭難しそうだったので。

 そこからさらに歩いて、ラストサムライの撮影場所食堂(じきどう)など三つの建物がある場所へ。

 これが食堂です。確かにこんな建物でしたよ。ここで真田博之やトム・クルーズがドタバタ(失礼!)やったんですね。
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 その食堂の二階から。あまりに天気が良すぎて写真のコントラストが強くなりすぎです。(だいぶ修正しました)
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 この一画はほとんど現代風のものが無く、時代にぽっかり取り残されたような印象です。
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 でもよくよくながめるとこんなものが。
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食堂のかなり高い位置に刻み込まれた落書きです。困ったことに広島県人の仕業です。しかもでかでかと名前まで。ただ、その字体を見ると「賀茂郡竹原町」というような古い字が使われています。また竹原が賀茂郡に所属していたのは昭和31年3月末までだったようですので、少なくとも50年以上前、ひょっとしたら戦前かもしれません。(竹原町が発足したのは明治22年4月16日) 今とは公衆道徳の感覚が違っていたんでしょう。

 夕方の新幹線で帰ってきました。この日歩いた歩数が約23000歩、疲れました。 



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2017/6/5 ヒゲソリダイ

 6/3の土曜日、いつものごとく魚屋めぐりに出撃。一軒目の段原マックスバリュ、先回のタヌキメバルとかしばしば面白い魚があるこの店ですが、この日いたのはヒゲソリダイ。広島ではなかなかお目にかかりません。「クロダイ」という名札で出ていましたが、お隣には本物のクロダイが「チヌ」という名前で出演、お店の人に「ヒゲソリダイ」っていうんだよ、と教えたかったんですが、生意気な客だと思われても困るので自重。2尾出ていたうちの大きい方を買いました。税込680円。 他にサザエが一個128円だったので2個、これもでかいのを選んで購入。
 千田町Arukの立派なカツオ1800円を横目でながめ、御幸橋ゆめタウンはパス、川口町リアルへ。そろそろ鱧が出ています。北海道産ツブが148円/100g、島根のシロバイが118円/100g、どちらか買いたかったんですが、すでにサザエを買っていたので見送り。
 舟入市場へ。大きい(そして高価な)サワラがありましたが、私はカナガシラ一尾130円に着目、2尾購入。ついでにハチク4本300円を買って帰宅。

 帰宅途中に平和公園を通過。この日は何か写生会でもあったのでしょうか、スケッチや水彩画を描いていらっしゃる方々がたくさんおられました。
101 写生する人々 IMG_9385 (600x463)

 私も絵でも描いてみようかしら・・・
102 原爆ドームを写生 IMG_9386 (600x488)

 この日も平和公園にはたくさんの外国人、また小中学生と思われる多くの団体が来ていました。この日気がついて驚いたことが一つ。小学生らしい数人のグループが、外国人に群がって(?)インタビューのようなことをしているのです。それも一グループではなくいくつも。修学旅行における課題の一つかと想像するのですが、何かメモを取りながらやり取りしているのです、英語で! ちゃんとコミニュケーションできているんでしょうか? どうもできているようです。英語の早期教育なんてどのくらい効果があるのか、極めて懐疑的な私でしたが、ウーム、バカにしたもんでもなさそう・・・。
 インタビューされる外国の方々も、相手が他意のない(あるか?)子供だということもあってか、ニコニコしながら応対していました。どんな印象をもって帰国なさるのか、そのことをインタビューして見たいと思った私です。


 ヒゲソリダイです。広島の人の言う「ブラ」という状態で、まだ死後硬直していません。
201 ヒゲソリダイ IMG_9389 (600x406)
タイとはいうもののイサキの仲間だとか。32㎝、658g。

 なぜヒゲソリダイかといえば、あごがひげをそったような状態になっているためです。
202 ヒゲソリダイの顎 IMG_9390 (600x436)

 こんな感じ。
203 ヒゲソリダイの顎 接近 IMG_9392 (600x510)

 調子に乗ってもう一段のアップを。
204 ひげそりあと IMG_9392 (550x461)

 背ビレ。
205 ヒゲソリダイの背ビレ IMG_9393 (600x401)


 三枚におろしました。皮が丈夫で引きやすい。
206 ヒゲソリダイ三枚おろし IMG_9395 (600x486)

 刺身にしました。
208 ヒゲソリダイ刺身 IMG_9408 (600x473)
しっかりした身質で、腹側の身(砂ずり)は少し硬い。

 付属品も充実。上下は皮、左から肝、浮き袋、胃袋、腸、です。付属品として腸まで回収するのはまれです。
207 ヒゲソリダイ付属品 IMG_9396 (600x454)
ところがこの日は処理をするのを忘れ、翌日回し。

 この日のサザエはトゲのない穏やかな暮らしをしていた人たち。とても穏やかな暮らしぶりだったと見えて、殻に海藻や小さな貝が同居していたりして、ビオトープのようになっていました。
301 サザエの殻 IMG_9400 (500x440)

 刺身に。ビオトープ盛り。
302 サザエ刺身 IMG_9407 (600x486)

 カナガシラは3枚におろしてみましたが、少し水っぽいように感じて昆布締めにしました。冷蔵庫でお休み。代わりに付属品が出演。
501 カナガシラ付属品 IMG_9409 (500x404)

 ハチクです。上に乗っかっているのは山椒味噌。
401 ハチク山椒味噌 IMG_9398 (600x531)

 穂先だけ。
402 ハチク穂先 IMG_9397 (500x402)

 冷蔵庫野菜室にあったソラマメを焼きました。
402 焼きソラマメIMG_9406 (600x487)
焼きすぎて莢から一粒飛び出しました。

 こうなりました。
601 晩酌の膳 IMG_9410 (600x435)
酒は広島県東広島市の白牡丹、純米酒。近所のスーパーで一升1823円(税込)。70%精米で安いんですがとても良い酒です。棟方志功をデザインしたラベルも上品で良いし。

 
 毎年のことですが、タチアオイの咲く季節になりました。
701 タチアオイ IMG_9280 (600x484)

    くやしくぞ つみをかしける あふひ草
      袖のゆるせる かざしならぬに
      源氏物語 柏木

 源氏物語までは手が回らず、どういう意味か分かりませんが、「あふひ草」がタチアオアイのことだそうです。
ここに口語訳と解説がありました。)←6/9リンク張替え。akiciciさん、注意喚起ありがとうございました。

702 タチアオイ IMG_9283 (600x535)


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